レビュー
「ロボ道 ガリアン(ケルヴィン・サウ アレンジ版)」レビュー
2023年1月6日 00:00
重厚感と圧倒的ディテールが施されたガリアン
完成したガリアンは圧倒的な存在感を放つ造形となっている。アニメでは簡略化されている手足や装甲はエッジの効いたフォルムとなっている。
カラーリングも目を引く赤色とディテールを強調する暗い赤色が使用され、汚しの加工もよりリアリティある演出となっている。また、肩や股関節にはダイキャストが使用され持った時の重量感や立たせた時の重みのある雰囲気となっている。
可動も関節部に使用されているダイキャストによって保持力は申し分ない。股関節は水平開脚ができ、腕部も前腕に巨大なアーマーがあるも大きく水平への動きが可能となっている。また、膝関節は引き出し機構となっており、柔軟な動きが可能となっている。
肩のアーマーは前と後ろで独立した可動、サイドアーマーも飛装形態への変形も兼ねて大きく動かすことができる。
これらの可動と合わせて、武器の剣(ガリアンソード)のインパクトのある剣戟シーン再現が楽しめる。
印象的な腕のアーマーから取り出すシーンも再現でき、重厚感が素晴らしい。本体も全長約約245mmでサイズ感もあり、あおり視点から見るとその巨大感が倍増される。
そして、TV版ガリアンの特徴である飛装形態への変形も可能。劇中では瞬時に変形し、空を舞う姿が印象的だった。
本商品でもそのデザイン再現や機構も盛り込まれ、高い再現度となっている。
変形が完了したガリアン飛装形態は荒鷲のようなシルエットが再現されている。細かなディテール表現でその存在感も抜群となっている。
次は強化形態である「ガリアン重装改」について紹介していく。
© SUNRISE