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タミヤ、プラモデル「1/48 グラマン F-14A トムキャット (後期型) 発艦セット」発売決定!
航空甲板をリアルに表現したシートが付属し発艦シーンが楽しめる
2021年10月12日 14:25
- 【1/48 グラマン F-14A トムキャット (後期型) 発艦セット】
- 11月20日頃 発売予定
- 価格:9,680円(税込)
タミヤは、プラモデル「1/48 グラマン F-14A トムキャット (後期型) 発艦セット」を11月20日頃に発売する。価格は9,680円(税込)。
1973年の配備開始から2006年の退役まで、世界最強の艦上戦闘機として飛び続けたアメリカ海軍の「F-14トムキャット」。本商品は、その中でも最初の量産型で最も多く生産された「F-14A」(後期型)を再現したプラモデル。サイズは398×408mm(全長×全幅)。
動翼を作動させた主翼や縮んだ前脚柱など、カタパルトから射出直前の「F-14」を再現するために欠かすことのできないパーツに加え、空母の航空甲板をリアルに表現した紙製シートが付属し、緊張感あふれる発艦シーンが楽しめる。
【主な特徴】
・前脚柱に取り付けるカタパルトスプレッダー(シャトル)は2種類が選べる。
・左右の主翼を支える主桁パーツは堅牢な一体成形。
・カメラ付きチンポッドや電子戦アンテナなど後期型の特徴が忠実にモデル化。
・通常爆弾やレーザー誘導爆弾をはじめランターンポッド、偵察カメラポッド、後期型の空対空ミサイルなど兵装類を豊富にセット。
・射出座席や主計器板、サイドコンソールなど、A型の後期仕様が余すことなく再現。
・後期仕様の装備を着用した搭乗員の人形2体付き。
1973年の配備開始から2006年の退役まで、世界最強の艦上戦闘機として飛び続けたのがアメリカ海軍の「F-14トムキャット」。強力なレーダーと長射程のミサイルを組み合わせた艦隊防空戦闘機として開発。その中でも最初の量産型で最も多く生産されたのが「F-14A」。A型はその長い運用期間の間に機体各部に様々な改良が加えられた。後期型に分類される1980年代後半以降の「F-14A」は多くの機体が信頼性の向上したエンジンを搭載し、機首下には望遠カメラポッド(AN/AXX-1 TCS)を装備して遠距離目標の拡大表示を可能にした。さらにウィンググローブ前方下面に敵のレーダー波を妨害するAN/ALQ-126 ECMアンテナを追加。3種類のカメラが搭載されたTARPS(戦術航空偵察ポッドシステム)を運用するための改修が一部の機体に施されている。
また、1990年代初めに地上攻撃能力を持たせる改修が始まり、胴体下に通常爆弾が搭載可能になった。その後、AN/AAQ-25ランターン目標指示ポッドを装備することで、レーザー誘導爆弾も運用できるようになり、「F-14A」は様々な任務をこなせるマルチロールファイターとしてアメリカ海軍を支えた。「F-14」が空母から発艦する際には、蒸気式カタパルトの補助が必要になる。機首を下げた前傾姿勢でカタパルトに連結され、可変する主翼を最前進位置まで展開し、前縁スラットとフラップをフルダウンにして発艦に備える。また、発艦作業は多くの飛行甲板要員に支援され、中でもカタパルト士官(シューター)はカタパルト射出作業を指揮し、発艦の最終指示を出す重要な役割を担っている。
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