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バンダイ、「ガシャポン カプセルリサイクル」を開始

年間400万個相当の空カプセルを回収

9月10日 開始

 バンダイはバンダイナムコアミューズメントおよびバンダイロジパルとの3社協同で、ガシャポンの空カプセルのリサイクル事業「ガシャポン カプセルリサイクル」を9月10日より開始する。

 今回の取り組みはガシャポンの空カプセルの循環スキームの確立によるプラスチックごみ排出の削減や枯渇資源の使用抑制を目的としている。バンダイナムコアミューズメントが国内で運営する4店舗のガシャポン取り扱い店舗などでユーザーから回収した不要なガシャポンの空カプセルを、物流サービスを手掛けるバンダイロジパルが回収・配送し、プラスチックの再生加工などを行なう関越資材にて再資源化する。

 バンダイは、マテリアルリサイクルにて再資源化したペレットを原料に「リサイクルエコカプセル」を生産し、新商品のカプセルとして2021年度内に市場投入を予定している。なお4月から2022年3月末までの空カプセル回収量は20t(φ5cmのガシャポンカプセル400万個相当)を見込んでいるという。今後もバンダイナムコアミューズメントが運営する「ガシャポンのデパート」、「ガシャポンバンダイオフィシャルショップ」を中心に空カプセル回収拠点のさらなる拡大を目指していくとのことだ。