レビュー

「ポケマケット 鬼滅の刃01・02・03」レビュー

待望の再販決定!身近に飾っておきたくなるクオリティの高さ

「ポケマケット 鬼滅の刃 01・02・03」

開発・発売元:
グッドスマイルカンパニー
発売日:
2020年7月、10月、12月
価格:
1回400円(税込)
ジャンル:
カプセルトイ
サイズ:
全高約45~50mm、ノンスケール

 街を歩けばコラボ商品を見かけ、コミック発売日には本屋に行列。公開された映画は19年ぶりに歴代興行収入を塗り替え1位に輝くなど、2020年はまさに「鬼滅の刃」一色に染まった1年だった。今回レビューする「ポケマケット 鬼滅の刃」は、そんな旋風が吹き荒れている最中にグッドスマイルカンパニーが発売したカプセルトイシリーズである。

 「ポケマケット 鬼滅の刃」は2020年7月に第1弾が登場。続いて10月に第2弾、そして12月に第3弾が発売された。いずれもカプセルトイとして展開され、価格は1回400円(税込)。各弾に6種類ずつをラインナップし、3弾合わせて18種、14人ものキャラクターをデフォルメフィギュア化している。

 初登場時には、人気故になかなかに入手が難しかった本シリーズ。1月現在、第1弾の再販が全国で展開している。第2弾は2月下旬、第3弾は3月中旬ごろに再販予定となっており、再び手に入れるチャンスが訪れる。この機会に、シリーズ全3弾をまとめてご紹介したい。

 「ポケマケット」とは、“ポケットサイズ”の小さな“マケット(模型)”という言葉の略称から名付けられたものだ。元がアニメや漫画のキャラクターとはいえ、こうしたデフォルメされたキャラクターのイメージを崩さずに作り上げていくのはかなり難しい。その理由は、必要最低限の情報を残しながら、そのキャラクターらしさを出さなければいけないからだ。

 しかし、そこは「ねんどろいど」などキャラクターのデフォルメに関しては一日の長があるグッドスマイルカンパニーだけに、どのキャラクターを見ても見事に特徴を捉えて仕上げられている。人形は顔が命ともいわれることがあるが、この出来ならば鬼滅ファンも納得できるだろう。

 ちなみに、このカプセルトイは1回400円とやや高めに設定されているが、それだけに細部の塗装精度や造形の再現度など、クオリティは非常に高い。ひとつ4,000円ほどする「ねんどろいど」をカプセルトイ化したようなものだ。

カプセル自体のカラーも色とりどりだ。

主要キャラクターが揃った「ポケマケット 鬼滅の刃 01」

 シリーズ第1弾として、2020年7月に登場したのが「ポケマケット 鬼滅の刃 01」だ。こちらには、竈門炭治郎、竈門禰豆子、我妻善逸、嘴平伊之助、嘴平伊之助(素顔)、冨岡義勇といった、メインキャラクターたち6体がラインナップされている。禰豆子以外のキャラクターには日輪刀が付属しており、手に持たせることが可能だ。

 この中でも、特筆しておきたいのが冨岡義勇だ。正面からはわかりにくいのだが、後ろ髪部分も取り付けられるようになっており、その膨らみもしっかり再現されている。こうした見落としがちなところも含めて細かく作り込まれているのだ。

冨岡義勇の後ろ髪部分は着脱方式になっている。
本作の主人公である竈門炭治郎。黒い日輪刀が付属している。
炭治郎の妹・竈門禰豆子。唯一3種類商品化されているキャラクターだが、こちらは穏やかな表情を再現している。
我妻善逸。おどおどしたような表情が、キャラクターの味を引き出している。
嘴平伊之助。やはり、このイノシシのマスクが似合う。残念ながら、付属している日輪刀はひとつだけだ。
こちらは嘴平伊之助の素顔バージョン。

シークレットを含む6体を追加した「ポケマケット 鬼滅の刃 02」

 2020年10月に登場した「ポケマケット 鬼滅の刃 02」では、竈門炭治郎(修行中)や竈門禰豆子といったバリエーション違いに加えて、鱗滝左近次、胡蝶しのぶ、煉獄杏寿郎が登場。鬼殺隊の炭治郎、しのぶ、煉獄には、日輪刀が付属しており手に持たせることが可能だ。さらに、今のところシリーズ唯一シークレットが存在するのがこの第2弾。気になるシークレットは、⽵を外した状態の竈⾨禰⾖⼦だった。

他も含めて、日輪刀が付属しているキャラクターは着脱が可能だ。顔も左右ならある程度可動できる。

 前シリーズとは異なり、今回は怒りの表情を再現した禰豆子。シークレットとの違いは口元の竹のありなしだけだ。しかしながら、額から血が流れ怒りで血管が浮き出ている姿はどちらもかなりの迫力である。

右側のほうがシークレットの禰豆子。
竈門炭治郎の修行中バージョンだ。髪型や顔の汚れなど変化があるほか、日輪刀の色も異なっている。
なんといってもお面が印象的な、鱗滝左近次。日輪刀は付属していない。
煉獄杏寿郎。髪型や衣装なども含めて、しっかり再現されている。

柱が勢揃いの「ポケマケット 鬼滅の刃 03」

 シリーズ第3弾として、2020年12月に発売されたのが「ポケマケット 鬼滅の刃 03」だ。こちらは宇髄天元、甘露寺 蜜璃、時透無一郎、悲鳴嶼行冥、伊黒小芭内、不死川実弥がラインナップされており、これまで発売されていた冨岡義勇、胡蝶しのぶ、煉獄杏寿郎と合わせることで、柱の9名が勢揃いした形となる。

 悲鳴嶼行冥と伊黒小芭内以外の4人には日輪刀が付属しているが、なかでもやや凝った作りになっているのが宇髄天元だ。鎖につながれた二本の日輪刀を持っているのが特徴のキャラクターで、ポケマケットでもしっかりと再現されている。この鎖部分は刀に差し込む形式になっており、やや取付けに苦労するが良く作られているといった印象だ。

二本の日輪刀を繋げる鎖部分も再現。

 伊黒小芭内には日輪刀は付属していないものの、相方ともいえる白蛇の鏑丸も頭部に取り付けられた形で再現されている。こちらもキャラクターに合わせてデフォルメされており、かなりかわいらしくなっている。

鏑丸も可愛くデフォルメされている。
独特な雰囲気を持つ甘露寺 蜜璃だが、あのキャラクター感が見事に出ている。
クールなイメージの時透無一郎。日輪刀が付属している。
悲鳴嶼行冥。よく見ると、手の部分はプリントで描かれている。
不死川実弥。印象的な前髪や顔の傷も再現されている。