特別企画

【ガンダムベース撮り下ろし】「ENTRY GRADE 1/144 νガンダム」が、ガンダムベース東京に展示中。素組みでの色分けも完璧なνガンダムの登場

【ENTRY GRADE 1/144 νガンダム】

2022年4月発売

価格:1,100円(税込)

 「次世代のファーストガンプラ」として、老若男女誰にでも作って楽しめる「ENTRY GRADE」(EG)の第3弾アイテム「1/144 νガンダム」が、ガンダムベース東京に展示中だ。シンプルながら、設定通りの細かな色分けまで再現されたプラモデルだ。

「ENTRY GRADE 1/144 νガンダム」。2022年4月発売。価格は1,100円(税込)

 BANDAI SPIRITSの設計・成形技術を投入し、接着剤や塗料の他、工具さえも使わずに作ることができるEGシリーズ。これまでにRX-78-2ガンダムとストライクガンダムが発売されているが、その第3弾は「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」より、νガンダムがラインナップされた。

「逆シャア」公開当時は衝撃的だった新たなガンダムの方向性を唱えたデザインの機体を見事に再現している
機体のアクセントとなっているイエローの武器はほぼ全てパーツによる色分けでカバーされている
腰周りには色分けされたパーツの一部が見えている。商品の方向性を考えると、あまり気にするところではないだろう

 νガンダムといえば、背中に装備されたフィン・ファンネルが特徴的な機体となるが、このキットには付属しておらず、本体とビーム・ライフル、シールドのみのキットとなっている。見た目にはかなりシンプルな印象となっているが、RX-78-2ガンダムよりも一回り大きな体躯は存在感があり、購買欲をそそられる。なおフィン・ファンネルは、別売りの「HGUC 1/144 RX-93 νガンダム」から流用が可能で、使用例も展示されていた。

フィン・ファンネルを備えたEGνガンダム。ニュー・ハイパー・バズーカも取り付けられるという
この後姿こそνガンダム。HGνガンダムの再生産にも期待したい
ガンダムベース東京の展示コーナーでは、これまで発売されたEGシリーズの2種も展示され、大きさの比較ができた

 展示されているものは未塗装の素組みの状態ではあるものの、顔や脚部など、色分けは完璧。さらに完成後にはかなりの可動粋を設けているとのことで、作って遊べるキットとなるだろう。これで税込1,100円という価格も驚きだ。

 対象年齢は8才以上で、初心者にも作れるプラモデルとなるが、これまでの2種と同様に、経験者も試してみたくなるはず。来年4月の発売が待ち遠しくなった。