レビュー
「1/48 マンダロリアン N-1スターファイター」レビュー【#スター・ウォーズ】
劇中の機体組み立てシーンで見られたパーツやメカも忠実に再現。マンダロリアン2代目の愛機
2025年10月24日 00:00
- 【1/48 マンダロリアン N-1スターファイター】
- 発売元:BANDAI SPIRITS
- 発売日:2025年10月25日
- 価格:4,180円
- ジャンル:プラモデル
- サイズ:全長約230mm
BANDAI SPIRITSは「スター・ウォーズ」シリーズの実写ドラマ作品『マンダロリアン』と『ボバ・フェット』に登場する宇宙戦闘機のプラモデル「1/48 マンダロリアン N-1スターファイター」を10月25日に発売する。
かつて銀河共和国の惑星ナブーの王室用として運用されていたスターファイターを改修し、マンダロリアンの愛機となったこの機体。鈍色に輝く機体を成形色で再現し、搭乗者であるマンダロリアンや相棒のグローグー、そしてアストロメク・ドロイドのR5-D4のパーツなども付属している。
外観からは見えない、プラモデルならではの内部メカも忠実に再現したスケールモデルのようなこの「1/48 マンダロリアン N-1スターファイター」。その組み立てレビューを本稿にてお届けしよう。
銀河共和国時代のナブーの王室戦闘機を、アウター・リム最速を誇る機体へと改修
映画「スター・ウォーズ エピソードVI / ジェダイの帰還」の5年後、銀河帝国崩壊後の宇宙を駆ける孤高の賞金稼ぎマンダロリアンことディン・ジャリンの物語を描く『マンダロリアン』。彼がジェダイ・マスターのヨーダと同じ種族のエイリアンの子ども、ザ・チャイルド(本名はグローグー)捕獲の依頼を受けたことからストーリーが始まる。2人の間に芽生えた親子のような感情から、帝国の残党に追われるグローグーを生き残りのジェダイの騎士のもとに返す旅へと進展していく。
過去シリーズへの多大なリスペクトを盛り込んだ内容と、西部劇や時代劇をほうふつとさせる脚本や演出はファンからの高い支持を得て、ドラマ『マンダロリアン』シリーズはシーズン1と2、同じく実写ドラマの『ボバ・フェット』を挟んで、シーズン3までが制作されている。2026年5月には新作映画の公開も決定した。
今回キット化された「N-1スターファイター」は、マンダロリアンがシーズン後半で乗る宇宙船だ。「ナブー・スターファイター」とも呼ばれナブーの王室に配備されていた機体で、「スター・ウォーズ エピソードI / ファントム・メナス」の劇中後半で少年時代のアナキン・スカイウォーカーとR2-D2が乗り込んで活躍したことでも知られる。
マンダロリアンは愛機のガンシップ「レイザー・クレスト」が帝国残党に破壊されてしまったことから、タトゥイーンのエンジニア、ペリ・モットーに新しい宇宙船の調達を依頼。ペリはガンシップ(兵員輸送機)ではなく、スターファイター(宇宙戦闘機)であるこの機体を調達し、集めた部品を使って徹底的に改修する。スターファイターには珍しいハイパードライブの搭載によりハイパースペースの巡航を可能とし、2基の亜光速エンジンと新たに取り付けられたターボニック・ヴェンチュリ・パワー・アシミレーターで超高速飛行も可能となり、古い機体に渋っていたマンダロリアンをも満足させる高性能機として復活を遂げた。
なおこのエピソードは『マンダロリアン』本編ではなく、『ボバ・フェット』第5話で描かれていて、筆者がかなり好きなシーンでもある。
『マンダロリアン』版の「N-1スターファイター」を内部パーツまで再現
『マンダロリアン』版の「N-1スターファイター」の立体化ということで、ナブー時代の鮮やかなイエローの塗装はすっかり剥がされてしまい、金属がむき出しになった暗いシルバーの機体を成形色で表現している。パーツ自体はさほど多くなく、ランナーは台座も含め6枚だ。一部むき出しになった内部パーツは見えるところだけではなく隠れた部分も造形されていて、組み立て過程でそれを確認できるプラモデルならではのお楽しみも備えている。
まずはコクピットと機体内部の組み立て。コクピットに座らせるマンダロリアンは、通常の姿とグローグーを抱いた姿のどちらかを選択可能だ。グローグーやコクピットのパネル、劇中でジャワが調達してきた極低温高密度燃焼ブースターなど細かな部分もしっかり作り込まれている。
コクピット周辺のメカが完成したら、主翼と上面装甲を被せて両翼の亜光速エンジンを組み立てていく。エンジンの後ろに伸びているのはヒートシンクで、このパーツは左右を間違えないようにはめ込みのダボ穴の形状が違っている。コクピット後方のドロイドポートは外されてグローグーの席となったが、シーズン3ではペリから譲られたR5-D4がここに乗ることになり、そのための選択式パーツも用意。接着をしなければ交換も可能だ。
機体にわずかに残ったナブー時代のイエローの塗装部分とR5の赤のラインはシールまたは水転写デカールで再現。どちらを使うかはお好みで。付属の台座は機体底面のパネルを外して取り付ける仕様だ。
「N-1スターファイター」完成!ポイントは隙間から見える内部メカ
完成した「N-1スターファイター」は、独自のシルエットの再現はもちろん細部のディテールも素晴らしい完成度となっている。装甲の一部がないことにより、劇中ではどこか未完成な機体という印象もあったが、完成したキットを手元で見ると、その隙間から見える内部メカが非常に魅力的に映る。劇中で本機を組み立てるシーンがあったことも、このキットの魅力を高めている要因の一つだろう。
Xウイングのような可変翼機ではないため、可動部分はない。その分しっかり組み立てられるのは長所でもある。成形色の暗めのシルバーはこの機体のイメージ通りで、成形時に出るウェルドラインも機体の鈍い輝きを演出しているように思えばあまり気にならなかった。
冒頭でも述べたように、『マンダロリアン』は2026年に映画公開が決定した。そちらの予告ではこの「N-1スターファイター」ではなく、レイザー・クレストが飛行しているシーンが見られる。シリーズの継続とともに、公開に合わせてBANDAI SPIRITSのプラモデルシリーズの新作や再生産への期待も筆者個人的に高まっている。
この「1/48 マンダロリアン N-1スターファイター」を作りながら、映画でのマンダロリアンやグローグーの活躍を楽しみに待っていただければと思う。
(C) & TM Lucasfilm Ltd.

























































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