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【年末特集】今買える“うんちおもちゃ”特集! 飛ばして弾いて叫んで思わず笑顔に
子どもから大人まで楽しめるパーティゲームやグッズ
2023年12月28日 00:00
うんち。そう言ってみるだけで、子どもたちの間に笑いが起こる魔法の言葉である。そして、大人になっても「うんち」でゲラゲラ笑ってしまう人もとても多いのではないだろうか。今回は年末特別企画ということで、そんな「うんち」をテーマにしたオモシロアイテムを紹介したい!
というのも、街には意外にも“良質な「うんち」おもちゃ”が結構売られているからだ。お正月、忘年会、新年会などで、ゲームとして楽しんだり、プレゼントとして持ち込めば、子どもから大人まできっと笑顔になるだろう。本稿では、そうしたアイテムに絞って選んでみた。
ラインナップは、買いやすさも重視して、全国展開しているドン・キホーテやフライングタイガーをはじめ、セリアなどの100円均一ショップからチョイス。お値段はリーズナブルなアイテムばかりなので、安心してガンガン買っても大丈夫。ということで、子どもから大人まで楽しめる「うんちアイテム」を紹介していこう!
便器にうんちをポストイン! 「UNCHI TOBASHI(うんちとばし)」
【UNCHI TOBASHI】
購入場所:セリア
価格:110円
まず一発目は、セリアで見つけた「UNCHI TOBASHI(うんちとばし)」からスタートしよう。ゲーム自体はシンプルで、バネの上にうんちを載せて、ゴールポストとなる和式便器に向かって飛ばして見事入れば勝利だ。もちろん、便器からハミ出ればアウト。トイレは綺麗に使わないといけない。
お値段的にはたったの110円の商品だが、コマとなるうんちは6個ついてくるし、バネの部分がお尻の形になっているのなど手抜きなし。実際にプレイしてみると、お尻の割れ目の後ろにうんちをセットするので、思わず笑ってしまうはず!
ゲームとしては単純なルールだが、バネをはじく時の強弱でうんちを飛ばす距離が変わってくるので、意外に手こずる人も多いだろう。私の場合は、うんちが空中浮遊している写真を撮影のために何度もバネを弾いたせいか、本番は一発でポストインできた。だが、バネは固定されているわけではないので、意外と力加減をコントロールするのが難しい初見殺しのゲームともいえる。とはいえ、そこまでマジメにプレイするゲームでもないので、飛ばす時に「うんちシュート!!」とか絶叫しながらワイワイと楽しんでほしい。
うんちを使ってオリンピックを目指せ?「カーリング(う〇ち)」
【カーリング(う〇ち)】
購入場所:フライング タイガー コペンハーゲン
価格:990円
続いては、ハイセンスな北欧アイテムが揃う「フライング タイガー コペンハーゲン」で探してきた「カーリング(う〇ち)」、お値段990円を紹介しよう。
どんなゲームかと言えば、タイトルのまんま「うんちでカーリング」をするゲームだ。開封してみると、カーリングを行う競技場となるシートとうんちが6個(黒が3個、茶が3個)がついてくる。
箱の説明書には「ボードをひっくり返し交互にディスクをスライドさせます」とあり、ここが少しわかりづらいのだが、要は「うんちを指で弾いて遊ぶ」ということでよさそうだ。実は、このうんちはただの塊ではなく、裏面に金属のボールが入っている。だからある程度力を加えてあげれば、コロコロと転がっていくのだ。
実際にシートの上で弾いてみると、たしかに氷上を動いているようにスムーズな挙動をする。うんちがすーっとカーリングの競技場(のシート)をすべる様子……これがなかなか味わい深い。
ルールとしては、交互にうんちを指で弾きながら、うまく円の中にうんちを入れればOK、となるだろう。黒うんちと茶うんちに分かれ、うんち同士をぶつけ合いながら円の中心を確保する。実際にやってみると、意外と円の内側に入れることができた。多分、子どものころにビー玉遊びをしていた人ならコツがすぐ掴めるのではないだろうか。
なお、このゲームで注意すべきことが2つある。1つは、ゲームシートが片側120センチもあるので、ある程度スペースがないとプレイ場所に困る。また、ウンチの裏側に仕込まれているのは金属のボールなので、平らなところでプレイしないと勝手に移動してしまう。この2つに注意しながらオリンピックを目指してくれ!
「うんこ!」と叫べないうんちゲーム「うんこっていいたい」
【うんこっていいたい】
購入場所:ドン・キホーテ
価格:1,760円
今回のイチオシが、この「うんこっていいたい」だ。購入場所はドン・キホーテだが、「うんこミュージアム」ブランドの商品なので、Amazonなどの通販サイトでも買えるのが嬉しい。内容物としては、説明書に加え、「ワードカード」(40枚)と「縛りカード」(20枚)というシンプルな構成だ。
ワードカードには「うんこ」と書かれた“うんこカード”のほかに、うんこの絵がかかれた“絵文字カード”、「らんち」とか「はんこ」とか、「うんこ」に近い語感の「3文字」の言葉が入った“通常カード”がある。そして縛りカードには「反対からいう」などの、ルール変更の条件が書かれている。これらを使って、複数人でプレイ可能だ。推奨人数としては2~6人とのことで、パーティなどで大人数で楽しむことができる。
基本的はルールはとてもシンプルで、裏返したワードカードをシャッフルして山積みにし、山札からプレイヤーAがカードをめくり、出されたワードカードに書かれた言葉をプレイヤーBが読むというもの。
ただし、ワードカードが通常カードならばプレイヤーBが読むだけだが、もしもうんこカードの場合はプレイヤーB以外は「うんこ」と叫び、プレイヤーBは「うんこ」以外の別の3文字ワードを叫ぶ。
この時、言うのは遅い、言い間違えるなどのミスがあれば、それまでに溜まっているカードを全部引き取ることになり、最終的にカードを大量保有しているプレイヤーが負けとなる。ちなみに、絵文字カードの場合は全員で両手を使って「ウンカーサイン」を作る。両手でうんちを象るという日常でも使っていきたいサインである。
ここまで聞くと、割りとシンプルなゲームなので、慣れてしまえばうんこカードが出た時だけの反射神経が勝負を決めそうに思う。だがここで重要になってくるのが“縛りカード”の存在だ。
例えば前述した「反対からいう」が設定されていれば「らんち」は「ちんら」となる。こうなると即答は難しくなっていくだろう。もし、この縛りカードのクセを覚えたとしても、「白紙」の縛りカードがある。だから、縛りを新しく作ってしまえば、そうそう勝てるものではなくなる。実際にプレイしてみると、単純な縛りルールでもなかなか緊張する。
プレイした感想としては、とにかく普段口にすることのない「うんこ」を連呼することになるので、なんとなく一種異様なテンションに包まれていくはず。ゲームタイトルにある「うんこっていいたい」というのが、とてもよくわかった。とにかく普通のゲームとしても秀逸なので、いろいろなパーティシーンで役立つだろう。ということで、HOBBY Watchの忘年会ネタは「キミにきめた!」。
うんちを投げるという禁断の行為を体験「うんちボール」
【うんちボール】
購入場所:ドン・キホーテ
価格:385円
人間として生まれたからは「他人にうんちを投げつける」なんて行為は言語道断である。だが、本音を言えば、ちょっとやってみたいなと思うのも自然の理というものだ。そんな願いを叶えてくれるのが、この「うんちボール」だ。
ボールといってもスポンジ製なのでそれほど固くないし、地面に落としても跳ね返ることもない。なのでホントに、ただうんちの形をしたスポンジの塊だが、裏を返せば実に汎用性の高いうんちアイテムとも言える。
使い方してはいろいろ想定できるが、今回のようにパーティで使うなら「罰ゲームとしてうんちを投げつけます!」などをルールづけをしておき、実際はこのうんちボールを当てるだけなんていうフェイクに使えるかもしれない! 個人的には普段プレイしているナーフ系サバイバルゲームの「投擲武器」として使うのもアリかなと思った。
キミはうんち風呂に入れるか? うんちをテーマにしたバスボール
【うんちをテーマにしたバスボール2種】
購入場所:Can★Do
価格:各110円
芸人ならば熱湯風呂に入る覚悟はあるかもしれないが、うんち風呂に入る覚悟はあるだろうか? ……などという書き出しをしたものの、この商品は「うんちの匂いがする」とかいうこともなく、普通の入浴剤の類いである。いわゆるバスボールだが、Can★Doにうんちがテーマのものがあった。
バスボール自体は普通の入浴剤なので、お風呂に入れれば自然といい香りがしてくる。そして、ポイントは入浴剤の中からうんち型のアイテムが出てくること。パーティというよりはお風呂で子どもなどと遊ぶイメージだが、ぶくぶくと溶け出す入浴剤からうんちが出てくる様子がユーモラスで、子どもなどは大喜びするかもしれない。110円と安いので、お笑いネタとしてプレゼントするのもいいだろう。
今回は年末特別企画として、うんちをテーマにしたパーティグッズ(+α)を集めてみた。最初は「うんち」の形や匂いがメインの商品ばかりかなと思っていたが、上手くユーモアに転換して、遊び堪えも兼ね備えたゲームが揃っていた。どれもプレイしていて楽しいが、特にカードゲームはずっと遊びつづけられるんじゃないだろうか? ……と思うほどの完成度があった。
今回は実際に店舗を巡って購入したため、在庫状況やタイミングによって巡り合わなかったグッズも多くあるかと思う。ぜひチェックを続けていきたい。イベントごとの多い年末年始にぜひ購入してうんちを飛ばしたり「うんこ」と連呼したりしながら、運を付けてほしい。