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【静岡ホビーショー】歯科技工や宝飾加工用の機器を開発するアルゴファイルジャパンが作ったハンディルーター「ARTIMA AT」が模型ファンの間で話題

発売中

価格:13,200円(税込)

 歯科技工や医療用機器、宝飾を加工する機器などを開発・販売するアルゴファイルジャパンが作ったハンディルーター「ARTIMA AT(アルティマ オートトルク)」が模型ファンの間で話題になっているという。

静岡ホビーショーのアルゴファイルジャパンのブース
「ARTIMA AT」。発売中、価格は12,000円(税別)

 見た目はシンプルなルーターながら、ハンディルーターとしては世界初の「オートトルクフィードバック機能」を搭載している。一般的なルーターは加工する対象に対して先端を押しつけたときに、強めの負荷がかかると回転数が落ちてしまうのだが、この製品は負荷がかかったときの回転の減速を本体が検知して、多めの電流を流して回転を維持するという機能があるのだ。

本体一体型のルーターで、付属のACアダプターで駆動。先端工具の軸はφ2.34、φ3.0を使用可能

 この手の機能は、コントローラー電源が別途用意された据置型の高級機に搭載されることはあったが、本体一体型のタイプに搭載されるのは初めてとのこと。全長161mm、本体重量は81.8gと小型軽量ながら、高いトルクと回転精度、静音性などを実現。先端工具はジルコニアカッター、ダイヤモンドポイント、軸付砥石が付属しているので、購入後すぐに使うことができる。

本体後部のボリュームで、回転速度を無段階で調整可能だ

 今年3月の発売以降、ユーザーの間で高い評価を得ていて、出荷してもすぐに品切れてしまうほどの人気が続いているという。アルゴファイルジャパンはこの製品の他にも、業務用機器開発のノウハウを生かしたホビー向け機器をリリースしている。ホビー製品情報は公式Twitter(https://twitter.com/argofile_hobby)にて配信されているので、気になる人はフォローしておこう。

こちらはハンディ型のストロークサンダー「ARTIMA5(アルティマファイブ)」。高速の前後ストロークで研磨を行なえる
据置型の高機能機やウォッシャー、集塵機、ヤスリなども展開している
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