レビュー

「メガロマリア プリンシパル」先行フォトレビュー

剛と柔の動きを表現できる‟演技性”

 細身のシルエットに数多くの可動部を備えた「プリンシパル」。筆者が触ってみた印象としては、やはり俊敏で軽快な動きが綺麗に決まることだ。

 一挙手一投足の流れるような美しさに加え、バトルアクション時の力の乗った動きが非常に滑らかに感じられた。特に脚部の動きはこれまでにない可動の広さで、腰を沈めた構え、飛び蹴りのポーズなどが洗練されている。

 コンセプトの‟演技性”が体現され、手に取ったユーザーの想像力を膨らませる楽しさが詰まっている。

繊細な仕草もバッチリ決まる
I字バランスの際に足を抱える動作もできる
180度の開脚姿勢も取れる
前屈姿勢ではつま先にまで付く柔軟性
座って足を組むポーズ
正座など座った姿勢のバリエーションも豊富
腰を沈めた拳法のような構え
ヒーロー的なキックポーズ
カポエラ的な大きく足を開いたアクションが可能
短剣を持てば疾走感あるアクションポーズが楽しめる

 そして、カスタム要素も充実。本稿では塗装済みの甲冑風のアーマー「メカサプライ08 エクスアーマーB」と様々な武器に組み換え可能な「ヘヴィウェポンユニット07 スカルマサカー」を合わせたものを紹介する。

 「メカサプライ08 エクスアーマーB」は「プリンシパル」本体に装着。軽装の素体に甲冑が付き、重厚感ある姿に変化。肩回りの可動もでき、薙刀型のスカルマサカーを振り回すアクションが楽しめる。

 「スカルマサカー」の大型手裏剣モードでは手に持たせることはもちろん、背負わせたり、足に取り付けるトリッキーなアクションも楽しめる。

「メカサプライ08 エクスアーマーB」と「ヘヴィウェポンユニット07 スカルマサカー」でカスタムした「プリンシパル」
丸みのある胸部、腹部、肩と鎧が追加され重厚感ある雰囲気に。腹部鎧はランナーの切れ端を使用して装着している
背中も鎧も軸部分で装着ができ、密着した装着ができる
スカルマサカーを肩に担ぐポーズも決まる
長柄の武器も軽々と操る爽快なアクションがカッコいい
両腕で力を溜めるポーズ
大型手裏剣モードではケレン味アクションが楽しめる
背負った状態では忍者のようなスタイリッシュさも演出できる
背後の相手にもにらみを利かせる
脚部に装着して戦う。さらに投擲を想定するなどアクションシーンの想像が膨らむ
鎧を付けた状態でも柔軟に動き、様々なポーズが可能となっている

 以上、「メガロマリア プリンシパル」の先行フォトレビューをお送りしてきた。

 作り込まれた可動とそこから生まれるアクションの幅広さが触っていて非常に楽しい。動きの表現が追求され、滑らかで力強い人間の動きの再現度の高さが伺える。

 また、コトブキヤではお馴染みのカスタム要素も豊富。今回は素体に鎧を着せる形だったが、ロボット的な追加ブースターや大型武装など細身のシルエットから武骨な姿にするなど、ユーザーの想像力を刺激する作りとなっている。

 「メガロマリア プリンシパル」は2024年2月に発売する。また、第2弾となる「ルビーアイ」など今後の展開にも期待したい。