特別企画

トミカ新車インプレッション 1月は「トヨタ GR スープラ」「ペンズオイル・ニスモ GT-R」「ARTA ゼクセル スカイライン」が登場!

Supra is Back「36 トヨタ GR スープラ」

【トミカプレミアム 36 トヨタ GR スープラ(通常仕様・発売記念仕様)】

  • 価格:各935円(税込)
  • スケール:1/60(全長:約72mm)
  • アクション:サスペンション・左右ドア開閉

 日本のトヨタから1978年に登場した直列6気筒エンジン搭載のクーペタイプのスポーツカー、それが初代「セリカXX」(輸出名:スープラ)です。1981年の3代目(A60型)からは日本国内でも単独の「スープラ」となりセリカとは別の道を歩むことになりました。

【36 トヨタ GR スープラ】

 今回トミカプレミアム化されたのは2019年に登場、先代からは17年ぶりの復活となり5代目となるトヨタのフラッグシップ・スポーツカーの「スープラ」。トヨタのスポーツカー部門である“GR”が手がけるため「GR スープラ」という名称の方が有名な2シーターのスポーツカーです。

 このクルマの企画時に直列6気筒エンジンを作っていたのがドイツのBMWだけだったこともあり、同社との提携をスタートさせてついに2019年の登場となりました。駆動方式はもちろんFR(フロントエンジン・リアドライブ)!シャーシなどのプラットフォームはBMWのZ4と共通化となり、スープラとしてデザインや足回りはトヨタ自体が行っています。

 デザイン面での特徴は、初代から続くロングノーズ・ショートデッキスタイルを踏襲。トヨタの伝説的スポーツカー2000GTの意匠も取り入れて天井がぼこっとふくらんだ“ダブルバブルルーフ”だったり、サイドウインドウ等の形状がその特徴を現代によみがえらせています。丸みを帯びつつグラマラスなラインを描くボディラインは空力特性も考慮されています。

【36 トヨタ GR スープラ:パッケージング】
通常仕様:グレー
発売記念仕様:ホワイト

 それではトミカプレミアムになった「トヨタ GR スープラ」を見ていきましょう。ボディーカラーはグレーとホワイトとなっています。実車ではグレーが「ボルカニックアッシュグレーメタリック」、ホワイトが「ホワイトメタリック」という名称のカラーが設定されています。どちらも精悍なスポーツカーのGRスープラを引き立てるカラーリングとなっています。

 実車のGRスープラは2025年モデルを持って生産が終了されることがアナウンスされています。トヨタとBMWの提携から生まれ、17年ぶりの鮮烈な復活を遂げてからまだ6年なのか、もう6年なのか早いものですね。トヨタを、そしてGRを代表する2シーター・スポーツカーが今後も継続することへの願いを込めてこのトミカプレミアム版GRスープラをコレクションしておきたいところです!

【36 トヨタ GR スープラ:全周とアクション】
フロント:特徴的なフロントマスク
サイド:ロングノーズ・ショートデッキスタイルで2000GT的なイメージも浮かび上がる
リア:後ろに行くほど絞り込まれたキャビン
シャーシ:メカの配置がよくわかる
アクション:サスペンション
アクション:左右ドア開閉

 トミカプレミアムシリーズは実車のホイールを忠実再現するのが毎回注目ポイントとなっています。今回の「トヨタ GR スープラ」でも実車の純正ホイールを忠実に再現しています!モデル化されているのはGRスープラの純正ホイールの形状に見えますが2019年モデルのGRスープラのホイールとは違い、これは2023年モデルのRZモデルの19インチの艶消しダークメタリック塗装の物に見えます。このホイールはGR86やGRヤリスと同一のデザインとなっていてその軽量さからバネ下重量低減に寄与し、剛性も高いものとなっています。

【36 トヨタ GR スープラ:ディテール】
17年ぶりに復活したスープラ!
走ることに特化した2シーターFRスポーツカー!
ロングノーズ・ショートデッキのボディスタイリング
サイドウインドウの形状などにトヨタ2000GTの意匠も受け継いでいます
リアのダックテール形状の特徴をよくとらえています
純正ホイールを忠実に再現、迫力があります!
ヘッドライトはクリアーパーツを採用しています
リアのコンビランプは塗装で表現されます
思わず目を引くリアウインドウの形状はトミカプレミアムでその特徴を再現しています
リアのトヨタ、Supra、GRのロゴをプリントで再現!
フロントのトヨタロゴもプリントです
ルーフのダブルバブルルーフも量感たっぷりです!
左右ドア開閉のアクションを搭載!
車内もステア、シートなどの内装造形
ドアキャッチが彩色されています!シートのモールドにも注目!