特別企画

【魂ネイションズ撮り下ろし】「オーラファンタズム」より、「スカルマ」がROBOT魂で企画中。4本の腕を持つ機動性を重視した機体を立体化

【ROBOT魂<SIDE AB> スカルマ】

発売日・価格未定

 「聖戦士ダンバイン」から派生した、バイストン・ウェルを舞台とした連載企画「オーラバトラー―オーラファンタズム」に登場するオーラバトラーが、「ROBOT魂<SIDE AB>」シリーズにて続々立体化されている。その中でも4本の腕が異様な「スカルマ」が「TAMASHII NATION ONLINE 2021」にて披露され、ファンを驚かせた。

「ROBOT魂<SIDE AB> スカルマ」。発売日、価格未定

 アの国で実戦配備された中でも最も数が少なかったとされるオーラバトラーで、強獣の甲羅を装甲としてまとっている機体が多い中で、このスカルマにはそれが見られず、機動性重視のため全身が強獣の骨で作られている。軍の先陣を司る斥候のために使われた機体とされるが、定かではない。

設定の通り、手足は複数の骨で構築されたような形をしている
顔はバストールのようにも見える

 昆虫然とした顔つきや触覚はバストールを思わせるが、手足は細く、となりに並べられたサーバインと比較すると全高が非常に高いことがわかる。何より特徴的なのは、オーラコンバーターから生えている2本の腕で、これにより異様なシルエットが構築されている。アクションフィギュアとしての可動やギミックがどうなるのかも気になるところ。

虫のイメージがさらに強く感じられる全体のデザイン
もう1対の腕はオーラコンバーターに取り付けられている
長い指も特徴的。フィギュアとなった場合、動きはどうなるのだろうか

 設定上も不明な点が多いこのような機体が立体化されるのは極めて異例で、シリーズの人気が伺える。発売日や価格などは未定の参考出品となるが、試作の造形がここまで作られているからには、発売も視野に入っていることだろう。まだ未発売の「聖戦士ダンバイン」のオーラバトラーのゲドなども含め、今後のラインナップももうしばらくは見逃せない。

【ROBOT魂<SIDE AB> バストール】
スカルマと似た雰囲気があるバストール。2019年にプレミアムバンダイ限定で発売された