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ロシア帝国制式拳銃「ナガンM1895リボルバー」、ハートフォードからモデルガンが発売
19世紀から第2次大戦まで広く使われた東側回転式拳銃
2021年4月15日 11:14
- 5月下旬発売予定
- 価格:43,780円(税込)
ハートフォードはモデルガン「ナガンM1895リボルバー」を5月下旬に発売する。価格は43,780円(税込)。
「ナガンM1895リボルバー」は、ベルギーのエミール・ナガンと弟であるレオン・ナガンの“ナガン兄弟”によって開発された回転式拳銃。7.62×38mmの“ナガン弾”を使用し、装弾数は7発。発射時にシリンダーが前進しバレルとシリンダーの隙間を閉じる「ガスシール機構」を搭載しているため、リボルバーでありながらサイレンサーが使用できたという。
多くの国で使用されたが、ロシアで正式採用され多く生産された。M1895はロシア政府が1895年に採用したことから。SAAなどと同じくシリンダーをスイングできない旧式リボルバーであり、弾丸も汎用性に欠けていたものの、ソ連時代も使用され、総生産数は200万丁に及ぶという。
ハートフォードは“ビンテージ・レプリカ。モデルガン・シリーズ”として「九四式自動拳銃」、「リバレーター」、「モーゼルHSc」など歴史上の銃を商品化している。歴史やメカニズムなど“知的好奇心”を満たす“立体的な精密教材”と位置づけての商品だという。
フレームやバレル、シリンダーなどをヘビーウェイト樹脂、サイドプレートやハンマートリガーなどに亜鉛ダイキャストを使用。キャップ火薬を2つ詰められる発火カートリッジを7発同梱し、特徴的な「ガスシール機構」も実銃動揺の機構で再現している。スペアカートリッジや、木製グリップといったオプションパーツも販売予定だ。