シャアによる地球へのアクシズ落下を阻止するべくνガンダム出る!
レビュー前編・中編を経て、超ド級のキットがついに組み上がりました!目の前にあるそれは想像を超えるリアリティとこれを全て組み上げたというガンプラならではの達成感がいつも以上に強く湧き上がってきます。思い返せば各パーツに施されたディテールは単調なところは一つもなく、一つ一つが組み合わさると大胆でありつつ緻密な可動機構を持っていたり、とてつもない設計がされていたということも思い出されます。
リード線によるパイピングも機体の動力やエネルギーの流れを感じさせてくれたり、金属製のノズルやバルカン砲とエッチングシールの金属部材が使われているところの意味を感じてみたりと部材それぞれの説得力もあって楽しい組み立て体験でした。さらに劇中で描かれたようにνガンダムの頭部の各部センサーをカバーして納入状態にできるというお楽しみが最後の最後にあります!
そしてなによりその存在感が圧倒的……目の前にドンと立っているフィン・ファンネル装備のその姿に感動! 1/60スケールのνガンダムはいつリリースされるのだろう? とこれまでずっと期待されていたでしょうからガンプラ45周年で夢が実現して本当に待っててよかった! 組み上がるとずっしりとその手に伝わる重量と全てをドッキングさせると両手で持つことになるフィン・ファンネルも大迫力でした!
頭部や胸部、コックピットなどがサイコ・フレームのグリーンに発光して雰囲気を高めます 緻密なディテールですがうるさくはなく、面構成で魅せる印象です 胸部上面装甲の面構成とセンサーなどのディテールの密度に注目! 胸部ダクトにはフラップの奥にエッチングシールとクリアーパーツを配置、立体的で緻密なディテールがあります ソール先端はシンプルなデザインながらつま先可動などのギミックがあります アンクルアーマーはPGUでのギミックを前提としたデザインとなっています ふくらはぎ部の推進機は内部に複雑なメカディテールを収め、ゴールドの加飾部がのぞきます 前腕部はPGUでのギミックを踏まえた巧みなデザインとパーツ分割がされ、小さいノズルなども緻密に表現しています 肘関節はロール軸にもなっていて様々な表情が作れます ハンドは銃器専用のものが用意され確実に保持できます その頭部は各部の金属色のメカフレームがチラ見えします 首回りにも金属色のメカフレームがありアクセントになっています 肩にはアムロのマークが水転写式デカールで再現されます 胸部左側にはセンサーがあり、LEDユニットで発光します バックパック他のノズルは金属製で異素材感が楽しい部分です メインのビーム・サーベルはバックパック右側に接続されます シールドにはアムロのパーソナルマークが水転写式デカールで再現されます キットオリジナルギミックを持ったフィン・ファンネル 砲身内側には歯のようなパーツがあり、後部フラップが展開して先のほうが伸びます 劇中イメージをさらに昇華させリアリティを持たせています 各部関節で射出姿勢から攻撃姿勢にすることができます ここからフィン・ファンネル装備状態で見ていきましょう まさにマント。1/60スケールでフィン・ファンネルを拝めるとは……! 折れ曲がったりそれぞれをドッキングする機構を搭載しています ビーム発生器もメタリック3Dシールと金属色パーツで再現されます フィン・ファンネルを背負った状態だと見え方も変わってきます スタンドになるベースは若干伸ばすことができ、宙に浮いた状態を再現することができます 腰部のフロントアーマー左のロンド・ベルのマークを水転写式デカールで再現できます フィン・ファンネル装備状態での側面図はボリュームが増します 背負ったフィン・ファンネルはベースに取り付けられたクリアーパーツで支えられます 膝の装甲のボリューミーさは組むとさらに実感がわきます アクシズ落とし作戦を阻止するために最終決戦仕様となったνガンダム 「第二波、出てくれ。艦隊は直掩部隊で持たせる!」「ガンダム、行きます!」セリフが脳内再生されます ビーム・サーベルの両端にビームエフェクトを接続できます フィン・ファンネルの接続部は一つだけ開いて他は閉じています 各部のハッチをオープンさせた状態で見ていきましょう 各部ハッチが開くことでメンテナンスの情景が浮かんできます ふくらはぎ側面の推進機部も左右が開き、メンテナンス状態を表現します 腰部フロントアーマーは上部ハッチと下部の一部が伸びます 肩アーマーは前後と上面が開き、先端のノズルが若干伸びて上下に可動します 装甲を付けた脚部もグイっと曲がります!連動可動が楽しい 可動指のハンドの各指先端には様々なものを射出できるランチャーを装備しています ビーム・サーベルのホルダーは若干角度を変えられ、抜きやすくなります しなりが入ったビーム・サーベルのエフェクトパーツが付属しています 達成感は伊達じゃない!「PG UNLEASHED 1/60 νガンダム」のレビューを終えて
怒涛の3本立てとなった今回のレビューはいかがだったでしょうか。筆者側からの感想で恐縮ですがガンプラMGクラスでも通常1本がほとんどなんですが、その2~3倍ほどある情報量を持つ記事が3本となり執筆しても読んでいただくにしてもとんでもない量となりました。いかに「PG UNLEASHED 1/60 νガンダム」が超ド級キットだったかが十二分にお伝えできたのではないかと充実感と達成感でいっぱいです。
ガンプラ45年の積み重ねはランナーとパーツ構成までもがすばらしく、組む人がどのようにしたらストレスを感じることなく組めるのか? という配慮をうかがい知れる設計になっていたところもすばらしかったですね。そしてゴールドやシルバーのサブフレームによる豪華な演出、レッドとブルーのリード線とそれをカバーするかのようなエッチングシールの存在はサーバールームのケーブルや人体の動脈/静脈をも想起させて実機のνガンダムを組むエンジニア的な楽しさをも提供してくれていたのも新鮮でした。
「PG UNLEASHED 1/60 νガンダム」は伊達じゃない! それから、【装甲・装備編】のバックパックの所でフィン・ファンネル接続部が左側用だけではなく右側用も用意されていました! 各グレードのキットでもダブル・フィン・ファンネル仕様が組めましたからこちらでもオプション登場が期待できるのではないでしょうか。PGUでのその姿……実現したらすごいことになりそうです! そして次回のPG UNLEASHEDの登場に希望を抱きながら今回のレビューは終了となります。長丁場にお付き合いいただき、どうもありがとうございました!