レビュー
ガンプラ「HG 1/144 メッサーF02型(指揮官機)」レビュー
ハサウェイをクスィーガンダムに送り届けた指揮官機がHGで登場!
2021年11月26日 00:00
- 【HG 1/144 メッサーF02型(指揮官機)】
- 開発・発売元:BANDAI SPIRITS
- 発売日:2021年9月16日
- 価格:3,300円(税込)
- ジャンル:プラモデル
- サイズ:全高約165mm
今回レビューするのはプレミアムバンダイで受注・販売のガンプラ「HG 1/144 メッサーF02型(指揮官機)」です。この機体は2021年10月の時点で興行収入22億円を超え、大ヒットしている映画「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」に登場する反地球連邦組織“マフティー”が所有する量産型重モビルスーツ“Me02R-F02c メッサーF02型(指揮官機)”です。
劇中ではほとんど触れられていませんが、この機体は主人公「ハサウェイ・ノア」がクスィーガンダムを受領するまで乗っていた機体です。ガンダム受領の段階でマフティーのメンバー「エメラルダ・ズービン」が譲り受けました。劇中では激しい戦闘などは行わなかったものの、クライマックスの重要なシーンでプレッシャーに耐えながらハサウェイを送り届けたエメラルダと共に印象深いシーンの立役者ともなりました。
メッサーには“F01型”・“F02型”という2種類があり、それぞれがネイキッド(最低限の装甲)という状態をベースとして装甲が追加される設定になっています。このキットは“F02型/F型ネイキッド”のどちらかを選択して組み立てる内容となっていますが組立説明書を見る限り装備の付け替えは難しく、再現するにも分解しなければならないようですので今回はせっかくなのでフル装備の“F02型”として組んでいきたいと思います。
ちなみに劇中でエメラルダが搭乗するのはクスィーガンダム受領のため打ち上げるSFS(サブフライトシステム:MSを長距離輸送する航空機)“ギャルセゾン”にロケットブースターを装備すると共にそれに収容される必要があるので体積の縮小化と軽量化の意味も込めて“F型ネイキッド”の状態となっています。さらにギャルセゾンに2機搭載する場合にも“F型ネイキッド”の状態にする必要があるとのことです。
この11月26日にはBlu-ray/DVD/4K UHDのディスクメディアでの発売となる「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」に合わせて今回メッサーのレビューを行いたいと思っていました。指揮官機ではないものの孤軍奮闘になってしまったガウマンが駆る“F01型”、確実に失敗できないエメラルダの必死の操縦など映画の見どころに欠かせない機体となった“メッサー”をガンプラで楽しんでいきましょう。もちろん映像も合わせてお楽しみください!
▼ついにHGでメッサー(指揮官機)が登場!特徴的なカラーリングと装甲が大迫力
▼重モビルスーツを可能な限り少ないパーツとかんたん組立で実現
▼メッサー完成。どっしりとした重モビルスーツが俊敏な機動で格闘戦に持ち込む!
パッケージを確認。大きなパーツが並んでいて組みやすそうな印象
それではパッケージ内容を見ていきましょう。1/144スケールとは言え、設定ではサザビークラスの大型の“重モビルスーツ”に分類される機体ですので各パーツは大きい印象です。ランナーはA~G+サーベルで計17枚、17枚とは言っても数え方によるのでこれは参考値としておき、印象としては少なく感じると思います。他に組立説明書とホイルシールとなっています。
機体の特徴を成形色で再現しているとのことですが、組立説明書を見るとネイキッドで組むと脚部スネの両サイドの装甲の色が違うようです。そこが気になるようなら塗装すればよいでしょうし、そのままでも問題なさそうな感じもしますがいかがでしょうか。さらには色分けのためのホイルシールも大型になっています。
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