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【静岡ホビーショー】気軽に新幹線の走行姿を楽しめる! 京商エッグの「リビングトレイン」は間口の広い鉄道模型の新提案!
2021年5月15日 00:00
今回のホビーショーで来場者の注目を集めていたのが京商の玩具ブランド"京商エッグ"の電動模型「リビングトレイン」である。本商品はダイキャストを使用した新幹線をモチーフとした電動模型で、オプションパーツを使うことで走行が可能となっている。ファミリーマートで3月より先行販売されていたが、一般販売も行なわれるという。
「リビングトレイン」は鉄道模型のNゲージ(1/150スケール、1両は11~15cm)サイズの4両編成で、ボディをダイキャストで成型されており手に持つとずしりと重い。現在「東海道新幹線0系」、「東海道新幹線N700S系」がラインナップされており、今後「北陸新幹線E7系」、「東北新幹線E5系」も登場予定。4両編成で台座となる線路パーツが付属し、価格は3,850円(税込)。
この商品単体ではミニカーのように手に持ったり飾って楽しむものだが、別売りの「スイッチバックレールセット」を購入することで"走る"ことができる。セットは中空のレールパーツとその中を走る「動力ユニット」で構成されており、このパーツの上にのせることで新幹線が動き出す。動力ユニットは単4電池2本で稼働する。「スイッチバックレールセット」の価格も3,850円(税込)。さらに「増設レールセット/968円(税込)」を追加購入することで走行距離を伸ばせる。
この商品単体ではミニカーのように手に持ったり飾って楽しむものだが、別売りの「スイッチバックレールセット」を購入することで"走る"ことができる。セットは中空のレールパーツとその中を走る「動力ユニット」で構成されており、このパーツの上にのせることで新幹線が動き出す。動力ユニットは単4電池2本で稼働する。
動力ユニットは磁石の力でレール上の車両を牽引、動力ユニットの動きに合わせて車両が動く仕組みだ。シンプルな機構だがミニチュアの新幹線がレールを行き来するその風景はとても楽しい。動力ユニットはスイッチバックで前後するので車体は何度もレールの上を往復してずっと走行姿を楽しめる。
一方、本格的な鉄道模型はレールの上に電気を流し車両に積まれているモーターで動く仕組みだ。レールに通電させる電源ユニットには家庭用電源が必要で、コントローラを使うことで自分で電車を運転するような臨場感が味わえる。長い歴史による豊富なラインナップや、様々なオプションが魅力だ。その分初期セットを用意するだけでも数万円の費用がかかり、大きなスペースが必要となる。
「リビングトレイン」は鉄道模型に比べれば挙動はシンプルで操作もできない。しかし短い距離でもリアルな雰囲気の車両模型がレールの上を進む風景はとても楽しい。省スペースであるところも間口が広い。
京商エッグは本格的なラジコンを展開する京商のノウハウを活用し、これまでも「ラジコン操作できるゴミ箱」、「垂直離着陸機のようなボディを持ったトイドローン」など、ユニークでマグ土地の広い商品を販売してきた。「リビングトレイン」は京商エッグならではのユニークなアイディアが詰まった新商品といえるだろう。