特別企画
大きく変わるシルエットが彩る圧倒的インパクト!「METAL BUILD ディバインストライカー(オルタナティブストライク Ver.)」の魅力に迫る
2023年3月24日 00:00
- 【METAL BUILD ディバインストライカー(オルタナティブストライク Ver.)】
- 3月24日16時より予約開始
- 8月 発送予定
- 価格:13,200円(送料・手数料別途)
BANDAI SPIRITSコレクターズ事業部は、3月24日16時より通販サイト「プレミアムバンダイ」にて塗装済み完成品フィギュア「METAL BUILD ディバインストライカー(オルタナティブストライク Ver.)」の予約受付を開始する。本商品の発送は8月を予定し、価格は13,200円となる。
「METAL BUILD」は「超合金(ダイキャスト)の質感」と「作品に応じたデザインアレンジ」が融合した究極を追求する完成品トイブランド。その中で「機動戦士ガンダムSEED」シリーズに登場する「ストライクガンダム」や「ガンダムアストレイ」などを中核とし、様々なバリエーション機体やバックパックであるストライカーパックを立体化している「オルタナティブストライク」シリーズが展開され、本商品はその最新ストライカーパックになる。
今回は試作品を前に企画を担当する稲吉太郎氏と開発を担当された尾嶋虎太郎氏に話を聞いた。今回は商品の特徴を中心にその魅力を紹介していきたい。
「オルタナティブストライク」シリーズのプレイバリューと物語性のリンク
「METAL BUILD ディバインストライカー(オルタナティブストライク Ver.)」は、前述の通り「オルタナティブストライク」シリーズの一つとして展開される。
本シリーズは「METAL BUILD ストライクガンダム -ヘリオポリス ロールアウト Ver. -」、「METAL BUILD ガンダムアストレイ レッドフレーム改(オルタナティブストライク ver.)」や「METAL BUILD ストライクノワールガンダム (オルタナティブストライク Ver.)」など素体となるモビルスーツに、同シリーズのバックパックや各種武装となるストライカーパックを付け替えることができる。
特筆すべきは「METAL BUILD」シリーズのハイクオリティな立体造形とシリーズ独自のアレンジやギミック、そして、最大の魅力はストライカーパックの換装によって広がる圧倒的プレイバリューだ。
アニメの劇中で登場した姿はもちろん、「ガンダムアストレイにエールストライカーを装着する」など立体ならではの遊びやファンの心を掴む夢の具現化のような魅力が詰まっている。
そして、「METAL BUILD ライトニングストライカー(オルタナティブストライク Ver.)」などストライカーパック単体でも発売され、シリーズの遊びはさらに広がりを見せている。
さて、今回新たに登場したストライカーパック「ディバインストライカー」は、「機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY」に登場したモビルスーツ「テスタメントガンダム」が装備していたストライカーパックとして印象が強い。
大気圏内外での運用を可能としたストライカーパックで、マントのような形態や大きく左右に翼を広げた飛行形態と推進装置として活躍する。それだけにとどまらず、接近戦に特化した武装としての運用も可能としており、巨大な爪のような武装になるなど、多面的な機能美を内包している。
本商品では「オルタナティブストライク」シリーズ独自の設定となっている。
これに対して開発の尾嶋氏は「2月に予約が開始されました『METAL BUILD ガンダムアストレイ ゴールドフレーム(オルタナティブストライク Ver.)』の設定として、カイト・マディガンが登場しており、その繋がりを一例として考えています」と答える。
「カイト・マディガン」は「機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY」にて「テスタメントガンダム」のパイロットとして活躍した人物だ。
また、稲吉氏からは「オルタナティブストライクシリーズではスタジオオルフェの千葉智宏氏に設定、文芸を作成していただいており、直近の商品 ガンダムアストレイゴールドフレーム(オルタナティブストライク Ver.)のストーリーでもこのカイトが関わってくる。そんな彼の扱い慣れた装備を今回商品化へ向けて選定しました」とのこと。
オリジナルの飛行形態を実装。多面的な機能を余すことなく再現
「METAL BUILD ディバインストライカー(オルタナティブストライクVer.)」は素体となる機体に装着し、多彩な運用形態にすることができる。そして、オリジナルの単独飛行形態にすることができる。
尾嶋氏は「ディバインストライカー(本体部分)とトリケロス改(機首部分)を合体させることで単独飛行形態となり、METAL BUILDのオリジナルの機構として取り入れている」と語る。
「『オルタナティブストライク』シリーズの各ストライカーパックはエール、ソート、ランチャーを除くとそれぞれ飛行形態を持っています。これは各バックパックを飾るときに飾り映えしないこともあり、ストライクガンダムなどの本体の周りに各ストライカーパックが並んでいるとカッコいい。その時に飛行形態、単独でも意味ある形態になっているとさらにカッコイイという思いから、単独飛行形態を取り入れている」と稲吉氏は熱く語る。
また、明確には明かされていないが「オルタナティブストライク」シリーズは「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」以降の時間軸が想定され、それらの最先端技術が無人の単独飛行形態を可能にしているというリアルロボットならではのドラマも盛り込まれており、ストライカーパック単体のキャラクター性がより強くなっている。
デザイン面では「一番は遊んでいて楽しいことを意識しておりました。遊ぶ際に壊れそうな部位はデザインと一緒に直していきました。そのためにジョイントを含めて安心して遊べるようにすることが苦労しました」と尾嶋氏は語る。質感の高いデザイン性とケレン味あるギミックを両立しつつ、遊べる強度がしっかり確保されている。
その他の形態も「METAL BUILD」シリーズならではの遊びごたえ抜群のギミックや可動が満載。
中でも「片腕を巨大な爪を有した腕にすることもでき、スマートな印象のゴールドフレーム アストレイに取り付けるとゴツゴツな雰囲気になる」と尾嶋氏は語る。これまでのストライカーパックとは一線を画す荒々しさや接近戦での攻撃的なフォルムが圧倒的なインパクトを放つ。
それらを支える可動域も数多くあり、バックパックのような背負いものから巨大なアーム型の武装まで大きくシルエットが変化する。
フレキシブルに動かしつつ、破綻のない造形を可能とする技術の粋がそこここで見受けられる。
これには尾嶋氏も「僕らも取り付けて見栄えを確認するんですけど、動かしていてすごい楽しかった」とコメント。
そして、トリケロス改も巨大な爪を有した造形再現に加えて、装甲の内側にはオートマチック型のハンドガンとリボルバー型のマディガン銃をマウントすることができる。
ケレン味ある暗器的な演出が心をくすぐる。
さらに、ジョイントパーツを使用することで、また違った外見表現が可能となっている。ジョイントパーツはストライクガンダムの肩に付けるものとガンダムアストレイの腰部に付けるものの2種類がある。
このジョイントにトリケロス改の装甲を取りつけることで、拡張した肩アーマーやリアスカートにすることができる。ディバインストライカー本体がなくても、様々な運用を想定した遊びが可能だ。
ディバインストライカー本体のシルエットも遊びごたえ抜群となっている。「ジャスティスガンダム」のバックパック「ファトゥム-00」のような大きく翼を広げた形態やマントのような背中を覆う形態とシチュエーションの幅広さは必見だ。
そして、翼部分を大きく前面に伸ばした大型クロー形態へに変貌することで異質な雰囲気を醸し出し、唯一無二となる。
尾嶋氏も「ジョイントもストライク、アストレイどちらにも対応したジョイント機構があるのでアタッチメント無しで装着もできる」と語った。
「METAL BUILD ディバインストライカー(オルタナティブストライクVer.)」は非常にプレイバリューが高く、単体での魅力はもちろん「オルタナティブストライク」シリーズの素体と合わせた時の遊びごたえは想像以上だ。
また、尾嶋氏も「幅広いプレイバリューを用意しております。手に取っていただいた際に『こんな遊びができるのでは?』という発見も楽しんでほしいです」と熱く語っていた。
©創通・サンライズ
※写真は試作品のものになります