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中原淳一氏の耽美な世界! ドール「スーパードルフィー『リボンの騎士』」の先行予約が11月27日より実施

【スーパードルフィー『リボンの騎士』】

11月27日より予約受付

価格:121,000円(税込)

 宝塚市立手塚治虫記念館は、ボークスのドール「スーパードルフィー『リボンの騎士』」の先行予約を11月27日に開始する。発送は2022年3月、価格は121,000円(税込)。本商品は2022年にボークスで正式販売予定。

 「スーパードルフィー『リボンの騎士』」は、手塚治虫氏の「リボンの騎士」の主人公・サファイアをモチーフとしている。手塚治虫記念館企画展「中原淳一展~現代にも響く"美"のメッセージ~」開催を機に制作が決定した特別モデルだ。

【スーパードルフィー『リボンの騎士』】
女性向け雑誌「それいゆ」などで女性に向けた美を提示し続けた中原淳一氏の世界観でアレンジされた「リボンの騎士」のサファイア

 中原淳一氏は、戦前から活躍した画家であり人形作家で、戦後は編集者として女性向け雑誌「それいゆ」、「ひまわり」、「女の部屋」などを出版。女性に夢と希望を与えたいとして、独特の美を提示し続けた。その活動は多岐にわたり、ファッションデザイナーやスタイリスト、インテリアデザイナーなど、様々な形で女性の美を追究した。手塚治虫と宝塚の接点を作ったのも中原氏と言われるという。

 スーパードルフィーは従来のドール以上にパーツ選択やメイクの幅を広げ、より多彩な表現を可能としたボークスオリジナルのドール。「スーパードルフィー『リボンの騎士』」は手塚プロダクションの依頼で実現し、中原淳一氏の作風を活かしてサファイアをスーパードルフィーの手法で表現している。

 サファイアは男と女のふたつの心を持ち、女性でありながら男として育てられ、男女の狭間で葛藤するキャラクターで、中性的な魅力を持つ。「中原淳一展~現代にも響く"美"のメッセージ~」の会場ではコミックの表紙をモチーフとした白馬にまたがるサファイアが展示されている。

【中原淳一展】
宝塚市立手塚治虫記念館で、2021年10月29日より、2022年2月23日まで開催されている。白馬にまたがるサファイアなど、会場には中原淳一氏の作風を活かしたスーパードルフィーが展示されている