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「バック・トゥ・ザ・フューチャー」公開40周年記念「超合金TIME TRAIN(仮)」が企画中!【#魂ネイション2024】

タイムマシン蒸気機関車が待望の立体化

【TAMASHII NATION 2024】

開催期間:11月15日~11月17日

入場時間:10時~20時(最終入場19時30分)

11月17のみ17時 閉場(最終入場16時30分)
イベント会場:

ベルサール秋葉原1F・B1F イベントホール
秋葉原UDX 2F AKIBA_SQUARE
TAMASHII NATIONS STORE TOKYO
入場料:無料

 11月15日より開催される「TAMASHII NATION 2024」の秋葉原UDX会場に、「超合金」ブランドで発売される「超合金TIME TRAIN(仮)」が出展された。「バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3」のラストシーンに登場した、蒸気機関車を改造したタイムマシンの立体化だ。

「超合金TIME TRAIN(仮)」展示コーナー。この一角だけクラシカルなSFの雰囲気があふれていた
「超合金TIME TRAIN(仮)」。参考展示。発売日、価格は未定

 ロバート・ゼメキス監督の劇場用映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」(以下、BTTF)が、2025年に公開40周年を迎える。それを記念する商品として、現在企画が進められているのがこのTIME TRAINだ。シリーズ3作目「バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3」で、1885年の世界に残った“ドク”ことエメット・ブラウン博士が、1985年に戻ったマーティ・マクフライと再会するために作った、蒸気機関車をベースとしたタイムマシンである。シリーズの象徴であるデロリアンのタイムマシンと比較すると、「PART3」のラスト2分半程度しか登場していないが、そのインパクトは大きく、筆者も含め思い出に刻まれているファンは多いだろう。

BTTFのタイムマシンといえばデロリアンだが、この蒸気機関車に思い入れがあるファンは多いはず

 今回の企画は、国内ユニバーサルからBTTF40周年に向けた商品企画を提案されたことから始まったと担当者の談。BTTF関連商品としては、デロリアンのタイムマシンの立体物は各社から多数発売されているため、印象深い存在でありながらこれまで商品化の例があまりなかった蒸気機関車のタイムマシンをチョイスしたそうだ。

 仕様に関しては超合金シリーズのコンセプトに則り、造形を精密に再現しつつも、ユーザーが手に持って遊べる設計を心がけているとのこと。劇中では非常に細かく表現されていた各部の意匠も、触っていて容易に壊れないパーツ構成にするなど気を配っている。もちろん可動ギミックなども盛り込む予定で、飛行状態への変形ギミックなども検討中だそうだ。

車輪の折り畳みや翼の展開などの変形ギミックは検討中。一部特撮による嘘があるため、物理設計が難しい箇所もあるという
運転室の前方上にある飾りは、劇中ではかなり繊細な設定だったが、クリアパーツ+塗装で表現し壊れにくい設計にしている
運転台は内部がうっすら透けて見える。展示物を見た限りは扉の開閉もできそうだ
デロリアンにも見られたノズルは牽引するテンダー(炭水車)の後方にある。クリアパーツが使われているので、発光ギミックがあれば楽しそうだ

 サイズは全長約50cmで、鉄道模型のOゲージと同等のスケールだそう。特定の資料などは存在しないため、劇中のシーンや公式の書籍、ユニバーサル・スタジオ・フロリダにあるタイムマシンのレプリカ、スチール写真などを参考に設計しているとのこと。シリーズのラストを締めくくるバックショットとなった後方のノズルなどは特にこだわりを込めているという。

かなり大きなアイテムなので専用の台座も用意される予定だ。ドクファミリーやマーティ&ジェニファーの同スケールフィギュアも欲しくなる

 今回はあくまで企画段階の展示なので、具体的な仕様については今後明らかにしていくとのこと。来年のBTTF40周年にふさわしいこだわりを詰め込んだ商品になるよう、開発を進めていくことを担当者は約束してくれた。