東京マルイ、バイオBB弾6点について景品表示法の措置命令に基づき謝罪

　東京マルイは3月10日、「弊社製品の表示に関するお詫びとお知らせ」をホームページにて公開した。

　これは、2022年末に消費者庁が行なった「生分解性プラスチック製品（以下バイオBB製品）」に対する景品表示法に基づく措置命令に関するもの。「使用後に地表に落ちたままでも土壌中や水中の微生物によって水と二酸化炭素に分解される」という表記が問題とされており、以前には「パッケージや説明文などの表示を削除」に加え、「対象製品を生産終了」をアナウンスしていた。

　今回の「弊社製品の表示に関するお詫びとお知らせ」では、該当する同社のバイオBB製品「最上級SURPEROIR 0.28gBB」、「ベアリングバイオ0.2gBB」、「ベアリングバイオ0.25gBB」、「パーフェクトヒットバイオBB0.2g」、「パーフェクトヒットバイオBB0.25g」及び「パーフェクトヒットバイオ0.12gBB」の計6商品について、「あたかも、使用後に地表に残されたままでも土壌中や水中の微生物によって水と二酸化炭素に分解される生分解性等の生分解性を有するかのように示す表示をしておりました」として、実際のものよりも優良であると誤認させる表示であり、景品表示法に違反するものだったとして謝罪した。これは景品表示法第7条第1項の規定に基づく消費者庁の措置命令（令和4年12月21日付け）に従った周知案内となっている。

　今後東京マルイは、「措置命令を真摯に受け止め、表示に関するチェック体制を一層強化することで、再発防止に努めてまいります」としている。

　なお、今回の問題となったのは表示の問題であり、商品の不良に関するものではなく、同社は以前の案内にて「土壌中に放置したものについてはBB弾の劣化・崩壊を確認している」と発表している。また、Amazon/楽天においてはそれぞれプレミアム価格となっている弾もあるため、購入する際にはよく確認していただきたい。

□「弊社製品の表示に関するお詫びとお知らせ」のページ