特別企画

謎解き×宝探しイベント「ククルス・ドアンの島を調査せよ!」に挑戦しよう!

謎を解き明かし、お台場観光もたっぷり楽しむ。ガンダムももちろん満喫!

【緊急ミッションガンダムを捜索せよ~ククルス・ドアンの島を調査せよ!】

3月11日~3月31日 開催予定

参加費:無料

 現在お台場では、謎解き×宝探しイベント「緊急ミッションガンダムを捜索せよ~ククルス・ドアンの島を調査せよ!」を3月31日まで開催中だ。本イベントは「TOKYO ガンダムプロジェクト2021」実行委員会が実施しているイベントで、参加費は無料。お台場を散策しながら、「ガンダム」に関する謎に挑戦することができる。

「ククルス・ドアンの島を調査せよ!」は3月11日から31日までお台場で開催されている

 弊誌では以前実施された謎解きイベント「「Ξ(クスィー)ガンダム起動計画 お台場に眠るパーツを見つけ出せ!」にも挑戦しているが、今回の「緊急ミッションガンダムを捜索せよ~ククルス・ドアンの島を調査せよ!(以下、「ククルス・ドアンの島を調査せよ!」)」は、TOKYO ガンダムプロジェクト2021」実行委員会によるイベントのため、より広くお台場を舞台にして謎解きが楽しめる。

 本稿ではこのイベントの序盤の謎や、この謎解きで見ることができるお台場の風景、そして込められた"ガンダムファンの楽しさ"をレポートしていきたい。お台場を散策することで新しい発見もあり、謎を解き明かすことで特別なガンプラなど様々なプレゼントが抽選でゲットできるのだ。ガンダムファン、春休み中の子供達や家族連れはもちろん、多くの人に挑戦して欲しい。

今回のイベントはお台場の広い範囲が舞台。謎解きとともにお台場の魅力に触れてみよう

「ガンダムの初心」を描く、劇場アニメ「機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島」

 まず最初に、本イベントのモチーフである「機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島」について紹介したい。本作品は6月3日より全国ロードショーが始まる劇場アニメである。

【『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』特報映像】

 このエピソードのベースとなるのはアニメ「機動戦士ガンダム」の第15話「ククルス・ドアンの島」。主人公・アムロがふとした偶然である島に住む男・クウクルス・ドアンと出会うストーリーである。1話完結型の物語で、16話から始まるランバ・ラルとの戦いの前のインターミッション的なエピソードであり、ストーリーを再構成した3部作の劇場アニメ「劇場版 機動戦士ガンダム」には収録されていない。

 劇場アニメ「機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島」は、安彦良和氏を監督を務める。安彦氏は劇場版の公式ページにて「『機動戦士ガンダム』は『名もない小さな者達』が互いに助け合って巨きな敵と戦い、非常な運命を生き抜いていく物語です。かつてのテレビシリーズのなかに、もっともよくそうした色合いを表すひとつのエピソードがありました」と語り、「今、ガンダムの初心を愛するスタッフはそれに光を当て、語り直します」としている。「機動戦士ガンダム」が放映されてから43年になる現代で、もう一度「ガンダムの初心」を描くという。

劇場アニメ「機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島」は「機動戦士ガンダム」が放映されてから43年になる現代で、もう一度「ガンダムの初心」を描くという

 あえて"ガンダムファン"の視点から見れば、ジオンと連邦の大きな戦争を描く「機動戦士ガンダム」において、第15話「ククルス・ドアンの島」は1話完結の外伝的エピソードといえる。またこの回は特にザクの"作画"が安定しておらず、そのことでコアなファンが突っ込むこともあった。だからこそ安彦氏をはじめとした制作陣がこのエピソードをリニューアルするというところに驚きがあった。

 劇場アニメ「機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島」は「ホワイトベース隊」や「ガンダム」を最新スタッフが描くという点もポイント。公開された「MS-06F ドアン専用ザク」は頭部や手足のバランスが通常のザクと異なり、顔周りの動力パイプが細くなっているが、この雰囲気が第15話「ククルス・ドアンの島」での設定画と微妙に異なるザクを彷彿とさせ、話題を集めている。43年を経た「ガンダムの初心」とはどのようなものか、公開が楽しみだ。

公開されたドアン専用ザクのデザイン。「頭部が細長い」、「手足がスマート」、「動力パイプが細い」など、第15話の作画によって描かれた"設定画とバランスが異なるザク"をドアンが応急処置を施しながら使っているためという解釈でリデザインしている

隠されたガンダムを探し出せ! お台場を舞台に謎解き開始!

 それではいよいよ謎解きイベント「ククルス・ドアンの島を調査せよ!」に挑戦していこう。この謎解きに挑戦するにはLINEをインストールしたスマートフォンが必要で、下記QRコードから「謎解き特設サイト」に飛び、そこで謎解き専用のLINEにアクセスし、友だち登録をすると、LINE上にて謎解きがスタートする。

【特設ページへのQRコード】
こちらをスマホのカメラでスキャンし、特設ページからLINEで友達を追加することで謎解きに参加できる

 「ククルス・ドアンの島を調査せよ!」ではプレーヤーはアムロとともに島に降り立つ。アムロ達ホワイトベース隊はその島にジオンの兵士が潜んでいるという情報を得て、アムロとプレーヤーが向かうことになった。しかしそこでアムロはククルス・ドアンという男に返り討ちにされ、ガンダムを奪われてしまうのだ。ガンダムの隠し場所は暗号によって隠されている。窮地のアムロを救うために、プレーヤーはその暗号解読の腕を振るうのである!

 最初の問題は「地図の入手」。謎の文字を解読し、3桁の数字を入手しなくてはならない。「謎が難しい」という人にはヒントも用意されている。ハンターヴィレッジへの登録が必要となるが謎解きにあまり挑戦したことがない、という人もオススメだ。

【謎解き開始!】
本作のストーリー。隠されたガンダムを探し出すのだ
最初の謎。?が上下ひっくり返っているのが大きなヒントとなる。中央の3桁の数字を探し出すのだ

 最初の謎を解くことで「階段付近の白いポールを探せ」というメッセージとともに、ムービーが提示される。大きなヒントとなるのは目の前のレインボーブリッジ。お台場のレインボーブリッジが正面に見える場所こそが謎解きの本当のスタート地点となるのだ。それとともにマップが入手できる。本稿では特別に1問目をクリアしなくては入手できないマップを公開しよう。

【マップを入手】
提示されるマップが得られる場所
ムービーで描かれた場所を発見!
こちらがマップ。ダイバーシティ東京 プラザだけでなくひろい範囲を探索することとなる

 今回はこのように、お台場の広い地域が謎解きの舞台となる。以前の「「Ξ(クスィー)ガンダム起動計画 お台場に眠るパーツを見つけ出せ!」ではダイバーシティ東京 プラザ内のみだったが、今回はお台場を散策しながら謎解きに挑むことができる。謎解きはもちろんだが、色々な場所を歩いてお台場の魅力に触れてみてはいかがだろうか?

 謎解きは挑戦心をかき立てる難しさが楽しい。お台場現地で挑戦できる「謎1」は下記の通り。「○○の周りを探そう」とのことだが、それはどこに? ヒントは「最初にメカ みつけだせ」という文章。何やら「だ」の文字のところから矢印が伸びているが……。ここからはさらに謎は難しくなってくるし、数学的な考え方も必要となってくる。友達と一緒に挑戦したり、LINEで友達に助けを求めるのもアリかもしれない。

 謎を解き明かすと行くべき場所がわかる。そこには「キーワード」が描かれたプレートがアリ、そこに書かれた言葉を入力することで次の謎が提示されるのだ。謎は結構歯ごたえがある。是非謎を解き明かし、隠されたガンダムを探し出して欲しい!

【お台場での最初の謎】
矢印がヒント。マップを見つけた場所のすぐ近くにあるものだ
キーワードが描かれたプレート。各地に置かれたプレートを探していくのだ

謎解きだけじゃない! 春のお台場の名所を思いっきり楽しんでみよう!

 また、時には謎解きを一度中断し、マップ上の様々な場所に行ってみよう。謎1捜索範囲周辺はレインボーブリッジの架かる東京湾を一望できる。お台場の自由の女神像も楽しいが、海岸まで行ってみるのも良いだろう。東京湾の景色は、特に晴れた日が見事だ。

【お台場で観光を楽しもう】
お台場自由の女神像。東京湾を背にしている
東京湾。レインボーブリッジは見応えたっぷりだ
様々な店舗が集まるアクアシティお台場
グッズや見学など様々なアクティビティのあるフジテレビ

 謎1捜索範囲周辺はアクアシティお台場や、フジテレビがある。グッズショップ、カフェ、時間があれば見学施設を回ってみるのもいい。この機会にお台場の様々な観光名所にも行ってみよう。セントラル広場にある「自由の炎像」は、「フランスにおける日本年(1997-1998年)」と「日本におけるフランス年(1998-1999年)」を記念し、また日仏の友好を讃えるために、芸術家マルク・クチュリエ氏のオリジナル作品として贈呈された像。

 台座からまっすぐに伸びる炎は見応えがあり、天気や時間帯でその姿を変える。お台場の「実物大ユニコーンガンダム立像」と共に、見応えのある立像としての人気スポットだ。「MSギャンのビームサーベルみたい」とガンダムファンならば思ってしまうかも。

【お台場で観光を楽しもう】
「自由の炎像」。台座からまっすぐ伸びる炎は、ギャンのビームサーベルのようだ
ヒルトン東京お台場は高級レストランなども
グランドニッコー東京お台場も落ち着いた雰囲気のホテルだ

 探索地域に加え、「ヒルトン東京お台場」と「グランドニッコー東京お台場」の高級ホテルも注目だ。地方からこの謎解きに挑戦するならここで泊まるのもありかもしれない。ホテルならではの高級ランチ/ディナーも楽しめる。

 そしてガンダムファンならば見逃せないのが、ダイバーシティ東京 プラザと「実物大ユニコーンガンダム立像」である。この像はユニコーンモードからデストロイモードへと変形可能。サイコフレームが輝くといったユニコーンガンダムならではの"変身"を見ることができる。さらに18日からは立像の後ろに映し出される映像「WALL G 」の新作が公開される。こちらもレポート予定だ。

【ユニコーンガンダムとダイバーシティ東京 プラザ】
ユニコーンモードからデストロイモードへ変身するユニコーンガンダム立像。現在はユニコーンモードで持つのが開いているようだ
ダイバーシティ東京 プラザも様々な店舗がある

ゴールは「ガンダムベース東京」、しかし休日は混雑や入場制限に注意

 「ククルス・ドアンの島を調査せよ!」は謎解きを進めていくことでダイバーシティ東京 プラザ内へと向かっていく。最後の謎を解き明かしたとき、抽選は「ガンプラの聖地」ともいえる、「ガンダムベース東京」の特設マシンで行なうことができる。

【謎を解いたらガンダムベースへ】
ダイバーシティ東京 プラザにあるガンダムベース東京。店舗の外に抽選器がある。

 抽選で1名が入手できるのが「A賞:MG1/100 ガンダムベース限定 RX-78-2 ガンダム Ver.3.0[クリアカラー]」。10組20名には「B賞:6月3日公開予定映画「機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島」ペアムビチケ」が贈られる。

 C賞50名には「THE GUNDAM BASE TOKYO(ガンダムベース東京)クーポン1,000円分(引き換え期限:3月31日まで)」、D賞50名は、「THE GUNDAM BASE TOKYO(ガンダムベース東京)クーポン500円分(引き換え期限:3月31日まで)」となる。ぜひゲットして欲しい。

※抽選賞品引き換えについてルールがございます。詳しくはキャンペーン特設サイトのイベント概要欄をよくご確認ください。

・キャンペーン特設サイト
https://tokyo-gundam-project.jp/g-doan-nazotoki/

【謎を解いたらガンダムベースへ】
抽選で1名が入手できるのが「A賞:MG1/100 ガンダムベース限定 RX-78-2 ガンダム Ver.3.0[クリアカラー]」
10組20名には「B賞:6月3日公開予定映画「機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島」ペアムビチケ」が贈られる

「ククルス・ドアンの島を調査ククルス・ドアンの島を調査せよ!」に参加したからにはガンダムベース東京にも!」と思うのはガンダムファンならば必然と言えるが、現在、少しだけ現在、少しだけ注意が必要だ。もちろん「ククルス・ドアンの島を調査せよ!」のプレゼント抽選は店舗入口で行なうことができるので、入店制限の範囲ではない。

 ただガンダムベース東京は、本キャンペーン実施期間中に営業日及び営業時間の変更、時間帯別入店整理券等を設けている場合がある。クーポン当選時など、キャンペーン特設サイトのイベント概要をよく確認のうえ、ガンダムベース東京のルール・運営の詳細は随時、ガンダムベース東京公式ホームページを確認のうえ参加してほしい。

・ガンダムベース東京公式ホームページ
https://www.gundam-base.net/

【ガンダムベース東京】
ガンダムベース東京は、"ガンプラの聖地"ともいうべき場所だ。様々なガンプラを購入できるが、3月は入場規制が入っている。事前に入場抽選に申し込むか、平日に訪れよう

「ククルス・ドアンの島を調査せよ︕」はお台場を回ってガンダムの謎解きが楽 しめるイベントだ。お台場の魅力を再確認できるところもいい。たっぷりとガンダムとお台場の魅力を満喫して欲しい。