レビュー

「ポケマケット 鬼滅の刃01・02・03」レビュー

座りポーズと立ちポーズの切り替えが可能

 「ポケマケット」シリーズの特徴のひとつともいえるのが、立ちポーズと座りポーズを自由に切り替えることができるところだ。カプセルの中にランナーに取り付けられた脚部分のパーツが用意されている。こちらを切り離して、胴体部分と台座の間に差し替えることでこのふたつのポーズの切り替えができるという仕組みだ。

左が座りポーズで右が立ちポーズ。どちらにしても、高さはほとんど変わりない。

 硬質プラスチックが採用されており、実際にはめ込むとカチリとハマリ、外すときはスポッと抜けてくれる。台座部分にくっついた形で外せることが多いので、パーツの交換も簡単にできる。

比較的胴体側は外しやすいので、パーツの交換も楽に行える。

 ちなみにランナーから切り離す際は、可能ならニッパーなどの道具を使用した方がいい。しかし、胴体部分にはめ込む仕組みになっているおかげでランナー跡のバリは目立たないため、それほど神経質にならなくてもいいかもしれない。

脚の部分は、パーツを切り離してから使用する。

ちょっとしたスペースに飾っておけるところが最大の魅力!

 今回の記事は、当初「日常の中に鬼滅ワールドを演出できるアイテム」というテーマで作業を進めていた。しかしながら、筆者の部屋は窓もなくモノもあちらこちらに散乱しているということもあり、ロケーションとしてはあまりこうした企画には向いていない。というわけで・・・・・・ここではあくまでも、こんな感じでも飾ることができるという一例としてご紹介していく。

 一般的なスケールフィギュアとは異なり、こうしたカプセルトイの最大の魅力はバリエーションの多さに加えて、そのサイズ感から机の上などちょっとしたところに飾っておくことができるところだろう。台座部分のサイズは3cmほどと小ぶりになっているため、棚の端のちょっとしたスペースでも並べておくことができる。

 ためしに、ゲームや楽器関連のアイテムを詰め込んでいるラックのちょっとした隙間に、3体の禰豆子を並べてみた。台座部分がさほど大きくないということもあり、ほとんど問題なく並べることができる。殺風景な場所でも、こうしてお気に入りのキャラクターを並べると華やかさが増した気がしてくるから不思議だ。

ギリギリかな?と思っていたのだが、案外問題なく並べることができた。

 同じラックの下部分に、9人の柱をずらりと並べてみた。さすがにこれだけの数を並べるにはある程度のスペースが必要だが、こうしてみるとなかなか圧巻である。それだけ、キャラクターの個性が強いということなのだろう。

広いスペースなら、複数のキャラクターを並べてみるのも面白い。

 続いて、別の部屋に置いてあるテレビ台のところに並べてみた。こうしていろいろなシチュエーションに置いてみても、意外と浮いてしまうことなく自然と風景になじんでいる感じがする。

自然な光りが当たる場所では、さらに風景になじみやすいかも!?

 実は一番やりたかったのが、シンプルに作業しているところにちょこんと煉獄さんを置いておくことだった。300億円の男のオーラをまとった煉獄さんを見ていると、仕事や勉強などでパワーがもらえそうな気がする。

やはり、独特のオーラを持つ煉獄さん。やる気ももりもり湧いてきそうだ。

 ここまで18種類、14キャラクターが「ポケマケット」として登場してきた。しかし、「鬼滅の刃」といえば、鬼側を含めてまだまだ多数の人気キャラクターがいる。第4弾が企画されているかは明らかになっていないが、今後の展開にも注目していきたいシリーズである。

※禰豆子の「禰」は「ネ+爾」が正しい表記となります。
※煉獄の「煉」は「火+東」が正しい表記となります。