特別企画

【タミヤ撮り下ろし】「1/10RC ポルシェ911 カレラ RSR 2.8 (BT-01シャーシ)」、世界のレースを席巻したマシンがRCカーで登場!

【1/10RC ポルシェ911 カレラ RSR 2.8 (BT-01シャーシ)】

9月14日発売予定

価格:21,780円

 タミヤの電動RCカーシリーズ「1/10RC ポルシェ911 カレラ RSR 2.8 (BT-01シャーシ)」は、9月14日発売予定で価格は21,780円。当RCカーは「911 Carrera RS 2.7」をベースに開発されたレースカー「ポルシェ911 カレラ RSR 2.8」のキットとなっている。ちなみに、名称にある"RSR"とは、RennSport Rennwagen (レーシングスポーツ・レーシングカー)の略で、レース用モデルという意味だ。

「1/10RC ポルシェ911 カレラ RSR 2.8 (BT-01シャーシ)」は9月14日発売予定。価格は21,780円

 ポルシェ911の特徴でもあるダックテールやフェンダーはもちろん、フロントエアダム中央のオイルクーラーなど、精悍な姿がリアルに再現されており、ボディの白とオレンジのコントラストが映える。

ポルシェ911 カレラの特徴的なダックテールやフェンダー
フロントエアダム中央のオイルクーラー
カエルを思わせるかわいらしい顔つき

 シャーシには2024年3月に発売された最新の「BT-01」を使用。本シャーシ最大の特徴は、後輪駆動と前輪駆動を選択できることだ。走行用バッテリーやモーター、RCメカを搭載したセンターフレームはそのままに、ファイナルギヤとステアリングリンケージの入れ替えなどにより後輪駆動から前輪駆動に変更でき、さらに後輪駆動時はフロントモーター(FR)とリヤモーター(MR)の2種類のモーター搭載位置を選んで、操縦特性を変えることができる。また、各部分もユニット化されていることから、組み立てやすさと優れた整備性を実現している。

「BT-01」シャーシ※写真はRC装置未搭載の状態
モーターはフロントモーター(FR)とリヤモーター(MR)2種類の搭載位置から選択できる
ユニット化された各部位を組み合わせていくので、確かに組み立てやすそうだ

 足まわりには前後左右対称設計としたフリクションダンパーを装備したダブルウィッシュボーン4輪独立が採用されており、軽快な操縦性が楽しめるようになっている。実車の駆動方式に合わせた仕様や、自分の好みに合わせたセッティングがチョイスできる自由度の高いシャーシとなっている。

前後のフリクションダンパーとダブルウィッシュボーンの足回り
シャーシの各部位がユニットになっているので、ファイナルギヤとステアリングリンケージの位置を変更することで後輪駆動から前輪駆動にも変更できる

 今回はじめて本車を知る方もいるだろうが、見出しでも触れたように「ポルシェ911 カレラ RSR 2.8」は世界のレースを席巻したことで有名な車両だ。1973年2月初旬のデイトナ24時間レースで圧倒的な勝利を収めのを皮切りに、3つの国際選手権と7つの国内選手権で勝利を収めている。

 タミヤプラモデルファクトリーではしっかりと塗装され、再現されたこの「ポルシェ911 カレラ RSR 2.8」を鑑賞することができるので、この機会にRCを通して多くの栄光を掴んだポルシェの歴史に触れてみてはどうだろうか。