レビュー

「SDガンダム EXスタンダード ライジングフリーダムガンダム」レビュー

サクサク組めるお手軽さとSDガンダムならではのカッコイイを詰め込んだ一品

【SDガンダム EXスタンダード ライジングフリーダムガンダム】

発売元:BANDAI SPIRITS

発売日:2024年1月26日

価格:660円

ジャンル:プラモデル

 2024年1月26日に公開する『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』はガンダムファンの中でも非常に注目されていることと思います。2002年に21世紀最初のガンダムシリーズとして放送された『機動戦士ガンダムSEED』から22年、2004年放送の『機動戦士ガンダム SEED DESTINY』から20年を経て続編のストーリーが展開されることはファンとしては注目せざるにはいられません。

 そして、映画公開と同日に関連キットが続々発売となります。本記事では「ライジングフリーダムガンダム」をデフォルメしたガンプラ「SDガンダム EXスタンダード ライジングフリーダムガンダム」を紹介します。

『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』の2年後を描いたストーリー

 『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』は2004年放送のテレビアニメ『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』の2年後を描いた作品となっています。C.E.75、独立運動やブルーコスモスの侵攻により戦いは続いており、事態の沈静化を図った大西洋連邦、オーブ連合首長国、プラントは世界平和監視機構コンパスを立ち上げました。キラ達はコンパスの一員として各地の戦場に介入していきます。その最中、ファウンデーション王国からブルーコスモス本拠地への合同作戦が提案され、物語は展開していきます。

組み立てやすさを追求したプラモデルシリーズ

 「SDガンダム EXスタンダード」シリーズは従来のSDシリーズの特徴は残しつつも頭部と胴体の小型化、手足の延長によってより洗練されたスタイルに進化したプラモデルシリーズです。2016年に発売したシリーズ第1弾「SDEXスタンダード001 RX-78-2 ガンダム」から、各世代のメインキャラクターを中心にこれまでに19種類のキットが発売されてきました。価格はシリーズ共通で660円と子供たちのお小遣いでも購入しやすいことから、ガンプラの入門キットとしてお勧めできるものとなっています。

「SDガンダム EXスタンダード ライジングフリーダムガンダム」の組み立て

 まずはキットのランナーから見ていきます。「SDガンダム EXスタンダード ライジングフリーダムガンダム」はホワイトのランナーが1枚、ブルーのランナーが2枚、グレーのランナーが1枚、ポリキャップが1枚、シールが1枚の構成となっています。ポリキャップのランナー以外はPS樹脂にて成型されています。

「SDガンダム EXスタンダード ライジングフリーダムガンダム」を構成するランナー。パーツとランナーの接続部は工具不要のタッチゲートとなっています。

 それではキットを組み立てていきましょう。「SDガンダム EXスタンダード ライジングフリーダムガンダム」は組み立てやすさが特徴的なキットとなっており、思い切ったパーツ構成が面白いキットです。

 頭部はホワイトとグレーの2色にて構成されており、その他の色分けはシールによる再現となっています。また、ツインアイには立体的なモールドが施されているのでシールを貼る際は綿棒等でしっかりと密着させると立体感が得られます。

【頭部】
頭部は4パーツ構成となっています。
組み立てが完了した頭部パーツ。SDガンダムらしく大きな頭部です。

 胴体部はブルー1色とポリキャップにて構成されており、その他の色はシールによる色分けとなっています。また、肩部との接続を行なうポリキャップパーツは胴体部との接続にもボールジョイントを採用しているため、引き出し関節として機能します。

【胴体部】
胴体部は6パーツ構成となっています。
組み立てが完了した胴体部パーツ。プラスチックの成型色はブルー1色となっています。

 腕部はホワイト、ブルー、グレーの3色にて構成されており、肘は約90度曲げることが可能です。また、左腕部はシールドとの接続ピンがある以外は右腕と対称形状となっています。なお、組み立てやすさを考慮してか、完成時に正面から見えにくくなる二の腕内側と拳の小指側は肉抜き加工が施されています。

【腕部】
腕部は7パーツ構成となっています。
組み立てが完了した腕部パーツ。完成時に見えにくくなる二の腕内側は肉抜きされています。

 脚部パーツはホワイトとブルーの2色にて構成されており、膝に関節はありません。また、完成後に正面から見えなくなる脚部背面は肉抜き加工がされています。また、脚部は左右共通パーツですが、足部に関してはつま先の角度が左右で対称となっているため、別パーツとなっています。

【脚部】
脚部は4パーツ構成となっています。
組み立てが完了した脚部パーツ。膝部分のブルーはシールによる塗分けとなっています。

 腰部はホワイトとグレーによる2色にて構成されており腰部レールガンの展開機構は省略されています。また、腰部レールガンはボールジョイントによる接続となっているため、ポージングを取らせる際に表情をつけることが可能です。

【腰部】
腰部は4パーツ構成となっています。
組み立てが完了した腰部パーツ。フロントアーマーの各部色分けはシールによる再現となっています。

 バックパックはホワイトとブルーの2色にて構成されておりウイングパーツの塗分けはシールによる再現となっています。また、アグニ砲の展開は省略されていますがウイングの展開ギミックはしっかりと再現されています。

【バックパック】
バックパックは7パーツ構成となっています。
組み立てが完了したバックパック。左右対称形状となっています。

 武装は各種1パーツ構成となっておりシールドの色分けはシールによる色分けとなっています。また、シールド裏は組み替え遊びに対応するため複数の3mm孔が開孔されています。

【武装】
武装は各種1パーツ構成となっています。

 これにて各部パーツの組み立ては完了です。早速各パーツを組み付けてライジングフリーダムガンダムを完成させましょう。

ここまで組み上げたライジングフリーダムガンダムの各パーツ
完成したライジングフリーダムガンダム。ライジングフリーダムガンダムの特徴を上手くデフォルメしたデザインになっています。

SDガンダムならではのカッコイイを詰め込んだ一品

 まずは完成したキットを四方から見てみましょう。

デフォルメされたデザインでありながらライジングフリーダムガンダムのカッコよさを再現しています。
ビームライフルを構えてみました。ウイング部分も展開させることでこれまでのフリーダムガンダムと同様のポージングを取らせることが可能です。
ビームサーベルを構えてみました。ビームサーベルは2本を連結して持たせることが可能です。
頭部パーツのアップ。ツインアイのシールはブラックの部分がつや消しブラックとなっているのでシールによる色分けでも十分にカッコよく仕上がります。
ライジングフリーダムガンダムの背面。ビームサーベルは連結することでライジングフリーダムガンダムの全高と同程度になるため、迫力があります。
MA形態に変形させてみました。SD体型ということもあり頭部の存在感は大きいですが設定に近い変形を再現できています。

 20年の時を経て新作が公開となる『機動戦士ガンダムSEED』シリーズ最新キットはいかがだったでしょうか。「SDガンダム EXスタンダード」シリーズは工具不要で簡単に組み立てることが出来るプラモデルシリーズです。劇場で映画を鑑賞した帰り道に本キットを購入し映画の余韻を楽しみながらライジングフリーダムガンダムのプラモデルを組み立ててみるのも楽しいかと思います。本キットシリーズは低価格帯ということもありコレクションアイテムとしても十分に楽しめると思うので、本キットをきっかけに様々なプラモデルを楽しんでみてはいかがでしょうか。