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【ワンフェス】大きいことは良いことだ!「アズールレーン」ヴィットリオ・ヴェネトの妖艶さ!

島風やブラック・プリンスなど、素材にまでこだわったFREEingのフィギュア

【ワンダーフェスティバル2022[夏]】

開催日:7月24日10時~17時

会場:幕張メッセ 国際展示場 1~8ホール

一般チケット:3,000円(※小学生以下無料)

 今回はユニオンクリエイティブブースで試作見本を出展していたFREEing。Android/iOS用シューティングRPG「アズールレーン」のキャラクターフィギュアを出展していた。会場で担当者にフィギュア製作時のFREEingとしてのノウハウも聞くことができたので紹介していきたい。

 今回出展されたフィギュアは基本的にはゲーム内イラストがベースとなっている。髪の毛、視点、肌のつやの感じ、スタイリングなど、魅力的なイラストをそのまま立体化したような「このイラストのフィギュアが欲しい」というファンの気持ちを大事にした造型、フィギュア化を心がけているという。

「アズールレーン」公式Twitterで公開されたゲーム内イラスト。フィギュアでは体のバランスなどにもアレンジが加えられていることがわかる

 ただイラストは2Dだ。足の形や、顎のライン、胸のラインなど、イラストではうまく描けても立体化したときに整合性がとれなくなる場合も少なくない。様々な美少女フィギュアを手がける原型師と、FREEingの技術があってできるところも多いとのこと。

 今回のラインナップで筆者が強く目を惹きつけられたのが「ヴィットリオ・ヴェネト ラスペツィアの花」。「アズールレーン」のキャラクターヴィットリオ・ヴェネトの着せ替えを再現したフィギュアだが、寝そべってこちらを見る視点にぞくりとする色気がある。繊細な髪の広がりを樹脂でどう再現するかも興味深いが、ボリュームたっぷりの肢体もとても魅力的だ。

 「ヴィットリオ・ヴェネト ラスペツィアの花」は、イラストで強調された印象的な部分を違和感なくきちんと立体化し、フィギュアとして体のバランスも整えるというのはやはり難しいだろうなと感じさせる。イラストと較べると改めてフィギュアとして自然な体系のバランスにアレンジされているのがわかる。イラストの魅力を再現しながら、フィギュアとしての魅力的な表現を実現している。

【ラスペツィアの花】
「ヴィットリオ・ヴェネト ラスペツィアの花」。発売日、価格未定
寝転がりこちらに視点を向けるヴィットリオ・ヴェネト。体のラインや髪の描写など、フィギュアの造型技術をしっかりと感じさせられる

 「島風 最速バニーの招待?状」はFREEingお得意のバニーフィギュア。樹脂をフィギュアの足にかぶせタイツ状に仕上げるこの技術はリアリティをもたらす表現だ。島風のフィギュアで驚かされるのは髪の表現。左右に大きく広がった髪の毛をしっかり構成させるためにはフィギュアで多用される軟質の素材であるPVCだけでなく、要所に剛性が高いABSを使うなどしているという。

 FREEingのフィギュアの特徴として"大きさ"がある。通常のフィギュアの全高が26cmくらいに対して、FREEingのバニーフィギュアは40cmを超える商品も少なくない。この大きさもファンには魅力なのだ。大きなフィギュアだからこそ表現できる質感やディテールをしっかり意識し、ノウハウを蓄積しているからこそ、FREEingのフィギュアは原作キャラクターを知らなくても集めてしまう魅力がある。

【島風 最速バニーの招待?状】
「島風 最速バニーの招待?状」。発売日、価格未定
かわいらしい雰囲気の島風。バニー衣装の網タイツの表現や、座っている椅子の質感も注目。何より広がる髪の毛の描写、形を維持する造型技術の繊細さと堅牢さに注目だ

 大きなフィギュアは重量も増すので構造をしっかりさせなければならない。片足をABSにすることで体をしっかり支えたり、フィギュアの芯に剛性の高い材質を使うなど様々なノウハウがあるとのこと。FREEingのバニーフィギュアはイラストを立体化するだけではなく、オリジナルの企画の場合もありブランドとしてファンの間に定着した人気がある。今後も独自の進化をしながらクオリティの高い商品が製作されるだろう。

【ブラック・プリンス】
「ブラック・プリンス ぼんやり世話焼き?」。2023年6月発売、価格は39,600円(税込)
バニーフィギュアとしてとても魅力的な商品。顔の表現、腰から足のラインなどチェックするほどに魅力が増す造型だ