特別企画
【タミヤ撮り下ろし】「1/35 ドイツ機関銃チーム (大戦中期)」、表情ひとつにもこだわったタミヤ脅威の造形技術!
2024年8月25日 00:00
- 【1/35 ドイツ機関銃チーム (大戦中期)】
- 7月13日発売
- 価格:1,870円
タミヤプラモデルファクトリー東京にある「新商品展示コーナー」では、7月13日に発売された、ミリタリーミニチュアシリーズ「1/35 ドイツ機関銃チーム (大戦中期)」が展示されている。本稿ではこちらを紹介したい。このプラモデルの価格は1,870円。
「1/35 ドイツ機関銃チーム (大戦中期)」は、第二次大戦中期のドイツ軍機関銃チームを再現した1/35スケールの人形5体セット。三脚銃架に載せたMG34機関銃を射撃する重機関銃チーム2名、レンガ塀の陰からMG42機関銃を射撃する兵士、弾薬箱を運ぶ兵士、そして短機関銃を射撃する指揮官の計5体の人形が含まれている。
本キットの凄さは1/35 というサイズにも関わらず、細部までしっかりとこだわって造り込まれた造形にある。MG34やMG42、MP40などの兵装類はもちろんのこと、兵士たちの表情のひとつひとつが細かく造形されており、まるでそのシーンの臨場感を感じられるほどだ。
写真ではわかりづらいかもしれないが、どの人形も顔の皺や、歯を食いしばる様子など、近くでみたからこそわかるリアルさを感じられるようになっている。また、今回のキットではミリタリーミニチュアシリーズでは数少ない、射撃ポーズを取っているフィギュアがあるのがまた素晴らしい。兵士の強張った筋肉を感じることができる造形から、発砲時の反動に耐えている様子がうかがえる。
本物の人間を3Dスキャンしたデジタル原型に移行し、より精密かつ写実的な物になった昨今、タミヤのミリタリーミニチュアシリーズの造形は本当に凄まじいクオリティになっている。この凄さは実際にみてもらうことでより一層実感できるので、タミヤプラモデルファクトリーに訪れた際はぜひともこの完成度を確認してみて欲しい。