レビュー

ガンプラ「MGSD デスティニーガンダム」レビュー

「光の翼」は全幅400mm超!MGSDシリーズ最大級のボリュームで立体化

【MGSD デスティニーガンダム】
発売元:BANDAI SPIRITS
価格:4,950円
発売日:2026年2月21日
ジャンル:プラモデル
サイズ:全高約130mm(バックパック含む)

 今回レビューするのはガンプラ「MGSD デスティニーガンダム」です。「MGSD」シリーズ第5弾として、『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』から「光の翼」エフェクトや各種ギミックを追加した圧倒的ボリュームでの立体化となります。

センサーパーツやエフェクトパーツには蛍光パーツが採用されています。

『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』のアニメタイトルを冠する主役機

 「デスティニーガンダム」は、2004年に放送されたテレビアニメ『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』に登場するMSです。本機は、『機動戦士ガンダムSEED』シリーズに登場した「ストライクガンダム」の各種ストライカーパックや、「インパルスガンダム」のシルエットの特性を併せ持ち、多彩な武装を備えます。劇中ではザフト軍所属の主人公シン・アスカの乗機として物語後半から登場しました。シリーズ最新作である『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』では、その改修機である「デスティニーガンダムSpecⅡ」も活躍します。

 SDハイエンドブランドの「MGSD」第5弾として「デスティニーガンダム」が立体化します。「MGSD」は、SDシリーズ史上最高の可動性とギミック、圧倒的なディテール表現を詰め込んだ、新次元のSDハイエンドブランドとして2023年にスタートした新ブランドです。第1弾の「MGSD フリーダムガンダム」に続き、今回『機動戦士ガンダムSEED』シリーズから2体目の立体化となります。

「MGSD デスティニーガンダム」では、光の翼エフェクトパーツを始めとした各種専用エフェクトパーツが付属します。エフェクトパーツを装着すると、完成品サイズは全幅400mmを超える大ボリュームとなります。「アロンダイトビームソード」と「高エネルギー長射程ビーム砲」にはMGSDオリジナルの刃先の延長や銃身の展開ギミックを備えます。

武装にはMGSDオリジナルギミックが追加されました。
専用エフェクトパーツで大迫力のポージングができます。

多彩な武装とエフェクトでMGSDシリーズ最大級のボリュームを誇るキット

 本キットのパーツ構成で最も目を引くのは、専用設計されたエフェクトパーツです。付属するランナーの中で最も大型で、中でも光の翼を構成するパーツは、キット内で最大のパーツです。

「MGSD デスティニーガンダム」パッケージ
Aランナーはイロプラランナーであり、内部フレームに使用するシルバーのパーツが確認できます。
B1、B2ランナーは胸部や肩部などに使用するブルーのランナーです。
C1ランナーは脚部や腕部のホワイト外装部分などを構成し、成形色はホワイトに近いライトグレーです。
C2ランナーもC1ランナーと同様に成形色はホワイトに近いライトグレーです。
D1ランナーはバックパックやつま先部分のレッドのパーツを構成します。成形色のレッドはビビッドなレッドではなく少し彩度を抑えたレッドです。
D2ランナーはD1ランナーと同じ成形色であり、腹部装甲などを構成します。
E1、E2ランナーはビームライフルや左右非対称となる内部フレームパーツを構成します。
Fランナーは同一形状が2枚付属し、左右対称となる個所のフレームパーツを構成します。
G1、G2ランナーは各部のブラックパーツやスカートなど、装甲の背面パーツを構成します。
Hランナーは「アロンダイトビームソード」などで使用するスカイブルーのパーツを構成し、手甲部分のイエローはクリアパーツで再現されています。
本キット最大の特徴ともいえるエフェクトパーツは蛍光クリアピンクで成形されています。
各部のマーキング再現にはマーキングシールを使用します。

各部センサーに蛍光クリアパーツを採用した頭部パーツ

 頭部パーツのパーツ構成はこれまでのMGSDキットと同様にツインアイ内部やメインカメラ内部にフレームパーツのモールドが確認できるデザインです。これらのセンサーパーツにはめ込まれるクリアグリーンのパーツは蛍光素材で成形されており、UVライトに反応して輝きます。

 また、アンテナ基部のレッドパーツにはSEED機体の特徴ともいえる機体番号のモールドが確認できます。

頭部の内部フレームにはセンサー内側のメカモールドが彫刻されています。
アンテナ基部のレッドパーツには機体番号のモールドが確認できます。

肩部の引き出し式関節だけでなく大きく前屈できる胴体パーツ

 胴体パーツの内部フレームは肩部の引き出し式関節だけでなく、腹部や頭部接続部にも可動関節を設け、体全体を使った前屈動作ができます。

 また、以前紹介した「MGSD ガンダムエアリアル」と同様にコックピットハッチを展開し、内部を確認できます。

肩部だけでなく、腹部や頭部接続部にも可動を有するため、細かなパーツ分割です。
胴体パーツは各部関節を使用し、大きく前屈できます。
これまでのMGSDキットと同様にコックピットハッチを展開し、内部を確認できます。

前腕部にスイング可動が追加された腕部パーツ

 本キットの腕部パーツは、肘関節や上腕部の可動関節だけでなく、前腕部の回転軸や前腕部中央のスイング軸によって可動し、ポージングの幅を広げています。ハンドパーツには武器保持用の接続ジョイントが搭載されています。ジョイント部を可動させることで、掌の「パルマフィオキーナ」の銃口を展開できます。

本キットの前腕部にはスイング軸が追加されています。
本キットのハンドパーツは可動式ハンドパーツのみ付属します。
ハンドパーツは武器保持用ジョイントパーツを可動させることで「パルマフィオキーナ」の銃口を展開できます。

「ビームブーメラン」を展開できる肩部装甲

 肩部装甲は左右共通のパーツ構成で、肩部武装の「ビームブーメラン」は取り外して手持ち武装としても使用できます。また、本武装は肩部装甲取り付け時にロック機構を使用し、ポージング中に外れない工夫がされています。

本機の肩部装甲にも内部フレームが存在します。
肩部装甲は左右共通形状です。
「ビームブーメラン」は取り外し、手持ち武装として使用できます。

膝関節可動時にシルバーの内部フレームが露出する脚部パーツ

 脚部パーツの膝関節可動はこれまでのMGSDキット同様に可動に合わせて内部フレームが露出する構造です。可動域も約135度と広く、ユーザーの思い描くポージングを助けてくれます。パーツ構成は腰部パーツとの接続部以外は共通パーツのため、左右同時進行で組み立てることができ、効率的に形になります。

脚部のパーツ構成は腰部パーツとの接続部以外は左右共通パーツです。
MGSDの特徴である小型の脚部ながら細かいモールドが確認できます。
膝関節の可動域は約135度可動します。

スカートパーツの裏側にもしっかりとモールドが施された腰部パーツ

 腰部パーツは、スカートの内側にもしっかりとモールドが入ったデザインです。スカート各部はボールジョイントで腰部に接続され、ポージングに合わせて角度を自由に設定できます。また、脚部の接続軸にはスイング機構が搭載され、こちらもポージングの幅を広げます。

腰部パーツの脚部ジョイントにはスイング機構が搭載されています。
スカートの接続部は全てボールジョイントで接続され、サイドスカートは脚部接続後取り付けます。

バックパックは胴体パーツに挟み込んで取り付け

 本機のバックパックは、胴体パーツを挟み込んで取り付けます。バックパックにはウイングとウェポンラックを接続するジョイント孔が搭載されています。また、バックパックのスラスターノズルは可動させることでアクションベース接続孔が確認できます。

バックパックは内部フレームを胴体に取り付けた後、外装パーツを取り付けます。
バックパックの前方がウイング接続孔、後方がウェポンラック接続孔です。

本キットで最大の装備となるウイングパーツ

 本キットのウイングパーツは展開することで本体と同等のサイズ感になります。パーツデザインも設定画と同様に、内部フレームが多く露出しています。

ウイングのパーツ構成も内部フレームが再現されています。
展開したウイングパーツは機体素体ほどのサイズ感があります。