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トミカ55周年!ファン感謝祭「TOMICA OWNERS MEETING」レポート
新シリーズ「トミカREBORN」やTOYOTA GAZOO Racing車両の実物も展示
2025年12月5日 19:22
- 【55周年ファン感謝祭 TOMICA OWNERS MEETING】
- 開催日時:
- 12月5日10時~19時
- 12月6日10時~19時
- 12月7日10時~16時30分
- 会場:AKIBA_SQUARE(AKIHABARA UDX2F)
- 入場チケット:入場無料・日時指定制
タカラトミーは、同社のダイキャスト製ミニカー「トミカ」の誕生55周年を記念したオフラインイベント「55周年ファン感謝祭 TOMICA OWNERS MEETING」を、12月5日から7日までの3日間、東京・秋葉原にあるAKIBA_SQUAREで開催中だ。
トミカ55周年を記念誌初のファン交流イベントが開催
今回のイベントは、ファン同士の交流や共に未来を創り出していくということをコンセプトとしている。会場内には、「エヴァンゲリオンレーシング」とのコラボで実車とトミカが同時に初公開されていたほか、アルミ製トミカ「日産 NISSAN GT-R NISMO Special edition」のイベント会場先行予約受付も実施されていた。
さらに、まだ発表されていない新商品を含む展示コーナーや「トミカ」のこれまでの歴史をまとめた「トミカ55周年ヒストリー展示」、トミカの製作工程が簡単に分かる「大人の工場見学 -トミカができるまで-」のコーナー、そして1/64スケールで作られたリアルなジオラマで、「トミカ」の写真を撮って楽しめる「リアルジオラマ展示コーナー」など、単純に見ているだけでも楽しめるコーナーや展示物が多数用意されていたという印象だ。
こちらの記事では、初日に行われた「オープニングセレモニー&新商品発表会」の模様を中心に、会場内の展示物を含めてイベント初日の模様をレポートする。
新シリーズ「トミカREBORN」と「tomica custom works」を発表!
イベント開始に合わせて実施された「オープニングセレモニー&新商品発表会」冒頭、タカラトミー 事業統括本部 ブランドビジネス本部 上席執行役員の竹内俊介氏が挨拶で登壇。実は、5年前に「トミカ」が50周年を迎えたときにこうしたイベントを開催したいと考えていたことを明かす。だが、その年はご存じの通りコロナ禍の影響で多くのオフラインイベントが中止されていたときでもあった。
また、そうした影響もあってか50周年であったにもかかわらず「トミカ」の業績も大きく落ち込んでしまう。だが、翌年からは業績が1年で回復し、それ以降は成長を続けている。竹内氏によると、今回の「TOMICA OWNERS MEETING」は、2020年に考えていた内容を一部変更してファンにもっと感謝を伝えて、これからの未来を一緒に走り続けていきたいという思いで準備してきたものだという。
今回は会場のスペースもあり、実際に参加できるファンが限られてしまったが、来年以降もファン同士が交流できる機会を増やしていけるような企画を現在検討中であると述べ、挨拶を締めくくった。
続いて、タカラトミー 事業統括本部 ブランドビジネス本部 グローバルトミカ事業室 室長 流石正氏が、このイベントで初公開となる3つの新情報を発表した。ひとつ目は、「TOMICA OWNER‘S CLUB」だ。こちらは「トミカ」を愛するファンのために運営される初の公式コミュニティサイトである。
サービスとしてはウェブサイト上で行われるもので、ファン同士が好きな「トミカ」について語り合ったり、世代を超えてファン同士がつながるような場を目指している。サイト内で投稿などを行うと、ポイントが貯まっていく。貯めたポイントを使って、サイト上でアイテムやイベントの参加権などの特典と交換できる。
それに加えて、新たな商品情報やオーナーからの意見を次の商品に活かしていくような企画の実施、リアルイベントと連動したファンの交流などが行われる予定だ。サービス開始は2026年の夏の予定である。会員登録や利用料金は無料なので、「トミカ」ファンなら登録しておいて損はないだろう。
ふたつ目の発表は、「トミカ」の新ラインとなる「トミカREBORN」だ。こちらは、これまでの55年間の歴史の中から人気の車種をピックアップして商品化するという企画である。第1弾として1月17日に発売されるのは「トミカREBORN マツダ ファミリア 1500XG」。第2弾は「トミカREBORN 日産 スカイライン GT-R(R34)」で2026年3月下旬に発売予定だ。価格はそれぞれ880円を予定している。
この「トミカREBORN」は、過去の名車を蘇らせてほしいというファンからの要望に応えたもので、55周年という節目を機に新シリーズとして登場する。もちろん昔の「トミカ」をそのまま復刻するというものではなく、新規金型を作り現在の技術で作り上げたものだ。
3つ目に発表されたのが、「tomica custom works」だ。こちらは、「トミカ」としては初のカスタムカーをモデル化した商品となっている。自動車メーカーからの監修も受けた新シリーズで、第1弾は「日産 シルビア」、第2弾は「ホンダ NSX」の発売が予定されている。
カスタムデザインは、社内のデザイナーがオリジナルでデザインしたものとなっている。たとえば「日産 シルビア」のカスタムのポイントとしてはフェンダーをワイド化しており、それに合わせる形でサイドやフロントバンパーも幅広にし、ドリフト競技に参加するようなイメージに仕上げている。
「ホンダ NSX」も「トミカ」のデザイナーが作ったオリジナルデザインだ。オリジナルマシンのコンセプト通り「地を這うジェットファイター」をイメージしており、シャープなイメージに仕上げている。驚きなのは、その車高の低さだ。「トミカ」はサスペンションがあるため車高が高めになっているが、こちらの「ホンダ NSX」は、ほぼ水平に近いレベルで車高が低く設定されている。
ドア開閉やハッチ開閉などのギミックもあるのだが、実はこれ以外にも秘密のギミックが組み込まれているという。こちらの情報は今回明かされなかったが、続報を楽しみに待ちたいところだ。気になる発売時期は、来年の夏頃を予定している。
DAIGOさんと佐藤和奏さんがスペシャルゲストで登場! トミカウォールに記念すべき「トミカ」を飾る
ここで今回のイベントのスペシャルゲストとして、アーティスト・タレントのDAIGOさんとモデルやタレントとして活躍する佐藤和奏さんが登壇し、スペシャルトークショーが行われた。
小さな子供がいるというDAIGOさんは、一緒におもちゃで遊ぶ時間があるのかと聞かれ、「分かりやすく言うとTAMです」と、得意のDAI語を披露。その意味は、「トミカで遊びまくり」だと明かし、会場から大きな笑いを誘った。ちなみに今回のイベントは55周年記念で行われているものだが、名前の中に「ゴ」が入っていることから呼ばれたのだと思っていたそうだ。
小島よしおさんと一緒に「トミカ」の関連番組「トミプラワールド のりのりタイムズ!!」でMCを務めている佐藤和奏さんは、DAIGOさんのお願いで番組内でやっている自己紹介のポーズを生で披露。さすがに終わった後は、少し照れくさそうにしていた。
ちなみに佐藤さんは番組をやっているという関係もあってか、「トミカ」をもらうことが多く、それを玄関に並べていると明かした。この「トミカ」の中でも好きなのは「ディズニー」シリーズで、それをパレードのようにたくさん並べているのだという。
今回のイベントはクリスマスも近いということで、ゲストのふたりにクリスマスプレゼントが用意されていた。DAIGOさんがもらった大きなサンタの靴下の中には55周年デザインの「トミカ」とセットで飾ることができる「トミカガレージ」が、佐藤さんにはクリスマスのギフトセットということで「トミカアドベントカレンダー」がそれぞれプレゼントされていた。
このスペシャルトークショーの最後に行われたのが、ステージ中央にかけられていた幕のアンベールだ。一体何が現れるのかと思ったら……なんと出てきたのは「TOMICA OWNERS MEETING」と書かれた貼り紙があるだけであった。実はここは「トミカウォール」と呼ばれるコーナーになっており、イベント開催期間中に来場者が持ち寄った「トミカ」5,000台を飾っておけるスペースとなっていたのだ。
この説明を聞いたDAIGOさんは、思わず「それはちょっと先に言ってもらわないとね」と、少々困惑気味であった。ここでDAIGOさんと佐藤さんが、記念すべき最初の1台目と2台目の「トミカ」を設置するという儀式が行われ、スペシャルトークは締めくくられた。
フォトセッションを挟んでステージイベントが終了かと思いきや、ここで突然ステージに登壇したのがタカラトミー社長である富山彰夫氏だ。富山氏は「たった今速報が入りました!」と言いながら、サプライズの情報を発表。ここで明かされたのが、「トミカプレミアム Racing GR GT3」と「トミカ GR GT」の商品化であった。
実はこのステージが行われているときと同じタイミングで発表されていたマシンなのだが、なんとそれがほぼリアルタイムで「トミカ」でも発売されることが明かされたというわけだ。「トミカ GR GT」は、公道レーシングカーを目指して作られたマシンである。「トミカプレミアム Racing GR GT3」のほうは、「GR GT」をベースに世界中のレースで活躍するカスタマーやドライバーファーストで開発された、FIAのGT3規格に基づいた新しいレーシングカーだ。
さらに、ここでなんと豊田章男氏がこの2台のマシンを手にしている写真も公開。ちなみに今回は商品化決定の発表のみで、詳細は今のところ不明。発売は来年以降となりそうだ。この豊田章男氏が手にしていた2台のサンプルは、この発表とともに会場内に設置されたスペースですぐに展示が開始され、実際に目の前で見られるようになっていた。
こうして、「オープニングセレモニー&新商品発表会」はすべて終了した。「TOMICA OWNERS MEETING」自体も「ファン感謝祭」というだけのことはあり、見るだけではなくファン同士が交流を図れるようなスペースも用意されているなど、長年愛され続けている「トミカ」ならではのアットホームなイベントとなっていた。
残念ながら今回は参加できなかった人は、来年以降もこうしたイベントが企画されているそうなので、そのときはぜひ参加してみてはいかがだろうか。
(C) TOMY















































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