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静岡ホビーショー、一般公開日の入場制限について来年以降の改善を発表【#静岡ホビーショー】

【第64回 静岡ホビーショー】
会期
業者招待日:5月13日、14日
小中高校生招待日:5月15日
一般公開日:5月16日、17日
会場:ツインメッセ静岡(静岡市駿河区曲金3丁目1-10)
入場料:無料
※入場には事前登録が必要

 静岡ホビーショーを主催する静岡模型教材協同組合は5月13日、静岡ホビーショーの一般公開日への入場が難しくなっていることについて、来年以降改善していく方針を明らかにした。今回の発表は静岡ホビーショー初日の記者会見で明らかになったもの。その後のぶら下がりの内容も含めてまとめておく。

今年の会見は、理事を選出しているアオシマ、ハセガワ、タミヤの3社に加え、BANDAI SPIRITSも参加するなど、変化を感じられる会見となった

 静岡ホビーショーの入場が年々困難になっていることは、昨年逝去した田宮俊作氏が理事長を務めていた時代から問題になっていた。第64回を迎える今年は、一般公開日のオンライン予約受付開始から30時間で満員となり、わずか2日で応募は締め切られた。

 これを受けてホビーファンは不満を募らせるだけでなく、チケットの転売行為も横行しており、いよいよ問題が大きくなっている。加えて、会場のスペースが長年変わらず、参加メーカーの出入りも少ないことから、新規で出展を希望するメーカーや、一般公開日に併催されるモデラーズクラブ合同作品展の新規参入が難しいという問題もある。

 青嶋大輔理事長は、それらの問題について認識しつつも、組合内で意見の集約ができておらず、最終的な回答はまだ出せないという。アイデアとしては、抽選制の導入や、現地での入場規制、有料化などがあり、トータルで考えていきたいという。

 チケット転売については、状況は把握しており、転売を行なっている業者にも組合として是正勧告を行っているというがイタチごっこで根本的な解決に到っていないため、こちらについても別のアプローチで解決を目指していくという。

 会場については、静岡模型教材協同組合として静岡以外の“遷都”はまったく考えていないというが、ツインメッセ静岡に代わる会場が静岡県内に存在しないため、ツインメッセをベースにイベント会場を拡げる工夫をしていきたいという。それは一般公開日にイベントが実施される隣の南部体育館や、モデラーズクラブの会場として使用されるツインメッセの2階、3階エリアの使用も視野に入れていく。

 なお、会期については、出展メーカーの中でも賛否のある、会期3日目の金曜日に設定されている、いわゆる“学童の日”、「小・中・高校生招待日」を一般公開日とするという意見も存在するが、青嶋理事長はそうした意見をキッパリ否定した。

 青嶋理事長はその理由として「僕は静岡の組合として、ここはもう貫きたいと思っていまして、学童招待日は静岡ホビーショーに絶対に必要だと思っています。組合もそう思っていますし、僕個人としてもそう考えています。お子さんいなくして未来がないですし、お子さんに模型を知ってもらうことは組合として最重要事項だと考えています。学童招待日はむしろ拡充したいぐらいの気持ちです」と語る。

 静岡ホビーショーの一般公開日の改革案は、いずれも最終判断はまだ先になるということで、決定にはもうしばらく時間が掛かりそうだが、“来年以降”と明確な期限を設定したのは大きな進展と言える。来年以降、より多くのホビーファンが参加できるホビーショーになることを期待したいところだ。

【会場の様子】
静岡ホビーショー初日の様子。一般公開日になると、この数倍の密度となる