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【静岡ホビーショー】東京マルイ、サイレンサーを装備した「次世代電動ガン MP5 SD6」を発表! 静音性を追求するバリエーションモデル

【次世代電動ガン MP5 SD6】

発売日・価格未定

 東京マルイは静岡ホビーショーにおいて、新商品である「次世代電動ガン MP5 SD6」を発表した。発売日、価格は未定。

 「MP5」は、ドイツの銃器メーカーH&K(ヘッケラーアンドコッホ)社が開発したサブマシンガン。SDは「Schalldampfer」の略で、ドイツ語でサプレッサー(消音器)を指す。SD6は3点バースト機能を備え、伸縮式ストックを装備する。サプレッサーを装備し隠密行動で任務を遂行する特殊部隊が装備する銃だ。

ハンドガードとサプレッサーが新規パーツとなる
接続部分の溶接痕も再現、実銃表現へのこだわり

 2021年8月に発売された「次世代電動ガン MP5A5」は"東京マルイの未来"を提示する製品といえる。電子トリガーを含む電子制御システム「Mシステム」を搭載。安全性とトリガーに対する素早く切れのいい反応を実現。従来のアサルトライフル製品に使用されていた約300gの重りを動かすシステムをサブマシンガンであるMP5に内蔵した。そして1990年代の実銃の質感を可能な限り再現。内部システムだけでなく、モチーフへのこだわりもより高い水準へ引き上げる製品となった。

 「次世代電動ガン MP5 SD6」はそのバリエーションモデルとなる。最大の特徴はハンドガードと、そこから伸びるサプレッサー。A5では銃身下部にハンドガードが取り付けられていたが、SD6は筒状のハンドガードとなっている。この変更によりコッキングハンドルの角度も変更されている。ハンドガードと銃本体の接合部に溶接跡を再現しているところもこだわりポイントだ。

ざらりとしたた"シボ塗装"が施されている
こちらは「次世代電動ガン MP5A5」。ハンドガード部がはっきり違う

 サイレンサー本体はアルミ切削加工。ざらりとした表面は実銃の質感を追求した"シボ塗装"が施されている。このサイレンサーは従来の製品では樹脂などで再現されることも多かったが、本製品は実銃の雰囲気追求のアルミ製、このためA5よりも前方が重いトップヘビーのバランスとなっている。重量も約3,350gと300gほど重くなる。

 エアソフトガンの場合、サプレッサーをつけても実際の消音機能はなく、銃身がサプレッサーの分延長されるため弾道が安定するという変化があった。しかし「次世代電動ガン MP5 SD6」では消音ウレタンを使うことで"減音性能"を追求するとのこと。銃身の長さそのものはA5とあまり変わらないので、取り回しの良さもそのままとのことだ。

【【第60回 静岡ホビーショー/新製品紹介】新たにラインナップに加わる次期新製品を、詳しくご紹介!】
こちらではデモ射撃で消音機能もアピールしている

 バリエーションモデルである本製品はサイレンサーを取り外すこともでき、様々なマズルオプションを取り付けることが可能。東京マルイは「次世代電動ガン MP5」シリーズ向けに銃上部に取り付ける「マウントベース」や、マガジンを2つに束ねられる「ダブルマガジンクリップ」も発売。より細かいカスタマイズが可能となる。これらを使ってよりこだわりを活かした自分向けのMP5を追求できるのだという。

延長マガジン、マウントベースなどのオプションによりカスタマイズ性が向上。「次世代電動ガン MP5 SD6」はさらにサイレンサー周りのカスタマイズもできる

 気になる発売時期だが、昨年発売された「次世代電動ガン MP5A5」がまだ大きな人気で、入手できない人も多いため、まずはこちらの供給を優先したいとのこと。4月には再販が行なわれたのだが、こちらも現在すでに品薄となっている。こういった状況が改善した後に発売するとのことで、もう少し先になるとのことだ。

銃本体はA5と同じだが、内部の調整は最新版のものとなるとのこと。再販によって調整が加わっている部分もあるとのこと
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