特別企画
「1/24 ポルシェ 962C イェーガーマイスター」、ル・マンを支配した伝説のマシンが精密スケールモデルで登場!【タミヤ撮り下ろし】
2025年3月16日 00:00
- 【1/24 ポルシェ 962C イェーガーマイスター】
- 発売日未定
- 価格:未定
東京・新橋にあるタミヤプラモデルファクトリー東京。多彩なタミヤ製品がずらりと並ぶ店内には、新商品や限定アイテムの展示も行われている。今回はそのなかでも一際目を引く「1/24 ポルシェ 962C イェーガーマイスター」を紹介する。
「ポルシェ 962C」は1980年代から90年代初頭にかけて、世界耐久選手権(WEC)やル・マン24時間レースを支配したと言えるマシンだ。1985年のル・マン24時間レースで1位・2位・3位を独占、1986年のル・マンでは連覇に加え、4位までをポルシェが占めるという圧倒的な強さを見せつけた。その活躍は、耐久レース界に革命をもたらし、ポルシェを「ル・マンの王者」へと押し上げた。そのなかでも、鮮やかなオレンジの「イェーガーマイスターカラー」をまとった本機は、観客やメディアにとって「ひと目で分かるマシン」としてポルシェ 962Cのなかでもアイコン的な存在となり、多くのモータースポーツファンの記憶に刻まれた。
本キットの最大の特徴は、一体成形されたワンピースボディ。オレンジ色の成形色のボディに透明パーツのウィンドウ部分とハイマウントタイプのリヤウィングが一体にモデル化されているため、そのままの状態にデカールを貼るだけでも実写に近いものを再現できるようになっている。
鹿のマークが特徴的な「イェーガーマイスター」は有名なドイツ産のリキュール銘柄。1970年代から、ポルシェやBMW、フォードなどのレーシングチームをサポートし、ヨーロッパのツーリングカーレース(DTM)やスポーツカーレースで多数のオレンジカラーのマシンを走らせている。それによって、レースシーンにおいては「オレンジ=イェーガーマイスター」という強烈なイメージを築き上げた。そのなかでも特にポルシェとの関係は深く、962C以外にも911や935などでイェーガーマイスターカラーが使用されており、クラシックレーシングカーのファンにとっては特別な存在になっている。
「1/24 ポルシェ 962C イェーガーマイスター」は、単なるスケールモデルではなく、耐久レースの歴史を体感できる一台だ。鮮やかなボディカラーはもちろん、精密に再現されたボディや内部構造にモデルファンも車ファンも心を奪われるはずだ。「タミヤプラモデルファクトリー東京」では、まだ発売日未定のこのキットを一足先にみることができる。気になる方は、ぜひ足を運んでみてほしい。