レビュー
「METAL BUILD DRAGON SCALE 鞠熾天」レビュー
「コードギアス」から自在な可動域と多彩なオプションでナイトメアフレーム「鞠熾天」がMETAL BUILDに登場
2025年5月13日 00:00
- 【METAL BUILD DRAGON SCALE 鞠熾天-PURE ELEMENTS GUREN-】
- 開発・発売元:BANDAI SPIRITS
- 発売日:2025年3月24日(発送)
- 価格:38,500円
- ジャンル:アクションフィギュア
- サイズ:全高約180mm
今回はプレミアムバンダイから限定発売された「METAL BUILD DRAGON SCALE 鞠熾天(まりしてん) -PURE ELEMENTS GUREN-」を、黒の騎士団入団希望の僕が、実際に購入して感じた魅力を紹介するぞ!
僕のMETAL BUILD体験は、「ガンダムアストレイ ゴールドフレーム オルタナティブストライク Ver.」以来なので2年ぶり。だが、しかも今回体験するのは「METAL BUILD DRAGON SCALE」という、オーラバトラーやナイトメアフレーム(KMF)などを扱うMETAL BUILDのスピンオフ的なブランドの商品なのだ。
「METAL BUILD DRAGON SCALE」は、"龍の鱗"を思わせる可動式の外装や「ねじり」や「うねり」を感じさせる生物的な可動表現がウリとのことで、いったいどのような可動域を見せてくれるのか、併せてチェックしていければと思う。
ナイトメアフレーム「鞠熾天」とは?
今回紹介する「鞠熾天」は、ナイトメアフレームと呼ばれる「コードギアス」シリーズに出てくる機動兵器だ。シリーズを視聴している方なら、見た目からカレンの搭乗機である「紅蓮」シリーズを想起できるだろう。だが、最新作である「コードギアス 奪還のロゼ」まで欠かさずに観ていても、この「鞠熾天」は登場しないのだ。
実は、この「鞠熾天」は「コードギアス 復活のルルーシュ」と「コードギアス 奪還のロゼ」の間を繋ぐ、「コードギアス 新潔のアルマリア」に登場するナイトメアフレームなのだ。「コードギアス 新潔のアルマリア」は、小説とマンガでそれぞれ展開中だ。そこで語られる「鞠熾天」は、ベースは「紅蓮聖天八極式」で、シュロッター鋼製の爪、MVS内蔵の剣、幅射波動の3パターンの武装を換装できる統合兵装腕と、新型のエナジー・ウイングを装備するパワフルな機体だ。
同作にはほかにも「ランスロット・アルビオンゼロ」や「新月」と呼ばれる「月下」のカスタム機も出てくるぞ。なお、ストーリーは皇神楽耶が設立した諜報機関イザヨイのエージェント「宗賀ハクバ」が、「ピュアエレメンツG(正体は鞠熾天)」と呼ばれる謎のKMFを追う展開。まだスタートしたばかりの物語だが、どうやら本編の主人公である「ゼロ」も出るらしい。小説とコミックで展開しているので、興味がある方はぜひチェックしよう!
まずは開封の儀:パッケージと付属品をチェック
まずは恒例のパッケージ開封の儀。今回のパッケージは、宇宙を思わせるような黒と紫を基調として背景に、ガッツリとアームズ2(カタナ)の切っ先を向けたポージング。そして、METAL BUILD DRAGON SCALEの文字が箔押しされた豪華パッケージだ。裏面もストーリー中のセリフを引用した上で、「鞠熾天」の特徴を紹介している。背の「ギアス」をフィーチャーした赤いマークも格好いい。
内容物はいくつかのパートにわかれており、発泡スチロールに入った本体と、兵装やエナジー・ウイングの入ったセット、展示ベースや付け替え用の手首パーツが入ったセット、ベースに使う支柱などが入ったセットが封入されていた。
残りはマニュアルだが、これがMETAL BUILDで一番重要なアイテム。今回は、統合兵装腕の切り替えなどが難しいので、説明書を良く読んでから遊びに入ろう!
(C)SUNRISE/PROJECT L-GEASS