レビュー

ガンプラ「HG 1/144 アリュゼウス」レビュー【完成編】

許可されたエクスペリメンタルモデルの組立!怪獣のようなアリュゼウス完成までを追う!

【HG 1/144 アリュゼウス】
発売元:BANDAI SPIRITS
発売日:2026年4月25日
価格:13,200円
ジャンル:プラモデル
サイズ:全高約222mm(アリュゼウス)、全高約154mm(量産型νガンダム)

 今回レビューしているのは「HG 1/144 アリュゼウス」です。このガンプラは1月30日の劇場公開からロングラン上映が続いている『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ キルケーの魔女』に登場するモビルスーツをキット化したもので、本稿は後編の【完成編】をお届けします。

 ハサウェイのΞ(クスィー)ガンダムとの初戦ではダミーとして飛ばされたビーム・ライフルを追いかけ、ミサイルの集中砲火を浴びて撃墜されたペーネロペー。同機が修復されている間に、基地司令のケネス・スレッグがエクスペリメンタルモデル(練習機)の使用を申請、許可されて作戦に参加した機体、それがアリュゼウスです。

 マフティーのガウマン・ノビルを人質に使うように指示されたり、ギギ・アンダルシアの占い的な言葉を信じて傲慢なふるまいを行うケネスや大人たちに嫌気がさしているペーネロペー/アリュゼウスの若きパイロット、レーン・エイム。彼はその生真面目さからか、またしても妙な出撃命令を消化できずに憤慨して叫びます。

【ペーネロペーが使えないレーンは練習機で出撃】
マフティーが観光地にいるわけがないだろうっ!

 実際にはギギの言葉通りに観光地と称されたエアーズロック周辺にマフティーがおり、レーンのいるキルケー部隊と戦闘が勃発。ハサウェイのΞガンダムとの戦闘に発展します。

【ペーネロペーの練習機にあたる機体】
HG 1/144 アリュゼウス 2026年4月25日発売 13,200円

 ペーネロペーの高速飛行のための練習機であるアリュゼウスは機体各部に多数装備されたプラズマ・ジェット・エンジン式推進システムを応用したシェルフ・ノズルを最大限に活用して、ペーネロペーに匹敵する高速飛行と機動でΞガンダムと対峙します。

【アリュゼウスの変形】
MS形態
フライト・フォーム

 本稿は後編となり、アリュゼウス全体を完成させることになります。前編では中に収まる量産型νガンダムを組みましたが、それにフルアーマーを超える規模の増加装甲の形で推進機の装備を取り付けていく形になります。

 商品写真からもわかる通り、とてつもなく大きい機体となることと、これまで見たことのないデザインの装備を組んでいくのは特にガンプラに慣れ親しんでいるファンからすると新鮮な体験になると思います。HGシリーズとは言え重量物の付加物は剛性なども気になりますよね。それでは一気に進めてまいりましょう!

★前編リンク挿入位置★

その姿は怪獣?量産型νガンダムをコアにアリュゼウスを完成させる!

 まずは量産型νガンダムの準備から行います。量産型νガンダムにそのまま増加装備を取り付けていくということではなく、設定どおりに腰部(股関節)を大きく変化させる必要があります。そのため脚部は取り外して専用の股間部分のパーツを取り付けることになります。

【組立:量産型νガンダムの準備】
両肩にあるビーム・サーベルの角度を変更するための組み換えを行います
組み替えるとビーム・キャノンになります
肩アーマーを跳ね上げ、脚部を外します
コックピットハッチ上部のパネル、腰部のフロントアーマーを展開します
脚部の股関節部を回転させ、専用の軸穴を露出させます
脚部は膝関節を曲げておきます

 脚部の増加装備を組んでいきます。ガンプラを自ら組み上げるからこそ設定にあったあの複雑な部分がどのように構成されているかが良くわかると思います。練習機にしては複雑な機構ですしガンプラとしても例のない作り方になっていますから、組立説明書をよく読んで楽しんでいきましょう!

【組立:脚部】
脚というよりランディングギアというほうが正しく見えるソールを組んでいきます
体の内側にくるギアは若干小さいものになります
つま先にあたる部分にはメカフレームを取り付けます
甲の部分、くるぶしにあたる関節を取り付けます
それぞれの部位が可動します
いよいよ推進機を組んでいきます。片脚に4基あり、それぞれが似たパーツ構成になりますからパーツ番号はよくチェックしましょう!
この推進機には左右に可動する装甲が取り付けられます
ノズルの先は別パーツ化されています
後に推進機は集合するのですが、その接続部を組んでいきます。それぞれにクリアーパーツのリングが存在します
左右分組み上がりました
さらに推進機の組み立てが続きます
こちらも構成は同じで接続部とリングを持ちます
インテークの中が別パーツ化されていてうれしい仕様です
こちらも左右分が組み上がりました
脚部には片側4基の推進機があります。ラストを組んでいきます
こちらのインテークは若干可動させられます
同じく左右分組み立てました
ここまで組んだ片側3基分をメカフレームで集合させます
このメカフレームは多軸関節とメカメカなディテールでずっと眺めていられます!
メカフレームに推進機を取り付けていきます
取り付け場所を間違えないように!
ひとまず2基分を組みました
さらに4基目を組んでいきます
こちらはフィン状のパーツが取り付けられます
左右分用意しました
脚部本体を組んでいきます。量産型νガンダムの脚部は膝で荷重を支えつつ、背面にソールのノズルを向けるように収まります
面白いデザインですね
メカフレームに3基目を取り付けました
すごい構成です! インテークは独立しながらもこうやって集合しているんですね
組んだ脚部本体の側面に取り付けます
すごい迫力!
後ろ側に4基目を取り付けます
アリュゼウス時の股間パーツを用意します。大きく太い軸は重い脚が垂れ下がらないようにストッパーが付いています
脚部の股関節の面白い構造!
量産型νガンダム本体とドッキングさせます。がっちりとした専用設計でぐらつかずに好印象です
現状で立たせてみました。すごいバランスです