1位はハイパーダッシュモーター！　思い出がよみがえるタミヤ「ミニ四駆パーツ総選挙2021」

　タミヤは3月24日「ミニ四駆の日」において、Twitterにて「ミニ四駆パーツ総選挙2021」を開催した。ハッシュタグ「#ミニ四駆パーツ総選挙2021」をつけることで参加し、集計するという方法で、TOP10が発表されている。本稿では5位から1位までを紹介していく。

5位：ステアリングシステムセット

　駆動力を伝えながら、前輪がステアリングするグレードアップパーツ。直線ではノーマルマシン同様パワーを路面に伝え、コーナーにさしかかると駆動力を保ちつつ自動的にステアリング、パワーロスをへらしてコーナーをすばやくすり抜ける。しかも大径と小径どちらのタイヤにも対応しているから、コースにあわせて使い分けることもできる。

コメント：「自分史上最高に想像力が刺激された」、「本来曲がらないはずのモノを曲げてしまおうという発想まさに夢パーツ」、「こんなにロマン溢れるパーツ他に無いですよ！」

ステアリングシステムセット、価格は462円

4位：ワイドワンウェイホイールセット

　グリップ力の高いワイドスポンジタイヤと、ワンウェイホイールのセット。ワンウェイホイールは左右駆動輪の回転差を吸収、高いグリップを持つタイヤと合わさることで、コーナーが多いコースに効果的。

コメント：「ワイド＋ワンウェイというロマン溢れる組み合わせが最高です」、「これこそがミニ四駆最高のホイールだと思う」、「だってアレ格好いいじゃん」

ワイドワンウェイホイールセット。現在は販売されていない

3位：スタビライザーポールセット

　コース場を高速で駆け抜けていくミニ四駆。スタビライザーポールはコースフェンスに触れることで跳ね上がったマシンをコースに戻す効果がある。基本パーツといってもいいパーツだ。

コメント：発売当時すげぇの出た！と思った」、「なんでクイッと曲げてるのか分かりませんでしたが、その重要性に気づきました」、「漫画はまち針だったから、真似して母親に怒られた思い出」

現在販売されている「スタビライザーポールセット」。価格は154円。1989年発売のパーツだという

2位：エアロハイマウントローラーセット

　コーナーリングで効果的なハイマウントローラーと、大型ウィングのセット。現在は販売されていないパーツ。パーツはブラックバージョンなども販売された。

コメント：「名前が良いし見た目も良い」、「形や色が好き」、「このビッグウイングにロマンを感じます」

エアロハイマウントローラーセット

1位：ハイパーダッシュモーター

　ブラックにレッドのカラーリングが衝撃的なモーターパーツ。既存のモーターを越える出力は当時のユーザーを強く魅了した。一方でそのパワーはコースアウトしやすく、ギアへのダメージもあるので扱い方が難しいモーターでもある。ハイパーダッシュモーターの名前はその後のパーツにも受け継がれる

「黒い缶と赤いエンドベルの特別感がたまらない！」、「公式戦使用禁止、それだけで当時の子供達はワクワクしたもんです」、「高性能かつ赤と黒のデザインがカッコよすぎる！」

ハイパーダッシュモーター

名前を受け継ぐモーター、「ハイパーダッシュモーターPRO」価格は528円。上級者向けチューンナップモーターであり、強力なパワーを活かすため、「8Tピニオンギヤ」などが必要で、ギアのメンテナンスなども求められる