【あみあみ展示撮り下ろし】立ち姿が美しすぎる！「FALSLANDER LANZE REITER」

　ウイングより、2023年10月に発売される1/7スケールフィギュアの「FALSLANDER LANZE REITER」。こちらは、イラストレーターneco氏が手掛けているオリジナルイラストシリーズ「FALSLANDER」の中から、「LANZE REITER（ランツェレイター）」を立体化したものだ。

　漆黒の騎士といった雰囲気の出で立ちで、全身真っ黒なボディスーツに身を包んでいるこちらのLANZE REITER。オリジナルの作品が持つ雰囲気を、余すことなくフィギュアで再構築したようなアイテムに仕上げられている。

専用台座が付属しており、全高は約265mmだ

　独特のボディスーツが特徴的な、こちらのLANZE REITER。中でもユニークなポイントが、頭に身に付けているパーツだろう。通常はヘルメットなど頭部を覆い隠している場合が多いが、どちらかというとファッション性に富んだアクセサリーのようなスタイルである。

　口元はスーツで覆い隠されているため、表情はあまりよくわからない。しかし、髪と同じピンク色をした大きな瞳や目元付近のマークなど、個性的な雰囲気が良く出ている。特に横からのシルエットが素晴らしく、立ちポーズが美しく見える。

顔は覆い隠されている部分が多いため表情をうかがい知ることはできないが、瞳はどこか愁いを帯びているかのようだ

真横から見ても美しく見える

甲冑をモチーフに髪飾りのように身に付けているところは、なかなか斬新だ

　ボディスーツは全体的に黒が基調となっており、シックなスタイルだ。特殊部隊のようにロープで様々な装備品を装着しており、こちらも近代的な雰囲気である。それに加えて、古くから伝わるような防具を模したパーツも取り付けられているのは面白いところだ。

身を守るスーツを身につけているものの、大きな胸元は隠しきれていない

身に付けている装備品は、股間の辺りを通す紐でがっしりと固定さている

真横からみると、バストの大きさと背中の装備品のボリューム感が良くわかる

　足元は長いヒールを履いているなど、戦うための装備品としてはギャップ感があるところがユニークだ。また、両足を揃えつつ、片足だけつま先立ちになっているポージングも美しく見える。フィギュアには専用台座が付属しているが、こちらも本体同様漆黒のイメージを踏襲したものとなっている。

モデルのように細くスラリと伸びた脚。装飾品が多いわけではないが、小さな点のようなものも再現されている

膝当ては前面のみならず、細部からのダメージも防ぐためのパーツが取り付けられている

こちらが今回のフィギュアに付属している専用台座だ

　こちらの「FALSLANDER LANZE REITER」は、現在あみあみ秋葉原ラジオ会館店でデコマスが展示中である。入手できるのは今年の10月だが、予約は開始されたばかりだ。絶対に入手したいという人は、忘れないうちに購入を済ませておくといいだろう。

　このFALSLANDERシリーズは、これまで「SAMURAI」や「HEMET NETHEL」など素晴らしい作品がフィギュア化されてきたが、今回も期待を裏切らない完成度だ。今後のシリーズの続編にも期待したいところである。

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