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ハセガワが美少女プラモに参入!「A.S.G. ガールズ アリア」と「シエル」が12月末に発売!試作品やパーツ構成が公開【#全日本模型ホビーショー】

【2025年 第63回 全日本模型ホビーショー】
開催期間
10月18日:9時30分~17時30分
10月19日:9時30分~16時30分
(業者招待日:10月17日)
会場:東京ビッグサイト 南3・4ホール
入場料
当日券:1,200円
※中学生以下は無料

 ハセガワは本日10月17日より開催中の「全日本模型ホビーショー」にて、12月に発売予定のガールズプラモデル「A.S.G. ガールズ」2種の試作品を出展し、来場者の注目を集めていた。

ハセガワブースの「A.S.G. ガールズ」展示コーナー

 各社が多彩なシリーズ展開をしているガールズプラモデル。ハセガワも以前より「たまごガールズ」など、非可動の1/12プラモデルは展開していたが、可動式のシリーズは今回が初めてとなる。

左から「A.S.G. ガールズ EMO-X0022“アリア”」、「A.S.G. ガールズ EMO-X0024“シエル”」。12月27日頃発売予定。価格は各4,730円

 「A.S.G.(Artificial Spirit Genesis)ガールズ」と銘打たれたシリーズは、人類が去り、AIが世界を支配する未来の地球を舞台に「ORDIS(オーディス)」と「SPIRAMENT(スピラメント)」の2つの勢力が戦うバックストーリーのもとに展開される。

シリーズ第1弾となる2人。イラストは藤沢孝氏が手がけている

 その第1弾として発売されるのが「A.S.G. ガールズ EMO-X0022“アリア”」と「A.S.G. ガールズ EMO-X0024“シエル”」だ。両者はSPIRAMENTに所属する戦闘型AIエージェントという設定で、デザインもアンドロイドのテイスト。シリーズ第1弾ということもあり、あまり突飛なデザインにせず、比較的プレーンな形にまとめたとハセガワの担当者は話していたが、彩色されたCGイラストを見る限りはかなり可愛く個性も出ているように感じられた。

こちらは「EMO-X0022“アリア”」。ショートカットのキャラクターで、素体のカラーはレッド
「EMO-X0024“シエル”」はブルーの素体となる予定で、髪型は片側で結んだ短めのサイドテール。アリアよりもバストや腰周りが大きめに設計されている
それぞれの付属品。もちろん互換はあるので、両方購入すれば装備の交換も可能だ

 キャラクターデザインは同社の「たまごガールズ」などのキャラクターも手がける、イラストレーターの藤沢孝氏が担当。接着剤を使わないスナップキットで、成形色による色分けもされているので、組み立てるだけで1/12スケールのアクションフィギュアが完成する。首や股間には引き出し式の関節を組み込んでいて、同社の同スケールのバイクのプラモデルにも乗せられるとのことだ。

「アリア」の完成CG。スケールが1/12なので、各社のキャラクターと絡められるのもいいところだ

 顔はプリント済みのものと瞳をデカールで表現するものの両方が付属し、各種武装や展示用スタンドも同梱される。なお「アリア」と「シエル」の素体は同じだが、バストや腰などを別パーツとし、単なる色違いではなく、体型に違いを持たせている。またパーツの量は多めで、完成するとしっかりとした密度感のある手触りを味わえるという。

パーツの構成予定図がこちら。スナップキットではあるもののパーツは多めで、サクッと作るスタイルではないそうだ

 この第1弾を足がかりとしたシリーズの構想もあると担当者の談。「アリア」と「シエル」の素体は生かしつつも新たな展開も考えているとか。価格はそれぞれ4,730円と比較的買いやすい設定で、発売は12月27日頃を予定している。ハセガワの新機軸に期待しよう。