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永野護氏の世界に浸れる「ボークス F.S.S.シリーズ展 in 秋葉原ホビー天国2 2025夏」開催!
「ホウライ」、「ボルドックス」、ガレージキットだからできるGTM表現
2025年7月26日 11:00
- 【ボークス F.S.S.シリーズ展 in 秋葉原ホビー天国2 2025夏】
- 会期:7月26日~8月17日
- 開催時間
- 平日:11時~19時、土日祝:10時~19時(19時入場締め切り)
- 会場:ボークス秋葉原ホビー天国2 6階イベントホール
- 入場料
- 当日券:550円(再入場不可)
- 特別チケット:1,650円(期間中は何度でも入場可能)
ボークスは、ボークス秋葉原ホビー天国2にて「ボークス F.S.S.シリーズ展 in 秋葉原ホビー天国2 2025夏」を7月26日から8月17日まで開催する。本イベントは永野護氏のマンガ「ファイブスター物語(F.S.S.)」をモチーフとしたボークスの立体物展示イベント。ボークスによる30年以上の取り組みを通じて、「F.S.S.」の魅力的な世界に触れることができるイベントだ。
まず圧倒されるのはそのボリュームである。秋葉原ホビー天国2の6階のイベントスペースにボークスの「F.S.S.」の立体物が新旧250点以上展示されている。展示のメインは「F.S.S.」に登場するロボット、「ゴティックメード(GTM)」と「モーターヘッド(MH)」だ。甲冑を纏った騎士のような姿をしたMHと、「ツインスイング関節」を持つ独特のシルエットのGTMがぎっしりと並ぶ会場は迫力たっぷりだ。
今回イベントに先駆け内覧会を取材した。会場の風景といくつかの製品をピックアップして行きたい。なお、イベントの注目アイテムは別稿で紹介しているので、合わせて読んで欲しい。
発売迫る「破烈の人形」のディテールがしっかり伝わる展示
「ボークス F.S.S.シリーズ展 in 秋葉原ホビー天国2 2025夏」での最大の注目商品はやはり「VSMS 1/100 ゲートシオンマーク3 リッタージェット・破烈の人形 (ホークヘッド)」だ。VSMS(VOLKS SUPER MODELING SERIES)は、独特のデザインと機構を持つGTMをインジェクションプラキット化しようとするシリーズで、「破烈の人形」はシリーズ第二弾に当たる。11月発売予定で、価格は11,550円。
「破烈の人形」は作中でも人気の高い機体で、VSMS第一弾のモチーフとなった「ダッカス・ザ・ブラックナイト」と激しい戦いを繰り広げた。VSMSでも対決シーンをイメージして飾ることができるようになるのだ。
会場では発売直前のバージョンとして、未塗装で組み立てた状態の試作品を展示していた。「破烈の人形」は「ダッカス」に比べ上半身も下半身もボリュームがある。また色合いも大きく異なる。会場では組み立てた試作品に加え、ランナー状態のパーツも展示。透明感のある装甲パーツなども確認できる。内覧会の時点では調整中だったが、彩色されたバージョンも展示予定。また、開発者のこだわりなども取材できたので、続報を期待して欲しい。
レジン製のガレージキットだからできるGTM表現! 「ホウライ」、「ボルドックス」
本イベントの大きな目玉が、4~5月に福岡で開催された「DESIGNS 永野護デザイン展」で公開されたGTM最新造形が関東初展示となること。前回は未塗装だった試作品を彩色されたものも公開となる。ガレージキットの「HSGK 1/72 メロウラ/バンシーカ」、「HSGK 1/72 バーガ・ハリKK ツラック隊」は別稿で取り上げているので、本稿では「HSGK 1/72 ホウライ」、「HSGK 1/72 ボルドックス・ルビー&サファイア」をピックアップしたい。
ホウライは細身のシルエットを持つ騎体の多いGTMにおいて、大きくふくらんだ独特の形状の装甲を持つ。「HSGK 1/72 ホウライ」はボリュームのある装甲と、その内部のすらりとしたフレームを、レジンキットならではの繊細で精密な表現で立体化している。製品では作中のデザインだけでなく、設定画のデザインの装甲形状も再現している。
会場では装甲の異なる2つのバージョンを展示している。背部装甲に違いがあるのだが、正面を向いている会場展示ではわかりにくい。そこで特別に背部を撮影させてもらった。またガット・ブロウ(剣)も異なっている。こちらは正面でもわかりやすい違いだ。
「HSGK 1/72 ボルドックス・ルビー&サファイア」は、「ルビー」と「サファイア」のどちらかを選んで組み立てるガレージキット。大きな違いは頭部だが、さらに設定版として肩の装甲が異なるバージョンも収録しており、ユーザーが選んで作ることができる。
HGSKはVSMSに比べ、大きい商品が多い。全高350mm以上の大サイズで、このサイズならではの繊細な表現に注目して欲しい。さらにレジンキットの固定ポーズなので、装甲の"厚み"を表現できるのも強みとのこと。インジェクションプラキット以上に肉厚のパーツで表現されるGTMの装甲形状には注目して欲しいという。
このほかにも発売前の商品が展示されているし、発売中の商品、過去の製品など会場ではボークスの「F.S.S.」へのチャレンジを実感することができる。そして改めて永野氏の魅力的な世界観をしっかり実感することができる。ぜひ会場に訪れ、その世界を堪能して欲しい。
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創作造形(C)造形村/ボークス











































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