レビュー
「フレームアームズ・ガール ドゥルガーI 〈キャットアーマーVer.〉」レビュー
2025年6月19日 00:00
軽装からキャットアーマーまで変身させるような組み立て工程
本キットは、「フレームアームズ・ガール ドゥルガーI」を組み立ててから、「ヘヴィウェポンユニット39 キャットアーマーユニット01」を組み立て合わせることで「ドゥルガーI 〈キャットアーマーVer.〉」にすることができる。
そのため、「フレームアームズ・ガール ドゥルガーI」軽装状態から組み立てていく。
最初は頭部。構成は大きく分けて後頭部、フェイスパーツ、前髪となっている。後頭部には可動部が備えられており、風になびくように後ろ髪を持ち上げることができる。また、後ろ髪にも軸可動が仕込まれているので、左右の広がりや角度調整ができる。
また、横髪もボールジョイントが仕込まれ、角度調整が可能で表情付けがしやすくなっている。髪もパールの入った艶やかなカラーリングがされ、後ろ髪も波打つようなウェーブ造形が細やかに表現されている。
胴体は胸部と腹部の間に可動軸が備わっている。接続はボールジョイントで左右へのひねりはもちろん、内部の可動によって腰の反りなども表現できる。
肩部にも引き出し機構が採用され、腕部の動きをサポートしてくれる。肌の質感、お腹の造形にもこだわりが感じられる。
腕部がオーソドックスな構成で、肩の軸関節とボールジョイント軸、肘関節、手首に可動箇所が設けられている。前腕部は軽装のアーマー造形で、クリアーパープルがアクセントとなっている。また、肘部分はパールホワイトで前腕のホワイトとは異なり、インナースーツ感が演出されている。
脚部パーツは肌色の太もも部分、パールホワイトの膝周り、アーマーを纏った下腿となっている。ハイソックス風のインナーにはフリルがあり、可憐でかわいい造形となっている。
アーマーは細いシルエットながら、素手のクリアーパープルやゴールドの質感でカッコよさと頑強さが演出されている。膝には軸が設けられ、膝アーマーを取り付けることができる。
組み立てた各パーツを合わせることで「フレームアームズ・ガール ドゥルガーI」軽装状態が完成する。
甲冑騎士の威厳を感じさせる武装状態
続いて、武装状態を再現する各パーツを組み立てていく。
頭部のアーマーは鋭角でゴールドの突起が存在感を放つ造形となっている。後頭部のアーマーも幅広いものに付け替え。
胴体のアーマーはプレートアーマーを感じさせる流麗なデザインとなる。胸部も鋭角なアーマーとなり、腹部や脇も装甲が追加される。
また、フロントには前掛け、リアにも基部と腰に回るクリアーパープルパーツがあり、サイドはスカートパーツが装着される。
腕部は肩アーマーと前腕に追加装甲が付く。肩アーマーは可動軸が設けられ、腕の可動に合わせて角度を調整でき、アクションポーズを取りやすいようになっている。
脚部のアーマーは太もも、膝、足先を組み立てる。太もも部分はクリアーパープルのラインが入り、脛のラインとの統一感が生まれる。膝アーマーは大型で存在感を放つ造形で、足の甲にもアンクルガードが備わり、大幅に防御力が上がっているのがわかる。
次に背部ユニットの組み立て。基部の左右に多関節のアームパーツ、その先に推進装置を備えたパーツを合わせる。アームパーツはフレキシブルに可動する。
推進装置もパーツの一部を折りたたむことでノズルを露出させることができ、展開状態することで装甲のようなデザインにすることができる。
各アーマーを装着したことで「フレームアームズ・ガール ドゥルガーI」武装状態が完成する。
さらに各部に水転写デカールを張り付けることで、ゴールドのラインなど豪華な姿にすることができる。水転写デカールは水に浸してから、貼りたい箇所に滑らせるようにして配置し、余分な水分を綿棒などでふき取ることで貼り付けることができる。
貼り付ける際はマークセッターで補強。また、トップコートをかけることでよりデカールを保護し、剥がれにくくできるのでオススメだ。
そして、ランス型の武器「へイルラング」の組み立て。「ヘイルラング」は持ち手部分がメイス、先端部はショートランスとしても活用できる。
また、ハンドパーツで持たせる際のサポートパーツもついている。
その他、展示ベース、腰部用オプションパーツ、脚部用オプションパーツもついている。
可愛さが増すキャットアーマー
キャットアーマーは、ネコミミパーツにキャットアーム、キャットフット、キャットテイルを組み立てる。
ネコミミパーツは耳の内側にパーツをはめ込むシンプルな組み立て。材質が合成ゴムのため、専用の前髪パーツなどを必要とせず、そのまま取り付けることができる。
腕部パーツとなるキャットアームは丸みのあるフォルムで、大型のサイズとなっている。指先も猫の手モチーフとなっており、肉球造形をはじめ各部可動で指の開きや手先を丸めるような動きと猫らしい動きを表現できる。
また、前腕部にも可動が備わっており、フレキシブルに可動することができる。
脚部のキャットフットも丸みのあるフォルムで可愛らしい造形で足首パーツから組み立てる。
最後にキャットテイルを組み立て。腰部の接続パーツに3つの節で構成されている。先っぽはブラウンでメリハリのあるカラーリングで、角度を調整することで様々な表情付けができる。
組み立てた各部パーツに組み替えることで「ドゥルガーI 〈キャットアーマーVer.〉」が完成する。
そして、キャットアーム、キャットフットに水転写デカールを貼ることでディテールを追加する。
組み立て工程が完了したところで、次は造形やアクションを見ていこう。
(C) KOTOBUKIYA
※画像は試作品です。実際の商品とは多少異なる場合がございます。










































































































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