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神経経路まで考えた「ジンオウガ」の頭蓋骨などこだわりの出展多数! 一般ディーラーフォトレポートその1【#ワンフェス】

【ワンダーフェスティバル2025[夏]】
開催日時:7月27日 10時~17時
開催場所:幕張メッセ 国際展示場 1~8ホール
(〒261-8550 千葉県千葉市美浜区中瀬2-1)
入場料 当日券:4,000円

 ワンフェスの主役と言える一般ディーラーは今回も非常に多彩だ。様々なディーラーがブースを出展しそれを見て回る来場者で賑わっている。そしてワンフェスは“カオス”なところが面白い。生物の骨格標本があったり、ファンシーなのにエグい表現をしているフィギュア、美少女キャラクターやロボット、宇宙戦艦のフィギュア、ドールのパーツに、ジオラマキット、木製の大型武器などそれぞれのセンスが面白い。

 今回も一般ブースフォトレポートその1,その2として200近くの出展作を紹介していきたい。さらに本稿ではRC GEARというディーラーをピックアップしたい。ブースに飾ってあるのは巨大な頭蓋骨。ドリルのような2本の角が生えているのが大きな特徴で、実は「モンスターハンター」シリーズに登場する、「ジンオウガ」の頭蓋骨なのだ。もちろん公式の設定ではなく、製作者の横山隼氏がデザインし立体化したオリジナルの骨格となる。

巨大な頭蓋骨、「モンハン」の「ジンオウガ」の頭蓋骨を独自の解釈でデザインしたもの。その考証は恐竜研究の知識が活かされているという
横山氏が販売するペンダントは、実際の恐竜の知識に裏打ちされている
試験管型のミニペンダントも販売

 横山氏は恐竜の骨を博物館などで撮影する仕事もなさってしており、恐竜の頭蓋骨をモチーフとしたペンダントなどを販売している。ペンダントトップの形が恐竜の頭蓋骨になっており、革紐で首にかけることができる。裏側まで実際の恐竜の考証に合わせたリアルな造形がウリだという。

 ジンオウガの頭蓋骨は実際の恐竜の頭蓋骨の造形で得たノウハウでリアルに考証している。横山氏の一押しは「後ろから見た頭蓋骨」。ジンオウガが生物として存在した場合、呼吸のための経路、筋肉を動かすための構造、脳に向かう血管や神経の筋道は骨格に現れる。それを考えて設計しているとのこと。もちろんペンダントにもその考証は活かされている。実際の恐竜学に沿った造形が一推しポイントとのことだ。

特に見てほしいという後ろからの頭骨。生物学の考証がしっかりなされているのだ
実際に販売されたジンオウガのペンダント

 会場では他にもたくさんの魅力あふれる商品が販売されていた。その一部をお見せしたい。一般ブースフォトレポート2もアップするのでお楽しみに。