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アートストーム「レギオス」と「ダイグレン」の魅力に迫る!【#ワンフェス】

内部機構、発光ギミック、劇中登場の剣などこだわり満載

【ワンダーフェスティバル2025[夏]】
開催日時:7月27日 10時~17時
開催場所:幕張メッセ 国際展示場 1~8ホール
(〒261-8550 千葉県千葉市美浜区中瀬2-1)
入場料 当日券:4,000円

 アートストームブースでの注目の出展は何といっても「POSE+METAL レギオス」だろう。ワンフェス直前で発表された本商品はアニメ「機甲創世記モスピーダ」に登場する可変戦闘機で、3形態に変形する万能メカだ。立体化の少ない商品だったが、今回、アーモソルジャー時に全高33cm、1/28スケールとビッグサイズでの商品化となる。会場で開発者からそのこだわりを聞くことができた。

 もう1つ、「POSE+METAL ダイグレン」もこだわりを聞いた。アニメ「天元突破グレンラガン」で主人公達の拠点となる巨大なメカで、今回はその内部機構が公開された。それぞれの魅力を紹介したい。

金属部品を多用、コクピットにはスティックフィギュアを搭載可能!

 「POSE+METAL レギオス」は設定画に比べコクピットが大きくアレンジされている。これはスーツを着込んだ主人公・スティックのフィギュアを乗せられるからだ。パイロットフィギュアと合わせて遊べるのは本商品の大きな魅力だ。

レギオスは3形態に変形する。ロボット形態・アーモソルジャー
こちらはファイター形態・アーモファイター。かなり小型の戦闘機だ
中間形態のアーモダイバー。3形態のバランスをとるためにアレンジが加わっている

 アレンジはフィギュアを乗せるためだけでなく、3形態それぞれのバランスを追求した結果だという。パネルラインもかなり多い印象で、メカニカルな魅力が強調されている。さらにメカ演出として、「ハッチの開放」がある。翼部分や腕部分など16の箇所のハッチが開閉する。こだわりはアーモソルジャー形態での鎖骨部分のハッチ、劇中でここを操作し収納状態のアーマーサイクルを取り出すときに操作していたパネルだという。

 アーマーサイクルは変形し、パイロットスーツと合体することで強化服・モスピーダとなる。このサイズのフィギュアならできるかも? と思うところであるが、今後の情報公開に期待したい。

 もう1つの大きな特徴としては「合金パーツの多用」がある。足や胴体などのふんだんに金属パーツを使用している。このため足の重さも増しているが、基部に金属を使うことでしっかりとした変形を実現するとのこと。手に持たせてもらったが、かなりの重量感があった。

 さらに「POSE+METAL レギオス」には発光ギミックが搭載されている。腕部分のサブエンジン、コクピット、頭にLEDが仕込まれている。手に持つ銃が発光ギミックのスイッチになっているとのこと。銃は本体に比べ少し小さめのアレンジだが、アーモファイターでの搭載を考えたバランスとのこと。

フィギュアをコクピットに乗せられる。パイロットスーツはそのままモスピーダのスーツとなる点に注目したい
各部ハッチが展開、メカニカルな演出が楽しい
股関節、足部分などに金属パーツを多用
銃はLEDのスイッチとなっている

 開発者のこだわりポイントが「光をもたらす剣」。アニメ13話に登場する武器。13話は主人公の1人・レイが気絶したときに見た夢で、ドラゴンが出現するような荒唐無稽な展開を見せる。このドラゴンに立ち向かうため、レギオスが剣を装備するのだ。

 開発者は「リアルロボット的な雰囲気を強調したレギオスがファンタジックな剣を装備するというのが面白く、ぜひ商品で再現したかった」と語った。様々なポイントでこだわりがみなぎる商品である。続報を待ちたい。

開発者こだわりの剣。これをレギオスが持つというちぐはぐさが面白い

内部機構も設定を再現! 「POSE+METAL ダイグレン」

 ダイグレンは「天元突破グレンラガン」で主人公達・大グレン団の拠点となる。船のような形をしているが、この世界のロボット兵器・ガンメンの一種であり、地上を足で闊歩する。敵から飛行エンジン・トビダマを奪った後は、空中を飛行できるようになる。

 やはり圧倒されるのはサイズ感だ。巨大なダイグレンをしっかり立体化している。大グレン団のメンバーが乗るガンメンもミニフィギュアとして表現、船内に搭載できる。今回公開されたのは内部メカ。「POSE+METAL ダイグレン」では設定された内部機構をきちんと再現、追加装備であるトビダマにもきちんとエネルギーが供給されているのが確認できる。

 ダイグレンの腕はガンメンを投げるなど劇中でも印象的に使われているが、腕組みができるほど可動も優秀。カッコ良さだけではないコミカルなポーズも楽しめそうだ。デザインとして前が重くなるが支柱を追加しきちんと劇中イメージで飾ることが可能。ミニフィギュアと合わせ「基地遊び」が楽しい商品になりそうだ。

 「POSE+METAL ダイグレン」は実はまだ隠されたギミックが用意されているということなので、続報を待ちたいところだ。

地上戦艦・ダイグレン。この世界のロボット兵器・ガンメンの一種なのだ
内部に大グレン団のメンバーが乗るガンメンを再現したミニフィギュアを収納可能
設定通りの内部機構を再現
腕組みもできるフレキシブルな腕部
印象深い第3艦橋
巨大な衝角も迫力たっぷりだ