レビュー

ガンプラ「HG 1/144 ライジングフリーダムガンダム」レビュー

SEEDアクションで映画のすさまじい戦闘シーンを再現！最新の“フリーダム”はここまで進化した！

中山卓海

2024年1月25日 00:00

【HG 1/144 ライジングフリーダムガンダム】
開発・発売元：BANDAI SPIRITS
発売日：2024年1月26日
価格：2,640円
ジャンル：プラモデル
全高：約128mm

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細かい設計とシール再現でカラフルでシャープな設定を忠実に再現！

　今回レビューする「HG 1/144 ライジングフリーダムガンダム」は、2024年1月26日公開の『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』に登場する「ライジングフリーダムガンダム」をHGシリーズとしてキット化したものです。同作はTVアニメ『機動戦士ガンダムSEED』（2002年）、『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』（2004年）から20年経った待望の劇場最新作となります。この機体はフリーダムガンダム（SEED）、ストライクフリーダムガンダム（SEED DESTINY）の系譜に属するモビルスーツです。

HG 1/144 ライジングフリーダムガンダム

　フリーダムガンダムは、シリーズ第1作『機動戦士ガンダムSEED』で主人公キラ・ヤマトが搭乗したモビルスーツです。キラは友人であるアスラン・ザラが駆るイージスガンダムと死闘を繰り広げ、同機の自爆攻撃でストライクガンダムが大破。その後ラクス・クラインから与えられた新たなる剣、それが「ZGMF-X10A フリーダムガンダム」です。

　続編『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』ではシン・アスカ駆るインパルスガンダムに撃墜されたフリーダムガンダムに代わって「ZGMF-X20A ストライクフリーダムガンダム」が新しい剣としてキラの眼前に現れます。事実上の最終決戦となったメサイア攻防戦においてレイ・ザ・バレルのレジェンドガンダムを行動不能にし、キラはギルバート・デュランダル議長と対峙します。

【フリーダムガンダムの系譜】

HGCE 1/144 フリーダムガンダム（2015年8月8日発売

HGCE 1/144 ストライクフリーダムガンダム（2006年11月12日発売）

　劇場版最新作『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』ではキラやラクスが身を置く世界平和監視機構「コンパス」で運用される機体として、ストライクフリーダムガンダムとオーブ製の可変型モビルスーツ「ムラサメ」の技術を融合、型式も「STTS-909」と代わっています。飛行可能なモビルアーマー形態への変形機構を備え、全天周型のモニターを備えたコクピットを装備している画期的な機体です。

「ライジングフリーダムガンダム」はフリーダムガンダムの系譜を継ぐ新世代のガンダム

　ストライクフリーダムガンダムの後継機ながら、ハイマットフルバーストモードが展開できるなどフリーダムガンダムに近い仕様となっています。

【HG 1/144 ライジングフリーダムガンダム】

成形色で細かなカラーリングを再現

劇場の大スクリーンに映えるSEEDアクションをガンプラで実現

MA形態への変形を一部差し換えで再現

攻守を兼ねたシールドはライジングフリーダムガンダムの新たな装備

　いよいよ公開を迎える『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』！筆者としても実に待つこと20年……当時はまだなかったSNS界隈での盛り上がりを目の当たりにし、待ち焦がれたファンの方々を筆頭に最近ガンダムファンになられた方も含めその注目度の高さをうかがわせます！公開日当日に同時発売となるこの「HG 1/144 ライジングフリーダムガンダム」はカラフルな機体の設定カラーを成形色とシールで再現しています。

　最新の“ガンプラ”としてみてもこれまで多数のシリーズを経ることで得られた知見を惜しみなく注ぎ込んで細かな設計がなされているようです。それでは早速まいりましょう……ライジングフリーダムガンダム、行きます！

「HG 1/144 ライジングフリーダムガンダム」レビュー目次