特別企画

【TAMIYA SHOWCASE】第二次大戦後期の米兵の装備を反映。「1/35 アメリカ歩兵偵察セット」

【1/35 アメリカ歩兵偵察セット】

7月9日発売予定

価格:1,760円(税込)

 タミヤの定番「1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ」に、第二次大戦後半の一般的なアメリカ軍装備を身に付けた歩兵フィギュア「1/35 アメリカ歩兵偵察セット」が登場する。7月発売のこのアイテムの塗装済みの試作品が、タミヤプラモデルファクトリー新橋店にて開催されたTAMIYA SHOWCASEに展示された。

「1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.379 1/35 アメリカ歩兵偵察セット」。7月9日頃発売。価格は1,760円(税込)

 第二次大戦の後期となる1944年後半より支給された野戦服「M1943フィールドジャケット」と、ブーツとレギンスが一体化した「2バックルブーツ」を装備したアメリカ軍歩兵を立体化。M1カービンを手にした指揮官、M1ガーランドとBAR M1918A2を携行する兵士2名、片膝をつく小銃手、ハンディトーキーで通信する兵士の5名がセットになったものだ。

第二次大戦後期のジャケットを着用した偵察部隊の5人を立体化
5cmほどの大きさながら、兵士の表情まで造形
それぞれのポーズが兵士の個性をアピールしている

 タミヤとしては定番のミリタリーミニチュアながら、1/35スケールは実物を改めて目の当たりにするとかなり小さく、それでいて精密に造形されていることがわかる。服の質感や武装の正確な再現、ヘルメットの偽装ネットもちゃんと形がわかるなど、さすがの完成度だ。ベルトに提げたポンチョは選択式、スライドマークの階級章など、作るときの自由度が設けてあるのも嬉しい。

銃や装備品も細かなころまで造形されている
ヘルメットは偽装ネットを取り付けてあるものも用意
腰にぶら下げているポンチョは選択式

 単体で作るのもいいが、同スケールの車輌と組み合わせて情景を作ってみるのも楽しいはず。ノルマンディ上陸作戦の1シーンを再現してみたい。