レビュー
ガンプラ「RG 1/144 フォースインパルスガンダム SpecII」レビュー
変形合体&装備換装システム搭載のインパルスガンダム、SpecIIになってRGシリーズで発進!
2024年2月27日 09:41
- 【RG 1/144 フォースインパルスガンダム SpecII】
- 開発・発売元:BANDAI SPIRITS
- 発売日:2024年2月10日
- 価格:3,410円
- ジャンル:プラモデル
- 全高:約134mm
今回レビューする「RG 1/144 フォースインパルスガンダム SpecII」は実に18年越しに実現し、公開から3週間で動員186万人・興行収入31億円突破! 2024年のスタートダッシュを華麗に決めた劇場用アニメ最新作『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』に登場する「フォースインパルスガンダム SpecII」をRGシリーズとしてキット化したものです。
インパルスガンダムは、シリーズ第2作にあたるTVアニメ『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』(2004年放送)の劇中にてシン・アスカおよびルナマリア・ホークが搭乗したモビルスーツです。「インパルスガンダム SpecII」は、そのインパルスガンダムを改修した機体で、引き続きルナマリアが搭乗するモビルスーツです。
インパルスガンダムはコクピットを兼ねるコアスプレンダー、上半身のチェストフライヤー、下半身のレッグフライヤーで構成され、任務や戦況に応じてフォース、ソード、ブラストと3つの装備を換装できるようになっており、それぞれをシルエットフライヤーで射出して戦場のインパルスガンダムとドッキングして状況に対応することができる画期的なモビルスーツです。
インパルスガンダム SpecIIでは、バッテリーが最新型に換装されVPS装甲を搭載可能になりました。VPS装甲は(Variable Phase Shift)の略称であり装甲に流す電流値を変化させることができます。それによって装甲の強度特性や消費電流の量を細かくコントロールすることでエネルギーの消費を抑えられ、機体の稼働時間を延長することができます。さらにデスティニーガンダムSpecIIからのデュートリオンビームでの電力供給が可能になりました。
いよいよ公開となった『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』筆者も公開初日の初回を観に行きました!そこから数回観に行っておりますが何度観てもすばらしいガンダムSEEDの続きの物語を堪能でき、モビルスーツの戦闘シーンなどは情報量多くて毎回観るポイントを変えて楽しんでいます。インパルスガンダム SpecIIも大活躍で各装備をどんどん切り替えて戦っていく様はかっこよすぎ!
SpecIIになったフォースインパルスガンダムは若干色味が抑えられた印象でしょうか。形状自体は変わっていませんが、カラーリング変更のための新規パーツと新規シールが用意されています。RGシリーズということで細かいパーツでカラフルな設定を再現していますので注意しながら組んでいきましょう。インパルスSpecII、行くわよ!
▼画期的なインパルスガンダムを改修!VPS装甲で変化する機体がRGに!
▼RGシリーズの細かいパーツ割りでカラフルな機体を設定に忠実に再現!
▼豊富な装備バリエーションでフォースインパルスガンダム SpecII出撃!
「RG 1/144 フォースインパルスガンダム SpecII」のキット内容をチェック!
それではキットの内容をチェックしていきましょう。ランナーはA~H、XA1、SB-19で計14枚。他にリアリスティックデカールと組立説明書が付属します。ランナーを見ていくとRGシリーズならではの結構細かいパーツ割りがなされていて設定のカラーリングを実現しています。細かいパーツもありますから慎重に組んでいく必要がありそうですね。
フォースインパルスガンダムの特徴でもありガンダムらしいトリコロールカラーを始め機体全体のホワイトはSpecIIになって若干トーンダウンした印象の成形色となっています。新規のリアリスティックデカールでのディテール再現も出番が多いのでここはゆっくり慎重に作業していきたいところです。
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