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【おもちゃショー】子供の寝かしつけを手伝うプロジェクター玩具「動く絵本プロジェクター ドリームスイッチ」に、100話収録の新機種が登場

【動く絵本プロジェクター ドリームスイッチ 日本の昔話と世界の童話50】

10月13日発売

価格:オープンプライス

 東京おもちゃショー2022のセガトイズブースの一角に、「動く絵本プロジェクター ドリームスイッチ」のコーナーが設けられていた。2017年に発売され、子どもの就寝時に天井や壁などに童話などを投影し、著名な声優陣による読み聞かせができるプロジェクター型の知育玩具で、これまでにいくつかのバリエーションが発売されてきた。今回発売されるものはそのフラッグシップモデルといえる内容で、動く絵本100話を1台に収録している。

セガトイズブースのドリームスイッチのコーナー
今回発売される「動く絵本プロジェクター ドリームスイッチ 日本の昔話と世界の童話50」。収録話数が最も多いものとなる。10月13日発売

 このドリームスイッチは、セガトイズを代表する商品の家庭用プラネタリウム「ホームスター」のプロジェクター技術を活用した知育玩具で、簡易的にアニメーションをする童話の絵と字幕を、暗くした部屋の天井や壁に映し出し、就寝前の子どもに読み聞かせるというもの。今回発売されるものは、本体が藤色のカラーとなり、講談社の絵本から国内外の童話50話を収録。それぞれ日本語と英語を用意し、シリーズ最大の100話が楽しめるようになっている。童話の読み上げは、石田彰さん、花澤香菜さん、神尾晋一郎さん、竹内恵美子さん、山中真尋さん、熊谷海麗さんの6人の声優が担当している。

コンテンツを投影するレンズ。本体を傾けることで映る角度を調整できる
天井に映像を投影するとこんな感じに
物語の読み上げとともに、絵の一部がアニメーションするのがポイント
海外ユーザーや知育教育向けの英語コンテンツも収録

 またコンテンツの追加には別売りの専用SDカードを使用する。同時発売の最新商品「ドリームスイッチ専用ソフト ピクサーキャラクターズ」をはじめ、過去に発売した「きかんしゃトーマスとなかまたち」、「おさるのジョージ」などのラインナップ(各税込4,180円)も使用が可能だ。

版権キャラクターが登場するコンテンツはSDカードのソフトとして別売に
価格や収録内容の異なる過去モデル(写真上の段)も、エントリーモデルとして今後も並行して販売していくとのこと

 子どもの寝かしつけをはじめとする育児の悩みへの取り組みは各社積極的で、このドリームスイッチのみらなず、今回のおもちゃショーでタカラトミーが発表した「coemo」なども同様のコンセプトを持っている。技術や開発のノウハウを導入した育児をサポートの商品は今後さらなる進化を遂げていくはず。その動向に注目したい。