ニュース
【メガホビEXPO】返り血の表現やマスクに隠された顔! コトブキヤの「ARTFX J チェンソーマン」には開発者のこだわりがたっぷり!
2022年11月26日 19:18
- 【メガホビEXPO2022 NEW DOT】
- 開催時間:11月26日11時~19時(最終入場17時45分)
- 場所:AKIBA_SQUARE
- 入場料:無料
「メガホビEXPO 2022 NEW DOT」においてコトブキヤ一押しの商品が、「ARTFX J チェンソーマン」だ。会場で企画者からそのこだわりを聞いてきたのでフィギュアの魅力を紹介し、合わせてフィギュアのディテールに迫っていこう。
フィギュアのモチーフは藤本タツキ氏原作のアニメ「チェンソーマン」の主人公デンジが「チェンソーの悪魔」の力で変身した姿。頭と両腕のチェーンソーで敵を切り刻む。死んでも復活する不死身さも持っている。デンジはこの力を使ってデビルハンターとなる。
「ARTFX J チェンソーマン」は変身したデンジの凶暴な活躍を想像させるフィギュアとなっている。今にも襲いかかりそうなポーズにはこだわったとのこと。そして原作での重要な要素である"血"の表現は特に見てもらいたいポイントだという。
そのチェンソーで敵を切り刻んだデンジは返り血を浴びている。右腕部分の血の表現が顕著だが、よく見ると頭ののこぎりの先端部分、ベルトのバックル、靴の先などに血がついている。特に靴の血は拭ったような生々しさだ。
これらの塗装はエアブラシなどの吹きつけでは表現できない。1つ1つ工場で手で塗ることで表現できるという。ぞっとするほどリアルで生々しい血の表現は「チェンソーマン」という作品にマッチする。細かくフィギュアをチェックしてもらいたい要素だ。
もう1つ、顔の造型にもこだわりがある。「チェンソーの悪魔」へと変身したデンジは頭そのものがチェーンソーのようになっているが、マスクのような赤い部品の奥には"目"がある。フィギュアでは接着されているがきちんと赤いカバーの下の顔まで造型した上で、パーツで隠しているとのこと。このほか首回りなど、ディテール表現の細かさは必見である。
顔の部分で造型にさらに驚かされるポイントとして「歯」がある。補足長い歯がかみ合った顔をしているが、これは1パーツを削って表現しているのではなく、上下が別パーツで、歯は一本一本細く鋭く造型され、その上でかみ合わせがしっかりするように設計されているという。
「ARTFX J チェンソーマン」は、凶暴なキャラクターをどう表現するか、企画や設計で強くこだわっているフィギュアだ。さらに今後発売する「ARTFX J マキマ」と「ARTFX J パワー」とのバランスも考えている。企画者は「ぜひ3体を並べてください」と語った。
© 藤本タツキ/集英社・MAPPA