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νガンダムとは異なる解釈を備えた「解体匠機 RX-178 ガンダム Mk-II」。「Zガンダム」世代が理想とするプロポーションやギミックが満載!【#魂ネイション2023】

【TAMASHII NATION 2023】

開催期間:11月17日~19日

展示会場:東京都千代田区「ベルサール秋葉原」・「秋葉原UDX」

入場:無料

 11月17日より開催される「TAMASHII NATION 2023」の秋葉原UDX会場「ROBOT WORLD」に、「解体匠機」シリーズで企画中の「RX-178 ガンダム Mk-II」が出展されている。

 BANDAI SPIRTSが贈る彩色済み完成品ロボットの最上級ブランド「解体匠機」シリーズ。「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」よりνガンダムとサザビーがラインナップされ、高額商品にもかかわらず入手困難となるほどの人気を集めている。

 今回新たにラインナップされたガンダムMk-IIは、ご存じ「機動戦士Zガンダム」の登場機体で、「解体匠機」シリーズのコンセプトのもと、設定資料や過去に立体化されたあらゆる造形を参考に、ガンダムMk-IIのファンが理想とするプロポーションやギミックを備えた商品を目指して設計が進められている。

「解体匠機 RX-178 ガンダム Mk-II」。参考出品。発売日、価格は未定

 「解体匠機」ならではの装甲の開閉により内部メカが露出するギミックは、νガンダムとは差別化が図られていて、νガンダムがスライド式の開閉だったのに対し、このガンダムMk-IIは開き戸のように前後に開閉するギミックを多用していると担当者は話す。かつての「Zガンダム」時代のメカをイメージした設計である。

無数のメンテナンスハッチが開閉するギミックを備える
「Zガンダム」世代が頭に描く理想のメンテナンス時のスタイルを実現
ビーム・ライフル、ハイパー・バズーカ、バルカン・ポッド、シールドなど、ガンダムMk-IIならではの武装が見える

 もちろんこのシリーズならではの電飾ギミックも内蔵していて、装甲を全て閉じてドックから取り出せば、大型のアクションフィギュアとしても成立するような仕様にもなっている。

要所にはエゥーゴのメンテナンスクルーの姿も。展示された試作品はまだ電飾は施されていなかった

 一方、発売済みのνガンダムは、追加パーツとなる「RX-93 νガンダム専用オプションパーツ 武装強化プラン」と「RX-93 νガンダム フィン・ファンネル装備」が出展された。前者は設定上にあった量産型νガンダムのイメージでディスプレイができる追加パーツで、現在商品化に向けて企画中とのこと。また後者は過去に発売されたフィン・ファンネルの追加装備を同梱したセットで、プレミアムバンダイでの商品化が決定している。

「解体匠機 RX-93 νガンダム専用オプションパーツ 武装強化プラン」。参考出品。発売日、価格は未定
「武装強化プラン」のパーツを備えたνガンダム

 νガンダムはこれまでも各種追加パーツを発売していて、これらは一つの商品をユーザーに長く楽しんでもらうことを念頭に置いた「解体匠機」シリーズならではの展開だそう。価格的に安いものではないので、突然新しいものを出すのではなく、ある程度の期間をかけてじっくりと商品展開していくことをアピールする意味も込めていると担当者は話していた。

「解体匠機 RX-93 νガンダム フィン・ファンネル装備」。参考出品。発売日、価格は未定
待望のフィン・ファンネルのパーツが同梱されたνガンダム