レビュー

ガンプラ「MGSD フリーダムガンダム」レビュー

その作り、まさにマスターグレード!新たなるSDの姿でフリーダムが舞い降りる!

【MGSD フリーダムガンダム】

開発・発売元:BANDAI SPIRITS

発売日:2023年1月21日

価格:4,290円(税込)

ジャンル:プラモデル

全高:約120mm

 今回レビューするのはSD(スーパーデフォルメ)ガンダムシリーズからなんとMG(マスターグレード)フォーマットで新設計されたガンプラ「MGSD フリーダムガンダム」。「機動戦士ガンダムSEED」で、主人公“キラ・ヤマト”が劇中後半に搭乗するモビルスーツ「フリーダムガンダム」をガンプラ化したものです。

 SDガンダムシリーズはその名の通り、ガンダムシリーズに登場するモビルスーツやキャラクターを低頭身で表現(スーパーデフォルメ)したものです。見た目通り愛らしいデザインになったガンダムキャラクターたちは原作をハチャメチャにパロディしまくり、独自のアニメやゲームを生み出すなどとても人気のあるシリーズに成長しました。

 これらはもちろんガンプラ化されており、初期は「SDガンダム BB戦士」シリーズ(1987年~)から始まり、現在も時代に合わせた仕様となってリリースされ続けています。フリーダムガンダムは古くは2003年に「BB戦士」シリーズで登場しており最近では中国・上海の実物大フリーダムガンダム立像をモデルとした「SDガンダムEXスタンダード 【ガンダムベース限定】 ZGMF-X10A フリーダムガンダム Ver.GCP」が登場しています。

【歴史の長いSDガンダムのガンプラシリーズ】
SDガンダム BB戦士 257 フリーダムガンダム(2003年)
SDガンダムEXスタンダード 【ガンダムベース限定】 ZGMF-X10A フリーダムガンダム Ver.GCP(2021年)

 そんな歴史の長いSDガンダムのガンプラシリーズですが、イベント「GUNDAM NEXT FUTURE」にて突如として「MGSD フリーダムガンダム」が発表されました。SDのフリーダムガンダムをMG(マスターグレード)クオリティでキット化するという発表はファンを驚かせました。イベント会場に展示されたサンプルはMGシリーズの精密な設計が垣間見え、想像以上にかっこいい!そういう感想で期待を抱かせるものとなりました。

【MGSD フリーダムガンダム スペシャルPV】

 そしてキットの発売日は2023年1月と意外と早いこともあり、予約開始後はあっという間に完売してしまったようです。今回、開発中のサンプルをお借りして組み立てレビューをお届けしたいと思います。届いたランナーに並ぶパーツ群は確かにSDを想像させる大きさのバランスでありながらまさにMGシリーズを感じさせてくれているようです。組んでもMGシリーズを彷彿とさせてくれるのでしょうか? 筆者も楽しみだったこのキット、早速組んでまいりましょう!

 なお、今回の記事は開発中の製品をもとに執筆しておりますので、実際の製品とは異なる部分がある場合がありますがご了承ください。

「MGSD フリーダムガンダム」のキット内容をチェック!

 それではキットの内容をチェックしていきましょう。テストショットですので残念ながら箱はありませんでしたのでご了承ください。ランナーはAからIで15枚、ビームサーベル、マーキングシール、組立説明書となっています。MGフォーマット故細かいカラーリングをパーツ分けで再現!これは組み応えありそうです。

【キット内容】
A:新技術のリアルメタリックグロスインジェクションのフレームが目を引く
B:【2枚】主に外装
C1/C2:主に外装
D1/D2:主に外装
E:主に内部フレーム
F1:主に背部ウイングと外装
F2:主に背部ウイングと外装
G:【2枚】主にフレーム
H1:主に背部ウイングと外装
H2:主に背部ウイングと外装
I/SB-13:新技術のリフレクションカットの青いクリアーパーツ
マーキングシール