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「SG553プラス」はリポバッテリー対応の内部機構だけでなく、質感も強化樹脂でしっかり改良!
2024年11月9日 14:55
- 【東京マルイフェスティバル 2024】
- 開催期間:11月9日(10時~18時)~10日(10時~16時30分)
- 場所:ベルサール秋葉原 1F
「東京マルイフェスティバル 2024」の会場で新発表となったのが「SG553プラス」である。発売日、価格は未定。
東京マルイの「プラス」シリーズは従来の人気の高い電動ガンを「リポバッテリー」に対応させた改良型になる。リポバッテリーは従来のバッテリーに比べ瞬間的に大出力が可能で、冬にも強いなど多くの利点がある。プラスシリーズはこのバッテリーに対応。さらに「電子トリガー」を含め作動回路や、内部機構にも改良が施されている。
プラスシステムにより、引き金を引いた瞬間最大出力でのBB弾の発射が可能となる。サバイバルゲームでは敵を待ち構えていたり、隠れながら進んでいるとき鉢合わせになるなど、とっさの瞬間に射撃を求められる瞬間がある。「今だ!」という瞬間きちんと弾が出る、というのは大事なのだ。
従来のバッテリーの電動ガンではどうしてもモーターが作動しBB弾を撃ち出すのにわずかなラグが生じていた。リポバッテリーを採用したプラスシステムはこのラグを解消する。より直感的に戦えるレスポンスの良さこそ、プラスシリーズの最大の利点だ。東京マルイでは人気の高い電動ガンを続々プラスシリーズとして販売している。
モチーフとなる実銃の「SG553」はシグ社の「SIGSG550」がベースとなっている。アサルトライフルであるSIGSG550をアメリカ海軍SEALsの要求を反映し、せまい場所でも使いやすく動きやすいサイズと重量にし、様々なオプションパーツを搭載できる拡張性を持たせた銃となっている。コンパクトで取り回しやすいSG553はサバイバルゲームで走り回って戦うユーザーにぴったりといえる。
「SG553プラス」はリポバッテリーの大電力とそれに合わせたモーターの出力に耐えうる内部機構の改良にとどまらず、外側にも手が加えられている。特徴は「強化樹脂の採用」。銃本体のアッパーレシーバー、ロアレシーバー、さらに前方のハンドガードも強化樹脂となっている。これにより剛性がアップ、サバイバルゲームでの激しい動きにも対応する剛性を獲得している。
この強化樹脂は触るとその感触の面白さがわかる。試作品を持ったのだが、特に前方のハンドガードはアルミ切削の金属部品のような無骨な手触りがあり、担当者に思わず「ここは金属ではなく、強化樹脂なんですか?」と確認しほどだ。この質感は「SG553プラス」の大きくアピールしたい部分だという。
このほか、40発のBB弾装填が可能な新型40連スペアマガジン(仮称)にも注目。BB弾を押し出すレバーが銃内部では飛び出す設計になっており、最後の一発まで弾を装弾する機構を実現している。もちろん飛び出したレバーはBB弾再装填時に指で押して引っ込めればスムーズに給弾可能だ。
内部機構だけでなく、全面的に改良が加えられた「SG553プラス」はサバイバルゲームで活躍してくれそうだ。現在のところ発売日は未定だが、リポバッテリーが強い冬に発売して欲しい。多くのユーザーが「早く欲しい」と思うに違いない商品である。
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