特別企画

ガンダムベースにて「機動戦士ガンダム」45周年特別展示がスタート。ガンダムの歴史をガンプラでひもとく特別展示の内容を、東京会場からお届け

【ガンダムベース「機動戦士ガンダム」45周年特別展示】

会場:ガンダムベース各店(サテライト店舗含む)

会期:4月26日~終了日未定

入場無料

 「機動戦士ガンダム」の放映開始45周年を記念する特別展示が、ガンダムベースにてスタートした。会場はガンダムベース東京と福岡、サテライト店舗で、店舗によって展示内容の一部が異なる。ここではガンダムベース東京の会期初日の会場の様子をお届けしていきたい。

ガンダムベース特別カラーに塗装されたRX-78-2 ガンダム立像と歴代のガンダムのプラモデルが来場者を迎える

 1979年4月に放映が開始された「機動戦士ガンダム」。放映当時の人気は芳しくなかったが、翌1980年7月の「ガンプラ」の発売や映画化、番組の再放送などで人気が急上昇し社会現象にもなった。あれから45年が経過した現在も、「機動戦士ガンダム」シリーズは新作が作られ、「ガンプラ」もBANDAI SPIRITSの最新技術によって、プロポーション、可動、作りやすさを備えた商品が発売されている。

ガンダムベース東京のみ、45周年記念のフォトスポットを設置している

 会場には、1980年発売の初代ガンプラ「1/144 ガンダム」から、今年8月に発売予定の「RG 1/144 RX-78-2 ガンダム Ver.2.0」の試作品まで、歴代のRX-78-2ガンダムのプラモデルが並ぶ。同じスケールでも、シリーズによってずいぶん違うので、細かいところまで眺めて比較を楽しんでみたい。

同じRX-78-2 ガンダムのプラモデルでも大きさや設計が異なる各シリーズ。それぞれの手前に置かれた説明書を見るのも楽しい
左からMG(マスターグレード)、MG Ver.3.0、FG(ファーストグレード)
左から1/144(初代)、RG(リアルグレード)、RG Ver.2.0
HG(ハイグレード)、PG UNLEASHED(パーフェクトグレード アンリーシュド)、HGUC(ハイグレード ユニバーサルセンチュリー)

 見応えがあるのは「機動戦士ガンダム」シリーズの歴代作品の放映時期をまとめた年表で、代表的なガンプラの完成写真とともに、作品別のガンプラ作例が並べて展示されている。登場MSの傾向やデザインの変貌、そしてガンプラの進化を見ることができるだろう。

「機動戦士ガンダム」シリーズの45年をまとめた年表。イベント初日も、来場者が熱心に見入っていた
1980年7月に発売された「1/144 ガンダム」(左)と、同年9月発売の「1/144 シャア専用ザク」(右)。ガンプラの歴史はここから始まった
今年1月公開の劇場版「機動戦士ガンダム SEED FREEDOM」までが綴られている

 このイベントでは、「機動戦士ガンダム コンペティション」も開催される。歴代のガンプラを使って制作した作品を持ち寄ることで、会期中の会場にそれを展示をしてくれるというイベントで、参加者にはオリジナルステッカーがプレゼントされる。受付・展示期間5月3日から6月30日まで。自慢の作品を来場者に見てもらえるチャンスだ。参加詳細はガンダムベースの公式サイトをご確認のほど。

 もう一つ、「RG 1/144 RX-78-2 ガンダム Ver.2.0」の試作品も先行展示中。発売から14年の月日が経過し、ついに「Ver.2.0」へとアップグレードされたRG(リアルグレード)ガンダム。その完成度を会場で確認してみてほしい。

「RG 1/144 RX-78-2 ガンダム Ver.2.0」。RGガンダムが14年ぶりにアップデート。詳細は後日撮り下ろし記事にてお届けする