特別企画

【ガチャ撮り下ろし】ある意味リアルなサイズ感!?「アントマンのいる日常。」

MCUの異色ヒーローがガチャに初登場

【アントマンのいる日常。】

開発・発売元:タカラトミーアーツ

発売日:2024年12月(発売中)

価格:1回500円

サイズ:全高約50~60mm

 タカラトミーアーツより、12月より発売中のガチャ「アントマンのいる日常。」。こちらは、人間くささが人気の要素にもなっているマーベルヒーローの「アントマン」をモチーフにしたミニフィギュアだ。ちなみに、「アントマン」がガチャに参戦するのは、これが初となる。

 「アントマン」といえば、その名の通りアリのような小さなサイズまで自由に体のサイズを変更することができるのが特徴となっているが、今回の「アントマンのいる日常。」ではキャラクターの特徴を活かして、小さなサイズで身の回りのものの近くに潜んでいるときのような姿で再現されている。

アントマン

 元泥棒という、ヒーローとしては異色の経歴を持つ「アントマン」。ピム粒子を装填したスーツを身につけることによって、体を小さくも大きくもできるのが特徴だ。今回の「アントマンのいる日常。」に登場するアントマンは、消しゴムの裏に隠れながら何やら様子をうかがっているような姿になっている。

間違えて消しゴムとして使ってしまいそうだ
マーベルのロゴ入り
アントマンのサイズ感もわかりやすい

 この消しゴム部分もなかなかクールな見た目になっており、赤いケースにマーベルのロゴマークが大きく描かれている。また、側面には実際には消しゴムとしては使うことができないことをあらわすように「This eraser cannot erase anything.」の文字も記載されているのが面白い。

消しゴムの裏面も同じデザインだ
ギリギリ隠れてる!?
アントマンはスーツもしっかり再現されている

キャシー

 アントマンことスコット・ラングの娘である、キャシー・ラングもこちらのガチャにラインナップされている。キャシーが身に付けているのは、自らが作りあげた紫色のアントマン・スーツだ。今回は、美味しそうな見た目をしている大粒の苺の上に乗った姿で再現されている

もはや食品サンプルレベル
苺の上にうまく乗っている
まさに任務中といった雰囲気だ
苺自体は安定して立てておくことができる

 苺部分は、360度どこから見ても全く見劣りしないレベルで作り込まれていることに驚かされた。たとえば、緑色の葉が着いているあたりは普段見えないのだが、こちらは造形だけではなく彩色も含めて手抜かりなく作られている。

苺をひっくり返したところ
紫色のスーツがクールだ

ワスプ

 映画では、2018年公開の「アントマン&ワスプ」より、ホープ・ヴァン・ダインが身に付けるスーツとして登場した2代目ワスプ。今回のガチャでは、キャンディの上にちょこんと腰を下ろしてひと休みしているようなシーンが再現されている。

本当にキャンディの上に止まっているようだ
ななめになった棒に座っている
キャンディは棒の穴まで再現されている

 背中から羽が生えているところも、このワスプの大きな特徴だ。スーツもスズメバチのような黄色いカラーリングになっており、細かいデザインも含めて作り込まれている。ちなみにキャンディの包装には、「マーベル・コミック」のロゴマークが描かれている。

背中側から見ると羽の辺りがよくわかる
包み紙には「マーベル・コミック」のロゴマークが
ワスプ自体もよくできている

 この「アントマンのいる日常。」は、12月から発売が開始されている。それほどサイズが大きいというわけではないので、机の上などにちょこんと飾っておいてもキャラクターグッズと気付かれにくいかもしれないが、このサイズ感がなんともいえない魅力を醸し出している。マーベル作品や「アントマン」のファンならば、無くなる前にコンプリートを目指してみるのもいいのではないだろうか?