【ガンダムベース撮り下ろし】特徴的なアンテナと迷彩パターンが目を惹く「HG 1/144 ザク・デザートタイプ（ダブルアンテナ仕様）」がガンダムベース東京に展示中

　今年6月よりプレミアムバンダイで予約を受け付けていたガンプラ、「HG 1/144 ザク・デザートタイプ（ダブルアンテナ仕様）」が、ガンダムベース東京に展示されている。「機動戦士ガンダム THE ORIGIN Mobile Suit Discovery（MSD）」にて表されたザク・デザートタイプのバリエーションで、頭部の形状が異なり、アンテナが2本あるタイプになったものだ。

「HG 1/144 ザク・デザートタイプ（ダブルアンテナ仕様）」。10月21日発売（初回発送分）、価格は2,640円（税込）。プレミアムバンダイ限定商品で、現在3次予約（2022年1月発送）を受付中

　この機体は、アフリカ戦線向けに開発された熱帯・砂漠戦仕様のザク・デザートタイプの初期生産型で、左右の側頭部には長さの異なるロッドアンテナが、頭頂部にはセンサーカメラが備えられた特徴的な頭部をしている。砂漠戦仕様らしい脚部関節の砂塵対策のシーリングや、腕や腰に装備するミサイル・ポッドなど、独自の武装も魅力的だ。

バルカン砲と飾りのあるザク・デザートタイプの頭部とはひと味違った雰囲気がある

左腕には小型のシールドを装着。ここには3連ミサイルポッドを装備できる

砂塵の侵入を防ぐためのシーリングがヒザの関節に施されている

ランドセルには冷却用ラジエーターユニット仕様となっている

　2本のアンテナとともに目を惹くのは、全身に施されたデザート迷彩だ。サンドイエローに濃淡の異なる2色のダークブラウンが入った迷彩は、成形色と水転写でカールにて再現している。正しく組み立てれば、写真のような迷彩模様が再現されるが、自分の好きなパターンで塗装してみるのも面白そうだ。

全身に入った迷彩パターン。ダークブラウンのパターンは、よく見ると2色ある

各所に施されたマーキングももちろん再現されている

　ORIGIN MSDのシリーズは、かつての「MSV」シリーズのファンにも刺さるラインナップが登場するのも嬉しいところ。このザクデザートタイプも、11月18日現在3次生産（2022年1月発送）が受付中なほどの人気で、掲載のタイミングによっては予約が終了している場合もある。人気の機体は再生産もされているので、プレミアムバンダイのサイトをこまめにチェックしておこう。